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しんともさんの投稿された作品が84件見つかりました。
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私は泣きません
泣いてもいいよと言われても なかなか涙が出てこないんですほんとに辛くて 悲しくて 一番泣きたいのは自分なんですけどただ泣けないわけじゃないんですただ負けたくないだけなんですだって悔しいじゃないですか馬鹿にされたり 自分が弱いと思われたりするなんて自分で自分を褒めたいんです生きている事を否定したくないんです私は泣きません 私は泣きません泣きたい時は泣いてもいいよと言われても私はただ生きていくんです私
しんともさん作 [509] -
smallworld
本当の自分をとても小さく見せて少しでも傷を小さくさせるよ僕はこの世界をずっと自分の為に使って自分の為に涙を流してる幸運とも呼べない幸せに満足しているこんなんじゃ嫌だって思うかい自分を嫌いになれるかいそんな事ずっと前から知っているよと言いながらまた小さくしているこの世界を小さくするんだよ
しんともさん作 [509] -
ひとりのせかい
幸せはなにもない夜空に一瞬だけ現れた流れ星涙が出るくらいに悲しくてもう一度やり直したいくらいのワガママ流れ落ちたらまたなにも無い空に戻った悲しみに暮れまた同じ時間に同じ場所でなにもない空を見ながらずっと待ち続ける生き物とても醜い姿で 誰にも愛されないこの世界で
しんともさん作 [501] -
ロード
今はまだ存在もしない明日という世界目を閉じるだけで 魔法みたいに何もかも消えてこの世界に現れるとても自分勝手なものだこの時間はいったい何だろう今は何のために存在しているんだろう価値なんてない 理由さえもないもしかしたら世界はリセットされているのかもしれない人は1日の命しかないのかもしれない今はまだ存在しない明日という世界で
しんともさん作 [542] -
強いる
寂しいことなのかもしれないけれど幸せな事なのかもしれないそういう人間なのだからそこが自分の居場所になってそこに幸せがあるでもまるで楽しんでいるよう今の暮らしをそんな人間じゃねーよそんな人間じゃねーよずっと望んでいる鏡の中を覗きながら本当の自分はここにしかないんだと言い聞かせて
しんともさん作 [555] -
髄まで愛した一生#2
狭い階段を一段降りる度に、ふわっと、心臓に巻き付いてきた。それはやがて、声となって現れる。『ここは怪しい。引き返せ』一瞬の好奇心は、いつものように、自分自身で抑えつけようとしていた。しかし、そんな思いとは裏腹に、その足は歩みを止める事はなかった。普段ならとっくに引き返していたろう。いや、この階段を降りる事さえしていなかったろう。適度に回ったアルコールが、自制心を麻痺させていたのか。それとも好奇心か
しんともさん作 [700] -
髄まで愛した一生 #1
誰かが否定した。僕は女を好きになった事がないのだと。確かに僕は、自分から積極的に恋愛がしたいとか、彼女が欲しいとか、思った事がない。て言っても、別に恋愛をしたくないって訳じゃないよ。相手が好きだと言えば、容姿が極端に悪くなければ、だいだい付き合う。だって、わざわざ相手を傷付ける必要もないでしょ?だからか、1ヶ月くらいで嫌になるよ。相手から。僕は付き合っていくうちに、だんだん好きになっていく。ゆっく
しんともさん作 [619] -
ひと
ひとは馬鹿を見下すそれはしょうがないだって馬鹿なんだ馬鹿はしょうがない才能とか関係ないからひとはね、それを見てひとと言うああ、汚いなんて、不細工だそう、だからひとはひとと呼ぶ君はひとじゃない馬鹿を見下す事もしないずっと優しいきみひとじゃないとても悲しい君はひとじゃないずっと一人だから君なんだああ、それが良い君かはひとじゃないだから好きだ好きなんだよ
しんともさん作 [456] -
良い訳
きっと思い通りの道は簡単過ぎて横に外れた自分を横目で見ているなぞなぞは解けないなかなか自分さえ分からないからそもそも外れてもいないのかもしれない完璧な人間はいないって言い訳をしてこの道が正しいものと思っているどれだけの時間を繰り返したら僕は僕じゃなくなって本当の自分に会えるのだろうどれだけの距離を進み戻れなくなったら僕は僕を忘れて本当の自分になれるのだろうほんの小さな奇跡が大きく変わっていく事を願
しんともさん作 [502] -
ライアーズ
な どんなに虚しい毎日だとしても神様みたいなものが手を差し出してくれることもなくてどんなに辛い毎日だとしても逃げ出すことなんて出来なくてどんなにくだらない毎日だとしても時間 空間 人間関係変える事なんて出来なくてどんなに虚しくて 辛くて くだらない自分だとしても誰も助けてくれないのはお前が分かっているだろうどこにも逃げ場所がないのはお前が分かっているだろうお前は俺を変える事が出来ないのはお前が
しんともさん作 [450]