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アヤミさんの投稿された作品が142件見つかりました。
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焦がれる
今日は月が綺麗星も輝いていて空気がちょうどいいそんな僕の感情君に…どうして僕の感情に触れられないどうして空を眺めて風を感じて僕は独りで哭いている何処にいるの?早く逢いたい君に逢いに来て逢いに行く幾夜の闇を超えて幾千の風に乗って君の感情に触れて僕の感情を容れて
アヤミさん作 [446] -
無題
幼い頃から僕の心の中の水風船少しずつ、少しずつ膨らんである日パンッ と音をたてて弾けた僕の 涙になって僕の 血になって流れる 流れる 流れる僕だけの力じゃ…誰か 誰か 誰か僕の滴る涙を僕の零れる血液をすくって救ってほしい…
アヤミさん作 [470] -
狂気の演奏会
僕のこめかみに銃口を押し当てて首を傾げて最高級の笑顔狂気に支配されてゆく最上級のクラシックが僕の脳内リピート、リピート、リピート僕のメロディーに歓喜ブラボー、ブラボー、ブラボー拍手喝采…!!!うやうやしくお辞儀して引き金をひく狂気が僕をステージに導くまた、緋色の幕が上がっていく最高級の笑顔で鏡に映る 君を僕のステージに招待しよう
アヤミさん作 [430] -
人間の証明
"恐怖"が何処に棲んでるか知ってる?僕の、頭の中だよ。君も同じなの?自分じゃない、誰かのためを想うことを人は遥か昔、"愛"と名付けた恐怖と正面から向き合うことを人は遥か昔、"勇気"と名付けた愛を手に入れて勇気を手に入れて人は"強さ"の意味を知った"強さ"の種が何処に埋まってるか知ってる?僕の、心の中だよ。君も同じだよ
アヤミさん作 [506] -
怨み歌
煙燻らせ殿様が下座の醜女に言ったんだ金にもならん妾にもならん首でも括って消えてくれ醜女は その晩首を括った腹を斬った誰かが聞いた裏井戸かすかに軋む音ボチャンと水の跳ねる音殿様 井戸に浮いていた醜女はそれ見て知らん顔上座で殿様 悠々と下座の醜女に言ったんだ金にもならん妾にもならん舌噛み切って消えてくれ醜女は その晩舌を斬った首を絞めた誰かが聞いた屋根裏かすかに軋む音バキッと板が割れる音殿様 上から
アヤミ さん作 [594] -
後悔
煙草に火をつけるたび思い出すよ君の言葉あの時の喧嘩煙を吐きながら苦笑してしまう僕がいつも悪かったね今になって やっと…灰を落とすたびに思ってしまうよ僕たちみたいに砕けていくから僕がいつもワガママだったね今になって、やっと…街で君の香水とすれ違った君だと思った重症だな…空気みたいと思ってた透明な存在じゃなくて君がいないと苦しくなる
アヤミ さん作 [521] -
手鞠唄
目隠し、手錠で綱渡り誰かがそっと彼女の背中を押したんだ闇から闇へまっ逆さま僕は見たよはっきり見たよ彼女の口元 笑ってた夜通し、遊んで神隠し誰かがきっと彼女を部屋に閉じ込めた闇から闇へまっ逆さま僕は知ってるちゃんと知ってる彼女はいつも狂ってるすべては彼女の猿芝居
アヤミ さん作 [570] -
星空
何処かに走っていったあの星たち夜の丘に寝ころんで空を眺めて僕に何か伝えようとでも遠いから…小さな小さな星が考えて、考えてモールス信号僕に送るんだキラキラと光を放って無音の会話最後に約束したんだまた此処に来るよ君に逢いに
アヤミ さん作 [522] -
COLORs
白いシャツにインディゴブルーのジーンズで虚ろな目で風になびいてる髪笑ってしまう僕はシャツほど白くはなれないからインディゴブルーほど鮮やかでもないから緑の木々が揺れる桜は散って淡いピンクの絨毯で眩しくなる僕は緑ほど爽やかじゃない淡いピンクほど儚くはないあの透明な空が僕を誘うから灰色のビルの屋上で両手ひろげて飛び立つんだ白とインディゴブルーがほら無色の空を目指して
アヤミ さん作 [424] -
歓楽
逃げたい逃げたい貴方から走って走って辿り着く目を覚まして隣で貴方が寝息をたててる記憶はないの身体が貴方を覚えているの私の中の秘めた花花弁が堕ちて息が漏れる涙がこぼれるどうしてどうして離れたい快楽の渦に私の花弁が堕ちてゆく汚ない汚ないこの身体涙がこぼれる快楽の歓びと堕ちてゆく花弁哀しくて愛しくて
アヤミ さん作 [417]