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マリッチ さんの投稿された作品が7件見つかりました。
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遠すぎた青空?
ある 私の休日 ヒロは仕事だった。知り合いのいない私は ふと『パソコンで私のアドレス作ろうかな…』と思い、パソコンに向かった。ヒロのアドレスに数件のメールが届いていた。悪いとは思いながら 恐る恐る開いてみた。『この間は久々会えてうれしかったよ。また、会えるといいな…リナ』『ねぇ、どうして返事くれないの?…リナ』『ねぇ、ヒロ会いたい、返事ちょうだい…リナ』リナって…いつかヒロに昔話聞いてた
マリッチ さん作 [296] -
遠すぎた青空?
子供達を 夫の元に置いてきた 母としての私の胸は痛んだ…ヒロが仕事に出掛けている時は 一人切なく、子供のことばかり考えてしまうのだ。そんな思いをヒロに見透かされぬように私は明るく振る舞った。結婚当初は、わけもわからず、頭のいい夫を尊敬し、それを愛と勘違いした日々だった。しばらくすれば、エリートの道を歩んで来た夫は高卒の私を何かにつけ、見下す言い方をしてきた。そのくせ、ヤキモチは人一倍強い。
マリッチ さん作 [256] -
遠すぎた青空
管理人さんへ12月6日分の投稿は削除お願いしますm(__)m5日分の投稿 削除されたと勘違いしてしまったので…(>_<)5日投稿分が二回目としてくださいマリッチ
マリッチ さん作 [355] -
Slow Walker
『お願いだから 一回だけ話、聞いてくれたらいいんだよ』『だから嫌だ、って何度も言ってるでしょ!』携帯の向こうで 懇願する幼なじみのノリ。介護事業所に勤務する私に ノリの会社で介護部門を立ち上げる為に、担当者にアドバイスしてくれと言うのだその為に 飲み会設定する なんて…私には遠距離だが、ヒロという心に決めた男性がいる。どんな事情があろうとも 社外の男性と合コンなんてもっての他、飲み会
マリッチ さん作 [301] -
遠すぎた青空
ヒロは、羽田からそのままお台場に連れて行ってくれた。東京の夜景に酔いしれている私を抱き寄せ、不意にキスをしてきた。『ねえ、奈美…お台場の観覧車に乗ったカップルが、てっぺんでキスをすると一緒になれるってジンクス知ってた?』『知らない…』私は流れる涙を抑え切れずにいた。新宿のビジネスホテルに泊まった次の朝、ヒロが『奈美、一ヶ月だけ、ウイークリーマンション借りないか?お前の旦那とお袋、連絡とってるみた
マリッチ さん作 [299] -
遠すぎた青空
その日は 駅のコインロッカーに荷物を預けて そのままお台場に向かった『お台場の観覧車はねぇ、てっぺんまで行った時、好きなカップルがキスをすると結ばれると言うジンクスがあるんだよ』と、ヒロは流暢な標準語で言った。秋田の地元の高校を出て直ぐに就職した私は、東京に憧れのような物を感じていた。パッと見 決してカッコイイと言えるヒロではなかったが 笑うと、目尻に刻まれた、複数のシワが、とても素敵で
マリッチ さん作 [308] -
遠すぎた青空
羽田空港に到着すると 直ぐに ヒロに電話した『今、着いた…』『そっか、そのままモノレール乗り場の方に来て…』今日で、ヒロと知り合ってから羽田空港は三回めだ。しばらく歩いて行くと 会社帰りのスーツ姿のヒロが待っていた。『久しぶり、よく来たね』そう 言うと 私の真っ赤な旅行カバンを持ち『随分派手なカバン持ってきたんだね』と 苦笑いをした
マリッチ さん作 [330]
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