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ちぃ☆ さんの投稿された作品が10件見つかりました。
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依存症。?
「なにそれ…」「ひどい事言ってるってのはわかってる。でもわかってほしいんだ、俺の気持ち。愛が好きだよ?」優はそう言って、キスしようとした。「やめて、待って。意味わかんない。じゃあどーすればイイの?二股を認めろってコト?」「…二股っていうか。とりあえず今すぐマユと別れることはできないカラ、このままマユと付き合う。でも、俺マユに嫌われるよーに付き合って、早く振られるように仕向けるカラ、別れるまで待っ
ちぃ☆ さん作 [153] -
依存症。?
何ともいえない、不思議な気持ちがこみあげる。不安なのか、期待なのか、少しためらったが、電話に出てみた。「愛?今、家?」「え…う、うん。」普通すぎる優の態度に少し戸惑った。「今カラちょっと行ってもイイ?」「え…う、うん。」「じゃ、すぐ行く。」思いもよらない優の言葉に考える暇もなく返事をしてしまった。―――何、どういうこと?しばらくして、優が現れた。「お邪魔しまーす。」「あ、うん。」何となく構えてし
ちぃ☆ さん作 [142] -
依存症。?
「は、オマエ意味わかんねーよっ!」「だから拓には関係ねーだろっ!」「でもっ!」「やめてっ!」黙っていた愛が叫ぶ。「拓、もおいーよ。優、もおいーよ。わかった。でも納得いかないカラ殴らせて。」「…スキにしろよ。」バチーン。これでもかというくらい勢いよくビンタした。一発じゃ気がすまない。何度も何度も何度も。「愛、もうやめろよっ!」拓と幸にとめられ、またその場にしゃがみこみ、泣いた。「気、済んだ?拓
ちぃ☆ さん作 [147] -
依存症。?
「××公園で話そう。あそこなら人もあんまいないし。」公園に向かう途中愛は拓に電話し、泣きながら成り行きを話すと、拓も合流してくれることになった。公園につき、沈黙を破ったのはその女の子だった。「ねぇ、優介クン…ちゃんと説明して?」「マユ、ゴメン。愛とは別れるつもりだったんだ。」「え…」「愛、そーゆーことだから。今この場で別れてくれ。」「な、なにそれ?」優に掴みかかる。「何で?納得いかない。ちゃん
ちぃ☆ さん作 [149] -
依存症。?
頭の中が真っ白になった。だけど、パニック状態になりながらもその子と交わした会話やその後のコトは嫌と言うほど鮮明に覚えている。「いつから付き合ってるの?」「二週間位前から…」「どっちから?優が言ったの?それとも?」「はじめは私が…でも彼女がいるからって振られました。だけど突然、別れたんだけどどーしたい?って言われて…」「そっか…」「あの、もしかしてまだつきあ…」「やったの?」「え?」「言いたくな
ちぃ☆ さん作 [138] -
依存症。?
優は一緒にいた女の子に耳打ちすると、また笑顔にもどってどうしたの?と訪ねてきた。女の子はわたしと、おいかけてきた幸に一礼すると近くのコンビニに入っていった。「誰、あの子?」「何してたの?」「何で携帯繋がらないの?」思いつく疑問を次から次へとぶつけた。「ちょっとまてって、何か誤解してるでしょ?あの子はただのバイトの子で、飯食ってたの。それにさっきまでもう1人いたんだよ。携帯は…圏外だったのかな
ちぃ☆ さん作 [169] -
依存症。?
「楽しかったねー!」「なっ!愛も幸も歌ウマすぎだし!!」「そんなことナイ、普通だってーね、愛?」「え、あ、う、うん。」カラオケが終わり外に出てみると、あたりはすっかり暗くなっていた。相変わらず、優の携帯は繋がらないままだし、なんどかメールしたのに返信はない。―――どうしちゃったの?優…。「優のコト気にしてんだろ?大丈夫だってーもし連絡あったら言っとくし、な!」「うん、ありがと…」拓はやっぱりイイ
ちぃ☆ さん作 [155] -
依存症。?
「おかけになった電話は、電波の届かない所にあるか…」「まただ、どうして?でも今日は拓達と遊ぶって言ってたし。」拓は優と愛の共通の友達で、とてもイイ奴だ。まぁ、心配はナイだろう。それに今日は私も幸と買い物だし。気にしないことにしよう。「やばーぃ、買いすぎ!」「ね、金欠だょー」「これからどうしよっか?」「うーん、カラオケは?」「イイね、決まり!」一時間待ち。―――だるいな。優達は今頃何してるのかな。
ちぃ☆ さん作 [189] -
依存症。?
優にハマッて行くのに、時間は必要なかった。これが本当の恋愛…そんなコトはよくわからなかったけど優のコトしか見えなくなっていく自分がいるのがわかった。優の世界に引きずりこまれて行った。「優、大好き!」「ずっと一緒にいよう?」「優がいれば何もいらない!!!」ちょっと前の自分なら、そんなコトを言う奴が気持ち悪い、馬鹿だ、とさえ思っていた。だけどわたしの世界は、完全に優の手によって支配されてしまった。は
ちぃ☆ さん作 [218] -
依存症。?
あの頃は、恋に恋してた。バカみたいに、色んな男に溺れてた。好きって錯覚して、付き合って、Hして、別れて。そんなコトばっかり繰り返してた…あなたに会うまでは…「ねぇ、彼女いないの?」「じゃーあたしと付き合ってよ!」「だってスキなんだもん。」口ぐせのよーに吐き出される深い意味のナイ言葉。軽い女?そんなの関係ナイ。誰にも迷惑なんかかけてナイ。今が楽しければイイ。淋しさを紛らわせてくれればイイんだ。だ
ちぃ☆ さん作 [245]
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