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キャロルの秘密 さんの投稿された作品が146件見つかりました。

 
  • キャロルの秘密 6

    恵子は古賀のことを知ったきっかけは、友人のバンドとの対バンのときで古賀がまだワンマンでやる以前のことだった。 恵子は古賀の歌を始めて耳にしたとき、今までに感じたことのない衝撃を受けた。 それは何か大きいな温もりというのか、とても心温まる気持ちになった。 それ以来、恵子はすっかり古賀のファンになってしまった。 恵子が古賀のライブに通うこと六回目のときに恵子は、始めて、彼に自分のことを知られたのだ
    キャロルの秘密 さん作 [876]
  • キャロルの秘密 5

    古賀は、高校生を卒業すると、本格的に音楽の道を歩もうと豊島区の千川という町で当時二万円八千円の古びたアパートで一人暮しを始めた。 昼間は、引越しの仕事をして夜は週三回の居酒屋でのアルバイトで生計をたてていた。 それはライブをやる為の資金や古賀が何よりも欲しかったギブソンのギターを手に入れる為であった。そのギブソンのギターを手に入れたのは、彼が十九歳のときだった。 その頃、彼は既に二十曲以上のオ
    キャロルの秘密 さん作 [993]
  • キャロルの秘密 4

    古賀の妻、有子は古賀より三つ年下の三十七歳で古賀がミュージシャン時代に彼が所属していた事務所の広報をしていたのが彼女であった。 古賀と有子は、三年の交際の後、彼がミュージシャンからプロデューサーになった年に結ばれた。 その頃、古賀はミュージシャンとして人気絶頂のときで週刊誌などでは、スクープ記事になるほどであった。それから四年の月日が過ぎている。当時は、ファンや業界から何故という声が古賀に向け
    キャロルの秘密 さん作 [1,452]
  • 涙の絆 25

    それから、家族四人でつかの間、静かなときを過ごした。 肝心の純は病院にいたときのように変わりはない。それを思うと家族皆が何故という思いである。 純はこれから、荷物をまとめて、紹介状に書かれた。病院、それも精神病院に行かなくてはいけない。 「純、何も余計なことは考えるな」父が口を開いた。 「うん。よく分からないけどね、、、」不安はやはり隠しきれない。 母は先程から、涙を拭ってばかりで言葉ばでない
    キャロルの秘密 さん作 [1,091]
  • 涙の絆 24

    紹介状を貰った父は、一度、純と京子を車に乗せて家に戻った。母は心配な心持ちで三人を迎えた。父が先程、病院で医師から言われたことを母に告げた。「そんな!」母は驚きを隠せなかった。純が心配でたまらなかった。ふと涙が込み上げてきた。「いまは医師の言う通り専門家に任せるしかないだろう」父が宥める口調で言う。でもと、母は溢れる涙が止まらない。純がこれから一体どうなるのか未知の世界である。母は、こんな純真無
    キャロルの秘密 さん作 [1,196]
  • 波の絆 24

    紹介状を貰った父は、一度、純と京子を車に乗せて家に戻った。 母は心配な心持ちで三人を迎えた。 父が先程、病院で医師から言われたことを母に告げた。 「そんな!」母は驚きを隠せなかった。純が心配でたまらなかった。 ふと波が込み上げてきた。 「いまは医者の言う通り専門家に任せるしかないだろう」父が宥める口調で言う。 でもと、母は溢れる波が止まらない。純がこれから一体どうなるのか未知の世界である。 母
    キャロルの秘密 さん作 [880]
 
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