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クロウ さんの投稿された作品が16件見つかりました。
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その後……?
「なんで…それを??」「紗英ちゃんは本当に何も知らないんだね。」「……え???…」ガタッ…志帆は部屋のタンスの一番上の引き出しを指差した。「あの人のよ」「この引き出しはあの人が使っているの…あの人荷物がすくないから引き出しひとつでいいの」写真には男が写っていた。志帆と一緒に……。茶色っぽくて癖が少しついた髪。笑う顔が切ないくらい優しい男性だ。「志帆さんの知り合いなんですか??」「ええ。大事な人」
クロウ さん作 [360] -
その後……?
その沈黙は,どこか優しい沈黙だったと思う。「怖い…ですよね?」「怖い??」「私は殺人鬼です。」「見えないよ」くすッ…笑い声…微かに志帆の笑い声が部屋に響いた。「あなたが本当に?」「ええ…そうです。」信じてくれていない??私は見た…赤いナイフ,青い顔。――死―――\r「信じてくれないんですか??私のいった事。」「信じてるよ。」何かをさとしたような笑顔を志帆はみせた。「だって…紗英ちゃんが……た…は
クロウ さん作 [440] -
その後……?
ズボンもロンTも私の体にぴったりだった。「紅茶とコ―ヒ―,どっちがいいかな???」「ん―,じゃあ紅茶で」まるで,若い女性2人のたわいない会話のようだ。でも実際は,殺人鬼とその知り合い…なわけだが。私は今のこの時間を大切にしたいと思っていた。「はい!紅茶ッ」「いいにおい…ありがとう…美味しそう」「普通だよ。」「いただきます。」「……………」何故か沈黙が流れていた。私は今言わなければいけないな…と思
クロウ さん作 [466] -
その後……?
静かに…時間は流れていった。でも確実に私の最後に近づいている…。バタバタ…「紗英ちゃん!はいッ!!これを着てね。」淡い紫のロンTを志帆は持ってきた。「ありがとう…」いつのまにか,私の目からは,涙が溢れていた。「いいの!いいの!これくらい。あと,ズボンも持ってくるね!!」「うん。ありがとう」―笑顔―\r自然に出てきていた。素直に嬉しかった。
クロウ さん作 [387] -
その後……?
外は雨だ…。そのままにしておいた顔の血は,自然に流れた。ちょうど彼女の家の前まで来たところだ。ぴんぽ―ん♪\rインターホンを鳴らす。なるべく早く出てきてほしかった。―奥村志帆―\rそれが彼女の名前。友達の友達で何回か遊んだ事がある仲だ。彼女なら大丈夫だと私は思っている。ガチャ…「はい。どちら様でしょうか??…あ!!!」「樋村紗英です。」「紗英ちゃん…よくきたね。入って!!」「ありがとう。志帆ちゃ
クロウ さん作 [468] -
その後……?
―貴方は神だ―\r私は,まだ自分の置かれている立場を彼女に話してもいないくせに,そう思っていた。「私の…罪…」「えっ??なに??」「私はきっとじきに貴方に恨まれるわ……」カラン…私は話ながら,殺人の現場からでていた。「やってはいけない事を沢山やったの。」「………」カツン…カツン…階段をゆっくり上がる。「どこにいるの??」「いえない。」「……そう…じゃあ外で話して。何処かで待ち合わせましょう。」「
クロウ さん作 [421] -
その後……?
ルルル…ルルル♪♪ピッ!!ガガ…………!!「もしもし??」「!!」電話にでたッ……。でも,本当にあの人かは分からない。もし,違っていたら…ヤバイ。「あの―,誰ですか??」「……ひ…むらです。」「………………」やっぱり違う人なのか???「樋村…紗…英ちゃんなのかな??もしかして。」…!!あの人だッ!!!!「そう!私!!樋村紗英!!ありがとう気が付いてくれてッ!!!」――安心感――それが心を支配して
クロウ さん作 [355] -
その後……?
―樋村紗英―\rそれが私の名前だ。年齢はあまり言いたくないが,22歳になる。もちろん,殺人は初めて。この歳だし当たり前かもしれないけど。小さい頃は,自分が人を殺すことになるとは思わなかったのに……。だって,普通に生きてきた。誰よりも普通に生きてきた…はずなのに!!悲しいことに一瞬で,殺人鬼なってしまった。そして助けて欲しかった誰かに………あの人に………携帯電話のボタンを押して…私は目をつぶった。
クロウ さん作 [392] -
髑髏×ハ―ト
「ハ―ト目の髑髏??」あたしの学校で最近流行ってるハナシ,皆知ってるハナシがコレ!!!アクセサリ―ショップ 「髑髏屋♪♪」あたしらの学校の近くににあるショップで結構人気があるらしい。たくさんおまじない系の品物もあって,その中の一つが「髑髏ネックレス」一番人気の商品だ。ネックレスはメッキで,髑髏の顔。結構可愛い。っで,,ネックレスは約200個作られたらしいんだけど,その内の10個だけ髑髏
ブルー さん作 [377] -
限られた2 そのに
――それを信じることができれば2人は助かる――夕月が見た夢のなかで,ある知らない女性がいっていた言葉だ。「誰のこと??2人って」助かるって事はその2人は大変な状態なのかもしれないなぁ……。でも誰か分からないんだよ??どうすれば……。気が付けば,,もう確実に遅刻の時間だ。「学校は昼から行こう」夕月はまたベッドに潜りこんだ……
ブルー さん作 [372]
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