携帯小説!(PC版)

トップページ >> kana さんの一覧

kana さんの投稿された作品が25件見つかりました。

 
  • sky ?

    サンルーフがついてるセダンは彼がヒトリで乗るには十分すぎるくらいで。小綺麗な車内には余計なモノが置いてない、シンプルさがワタシと似ていると思った。“夜ね飲み過ぎたトキにたまに車で寝る、そのトキ、サンルーフが空の一部を切り出して…それを見ると癒されるんだよ。”“ヒトリでも、なんか安心するとか。”“フフフ(笑)”ワタシが話すと笑って返事してくれるのが心地よくて、人見知りなキモチが消えてくのがわか
    kana さん作 [317]
  • sky ?

    待ち合わせの場所へ早くついたワタシは、車の中から見える空を眺めていた。夜七時だというのにまだ明るい夏の空を眺めていると、吸い込まれそうなくらい気が遠くなる。“何人のヒトが今この空をみてるんだろ…”ふと目線を横へ向けて駐車場の向こうにヒトを見つけた。“あのヒトも空を見てる。”なんだか不思議とココロが軽くなった。すると、ユウコからメールが来た。ナオくんです。ミカと気が合いそうなので紹介するね。ナオく
    kana さん作 [317]
  • sky ?

    “ミカ〜今日ご飯食べに行かない?”“いいけど…ユウコと二人って珍しくない?”うちらは同じ短大の同級生女の子五人でつるんでた。中でもユウコとは、あまり…個人的に居るほうではなくて。だけどなんとなく嬉しくて、思わずOKしていたワタシ。まさか、それがワタシの恋愛に影響するとは…まだわからずにいた。
    kana さん作 [355]
  • air ?

    それから数年二人の葛藤は続いた。一見、普通の生活だがワタシは何度か悩まされるような彼の言動にココロを痛めては情緒不安定になったりもした。仕事はお水。週末だけになった。それには、彼も賛成しているようだった。仕事について一切口を出さないが、昼間の生活にしていきたいように見えた。お水歴8年。デビューも遅かったし、バリバリ指名とってたのは、奇跡みたいな。今も指名客はいるけれど、もっとフランクに接
    kana さん作 [213]
  • air ?

    変わり果てた姿のワタシの第一子…死産……戸籍にも載るコトのなかったワタシの息子お骨になった孫を亡くなった両親は受け入れてくれてるだろうか?分骨?まぁ父親はアナタ。半分の権利、どうぞ。もう、争いたくもない。けど…けどね、ワタシ乗り越えたつもりだった信頼していたからホントに二人は空気みたいな存在そう思えてたから。権利とかどっちが悪いとかスキとかそういう誓約みたいな何か越えてもっと向こう側ワタシは見て
    kana さん作 [207]
  • air ?

    “大切にするよ!スキなキモチは変わらないよ!だから何処へも行くな…行かないでくれ……もう…誰かが死ぬのが嫌なんだよ。怖いんだよ。悪かったよ、メールも。信じてほしいなんて言わないから、死ぬのはやめてくれ。あのコと連絡とらない、約束する。”“それと、別れるトキは分骨してくれ。”二人で泣いてた。彼の涙を初めて見た。どうしていいかなんてわからなかった。この先を占うモノがあるなら勝手に誰かがこっちなんて示
    kana さん作 [189]
  • air ?

    車を走らせた。深夜のドライブと言うには悲しすぎる現実に包まれてた。ケイタイが奏でる聞き馴れた音…ココロの容量いっぱいだよ。傷つきたくない誰も責めたくないキレイゴトかもしれない?正しくなくたっていい道を選んで、同じ空気吸ってそれはただの見せかけだとしたら…教えてください……アナタは何がしたかったのですか?罪滅ぼしのつもりならそんなもの………そんな……ワタシは部屋に戻ってた。台所へ行くと包丁を
    kana さん作 [200]
  • air ?

    涙が出るには少し時間がかかった。たぶん勝手に状況把握拒否してたんだろう。“スキならいいんぢゃない。”咄嗟に出たコトバだった。そのトキの彼の反応なんてどうでも良かった。失うモノもないし。ヒトリで生きてくには頼りないワタシだけど、ただ、もうこれ以上傷つくコトもないでしょう?ココロもカラダも。神様も世の中もワタシのコトキライなら仕方のないコト。それでもアタマをよぎる…ワタシに魅力がなかった?だった
    kana さん作 [192]
  • air ?

    2年が過ぎた頃ワタシは相も変わらずお水で彼も環境の変化はなかった。ワタシが仕事を終えて帰ると部屋の灯りがついたままうたた寝する彼がいた。布団をかけようとした、そのトキ打ちかけのメールを見てしまった。“気になるんだ初めて会ったトキからそういう存在になってた”相手はワタシの後輩。ショックというよりワタシの中でスゴク大切で信頼していた、ワタシが何より守りたかった何かを一瞬で壊された瞬間だった…。神様
    kana さん作 [181]
  • 茜空

    夜明け前茜空キミは知らない空キミを送った帰りいつの間にか通い慣れた道車の窓越しヒトリで見る空にもやっぱり慣れてたキミはもう寝ついただろうか眠りの中ボクは居れたらいいのに大切に想うからもう少し一緒に…とは言えない朝が近い考えても仕方ない茜空が消えぬうちに帰ろう
    kana さん作 [181]
 
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス