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kana さんの投稿された作品が25件見つかりました。
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air ?
少し距離を置き始めてた。でも、たまには彼のアフターにはついていった。飲んだり、歌わない彼が歌うのを見て嬉しかったり。そんな時間を過ごしては彼の部屋へ泊まるコトもあった。泊まっても、抱き締められてもそれ以上は拒んでいた。“付き合おう。こんな風に想うのはヒトリだけだし、体を重ねたいって思うもスキだからだよ。今まで言えなかったのは、一緒に居るのが当然だったから。他のヒトなんて考えられない。だから拒まな
kana さん作 [274] -
air ?
ある日彼が突然お店にやってきた。“ご指名してみた”ワタシの顔を見ると赤くなってこっちまで緊張した。それを機に彼がお店に来るようになった。もちろん、普段も会っていたけれどお互いに飲むのが嫌いなほうではなかったし、なによりワタシと離れたくないみたいだった。営業したわけでもないし、普段も会えるのに。ワタシは彼を想うキモチと離れなければというキモチを秤にかけて忘れるようにするつもりだった。というのも、そ
kana さん作 [284] -
air ?
それから二人は時間の合うトキはほとんど会っていた。彼が交代制の仕事だったため時間が合いやすかった?のか。とにかく会う時間が増えていった。初めて彼と体を重ねたトキ“お水のコってもっと遊んでるのかと思った”て思われるのも仕方ないけどワタシみたいなタイプは特に何も。違うけど、自分から敢えてなにも言わなかった。ワタシにとってはそんなのどうでもよくて。ただ、彼の冷たい手がなぜだか心地よく感じた。スキにな
kana さん作 [295] -
air ?
次の日メールがきた。昨日はありがとう。家近いんだよね?ランチでもどう?すぐに誰だかわかった。昨日のヒト。いつもなら店以外の誘いにはのらないが、珍しく興味を持ち始めていた。メールがきて内心嬉しかった。久しぶりのドキドキに流されるまま、再会のトキはやってきた。待ち合わせ場所には小綺麗なベンツが停まっていた。ワタシを見つけたのか窓が開く音がして、彼が“どうも”と目を合わせると助手席へと手招きして
kana さん作 [295] -
air
ワタシがお水デビューして半年が過ぎた頃だった。いつもはフリー客につけてもらえないはずがその日はつくことになった。気紛れな上司にあきれながらワタシは待機boxから動き出した。三人組の一番手前のヒトにお辞儀をして、横に座った。時間制キャバクラ。カラオケとビールは別途いただきます的な時間が流れワタシのついたヒトは歌も歌わない、普通っぽい感じのヒトだった。だからって暗い性格なんぢゃなくて、他の二
kana さん作 [441]