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テツコ さんの投稿された作品が10件見つかりました。

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  • 君の彼女 2

    『そっから落ちても絶対死ねなくない?痛いだけじゃん?それに下走ってる車にも迷惑かけるよ。』うん。ごもっとも。彼は今から死のうとしているアタシに冷静な事を言った。とっさにアタシからでた言葉は。「かっ…勘違いしないでよ!飛び降りるつもりなんてないわよ!アタシが死のうとしてるなんて勝手に決めないで!」えっ?アタシなに言ってんだろ?誰がみたって自殺しようとしてる子にしか見えないのに。こんな所にただ立って
    テツコ さん作 [290]
  • 君の彼女

    あっ…雪だ…思わず呟いた。田舎にいたころは冬になると雪なんて腐るほど見てきた。痛いくらいの寒さに嫌気がさしていたのに。東京にきて早4年。雪を珍しい者に感じてしまうようになったんだなぁ。ラスト一本か…。セブンスターの香りがアタシを癒した。ふぅ…。今日はこの冬一番の寒さらしい。吐く息と煙草の煙が混ざってる。吐いても吐いても白い息が煙みたいに出てくる。何だか少し楽しくなってきた。煙草をすいおわった。よ
    テツコ さん作 [324]
  • アタシと金と東京と8

    小さい頃描いていた未来像と今のアタシはかけはなれたものだ。皆そうかもしれない。まさか夜の仕事やましてや体を売る仕事をするなんてちっとも思ってなかった。小さい頃夢はいくつかあった、最初はお花屋さん、次に漫画家や声優、美容師と保育士…。どれも女の子なら憧れる職業。人生をやりなおせるなら、もちろんやり直したい。だけど現実逃避していたって何もはじまらない。だからアタシは単純にお金を稼ぐ方法にキャバクラを
    テツコ さん作 [309]
  • アタシと金と東京と7

    稼がなきゃいけなかった。キャバクラで働くのはその店で三件目だった。でもその前の二件はバイト感覚で週2くらいでやっていただけだった。本格的にキャバ嬢ってのはその店、通称Fが最初で最後だ。アタシは東京に出てきて一番学んだことは、お金の恐ろしさだと思う。人間はお金が全てじゃないとか、お金が無くても愛があればいいとか綺麗事を言う。確かにお金が全てなんて寂しい。だけどお金は全てに絡んでいく。悪い方に絡んで
    テツコ さん作 [335]
  • アタシと金と東京と6

    電話を切った後、少しの間嬉しい気持ちと不安な気持ちと、複雑な気持ちで心がごちゃごちゃになっていた。そして彼に伝えなきゃいけないことを手紙に書いた。でもAVの事は書けなかった。絶対に言えない。誰にも言いたくない。アタシだけの秘密だ。嘘はつきたくないけど、アタシの中では消したいことでもし誰かにバレてもアタシじゃないって絶対否定する。死ぬまで誰にもバレないようにしようと思う。その他にも彼が傷つくような
    テツコ さん作 [315]
  • アタシと金と東京と5

    『今日遊んだり、この前遊園地行ったりしてさ、二人でいるとすっごい楽しかったってかさぁ…』「うん…」『付き合ってください。』やっぱり告られた。すごくドキドキした。ちゃんと告白されたなんていつぶりだろう?よく考えたらこんな風にちゃんと告白されたことは今まで無かったのかもしれない。本当にドキドキした。素直に嬉しかった。『本当は直接言いたかったけど恥ずかしくて言えなかった。』「ありがとう…」アタシはドキ
    テツコ さん作 [297]
  • アタシと金と東京と4

    なんかデートみたいで嬉しかった。彼はアタシにワクワクする気持ちを久しぶりに思い出させてくれた。そんな感じでお台場をでて都会から東京の外れにある家へ帰った。その日も彼はアタシを家まで送り届けてくれた。部屋に着いてすぐに「今日はありがとう」ってメールした。その頃夜型人間だったアタシは寝れなくて、日記に今日の楽しかったドライブとお台場の事を書いていた。書いてる途中に電話が鳴った…さっきまで一緒にいた彼
    テツコ さん作 [312]
  • アタシと金と東京と3

    やっぱり後悔した。親や友達にバレたらどうしようって不安もよぎった。でも現金で三万もらえたんだし!って自分に言い聞かせた。迎えにきてくれた彼の車に乗り込んだ。東京で一人暮らしをして免許もないアタシはドライブなんて滅多に出来ないから車はワクワクした。車は首都高を走っていた。道路がすいていたから気持ち良く進んだ。東京の夜景はやっぱり綺麗だ。首都高からのレインボーブリッジとお台場が見えるところは最高に綺
    テツコ さん作 [295]
  • アタシと金と東京と2

    pm9:00ころ帰りの電車に乗った。そういえば、ずっと携帯見てなかった。メールがきてる。『今日暇だったら遊ばない?』みたいな内容だった。アタシは「返事遅れてごめん。良いよ。でも10時すぎからでも平気?」って返信した。『うん。じゃあ、10時に迎えいくね。』ニコニコ顔みたいな絵文字に癒された。こんな嫌な事をしてきた後だけど、その後だからこそ気分を晴らしたかった。調度良いタイミングだ。10時に待ち合わ
    テツコ さん作 [317]
  • アタシと金と東京と

    人生にはターニングポイントというものがある。アタシの22年間という短い人生の中にもターニングポイントはあったと思う。アタシの中での一番のターニングポイントやらはズバリ上京したとき。18歳の時だと思う。東京といえば、夢を持った若者たちが沢山集まっていて、お洒落な人や素敵なお店にキラキラの夜景。ギャルがいて、セレブがいて芸能人がウロウロしていて…それが田舎から出てきた小娘の想像。無論、アタシの東京の
    テツコ さん作 [351]
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