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キャロルの秘密 さんの投稿された作品が146件見つかりました。
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夢のようなサマーデイ
あの夏の夕暮れの街角で君の姿を待ってる まるで偶然みたいに言葉をかけてみるけど隠しきれない そんなこと分かってた君だけどただ微笑むだけの優しさが弾む心の何処かでいつでも締め付けられて痛かった 何気なく誘う僕だけど君はすべてお見通しだね こんなちっぽけな僕なのに頷いてくれた夢のようだね 夏ま終わる九月の風が吹いて君と二人歩いた街で 何かがまだ遠く感じていたもう心はセピア色に 誰よりも好きだった
キャロルの秘密 さん作 [624] -
幸せの感じ方
人生、山あり谷ありである。 今の世の中は物が豊富で便利である。しかし、人々の心は本当に豊かなのだろうか。 「幸せはいつも自分の心で決めるもの」確か、相田みつおが言っていた。 やはり、そこには努力したり、汗を掻いたりして得られるものではないだろうか。そして、何より大切なことは、家族や友人と心を通わすことではないだろうか。 働きたくても働けない人や食べたくても食べれない人がこの世界には沢山いる。そ
キャロルの秘密 さん作 [820] -
プレシャス・コンプレックス
言い出せなかった。とても言うことなど出来なかった。「好き」の一言が。 それは、胸につかえたシコリのように。 だけど、ある時、気がついたんだ。このシコリのようなコンプレックスさえ味方にしてしまえば、自分らしくなれる気がした。そして、まず自分を好きになってみようと決めた。 ある時、言えた「好き」の一言が。
キャロルの秘密 さん作 [628] -
もうこれ以上
もうこれ以上綺麗にならないで 愛しい気持ちが壊れそうな気がする 明日のことなんて誰も知ってるはずはないから 君を愛してる今を大切にしたいだけ こんな俺にいつも優しさくれた そんな君が何故か今は切なくて もうこれ以上綺麗にならないで 愛しい気持ちが壊れそうな気がする いつでも遠くからでも君を見つめていたけど 時が流れてく度に離れて行く心が 遠く見える雨で歪んだ君が 消えて行くよ早くその手引き寄
キャロルの秘密 さん作 [656] -
星の数だけ
また君を捜してた終えたはずの恋だったのに 思い出に戻る地図なかったと思ってたのに 瞳に写る君だけが愛しい想い消せない 嘘付けない自分の心にはいつも 誰よりも好きだった理由もなく好きだった 誰よりも遠かったこれ以上離れないで 1パーセントでいいから希望のかけらこの胸に 笑顔で君がいつでも居てくれればいいさ 星の数だけ見つめていたい君のことずっとずっと 星の数だけ愛していたい君のこともっともっと
キャロルの秘密 さん作 [654] -
素敵な恋のメロディー
見慣れた町並みを背に向けて跳び乗った 昼下がりの電車は人影も少なくて 君との待ち合わせ場所へと足速に ときめきと戸惑いを重ねた僕だけど 人込み埋もれた君を見つけた 会えない隙間が嘘のようだね でもこれは夢じゃない 繋がるはずもない君宛てのダイヤルを 受話器越しのその声は確かに君だった 溢れる想いが込み上げてくる 弾んだ話しの続きが今日の待ち合わせの約束 いま輝くよ二人だけの時の中 いま始まる
キャロルの秘密 さん作 [699] -
明日の僕はスーパーヒーロー 2
放課後になり、リョウはユカリが指定した、えんばん公園に行った。 先にユカリは、一人でブランコに揺られていた。 「用ってなんだ?」歩みより、おずおずと尋ねた。 「あの、サトウ君のことなんだけど」 サトウ?サトウ、、あっ、いつも教室の隅で、ぼんやりしている奴だ。そいつがどうかしたのか。「それで?」 「それがタツヤ君達にいじめられてるのよ」 「それで俺に助けろとでも」一瞬、無理だと思った。クラス
キャロルの秘密 さん作 [789] -
君は太陽 僕は月 5
駅前の居酒屋に着くと、馴染みの顔が今日の主役を待っていた。 「涼、お疲れ」「遅いぞ、涼」「待ってました」みんなの声が涼に向けられた。 「どうしたんだ、その花?」孝介が涼の持っている花束を指して言った。「貰ったんだ」涼は、照れた様子もなく言った。 「こいつ、凄いんだぜ。なんか可愛い高校生ぐらいの女の子から、、」 「隆司!」涼は隆司の言葉を強い口調で遮った。 「ごめん、、」隆司が下を向く。 その場
キャロルの秘密 さん作 [754] -
君に逢うために
夕べの電話のことは忘れてくれないか急に急を思い出した訳じゃない どんなにはしゃいでも君は心閉ざして演じきれないまま哀しみが顔を出した 君の面影を君の幻を追い掛けてる訳でもない 心閉ざした本当の君をもっともっと知りたかっただけ いつだって君の特別でいたかった他の誰よりも こんな僕だけどあの頃より強くなることを覚えた 君に逢うために それぞれの明日見つめてるけどただ一つだけ解り合えればいい 素直な
キャロルの秘密 さん作 [754] -
貸してください
「貸してください。あなたの心を」 男は唐突に言った。 心を貸せとは、どういうことだ。 「少しだけでいいんです」 少しと言われてもお金じゃあるまいし。 「本当に、少しでいいんです」 一体、何を考えてるんだ。 「駄目ですか?」 そう言われても。 「この世界には、心の隙間が、ある人が大勢います。私は、それを少しでも埋めたいだけなんです」 成る程。
キャロルの秘密 さん作 [760]