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洋平 さんの投稿された作品が4件見つかりました。

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  • 片翼の僕(第四話)

    景色は変わらなくても歌声だけははっきりと聞こえるでもいくら目を凝らしても姿が見えない歌声がやんだ僕は不安になるあの歌声がもう聞けなくなるのではないかと…今まで何度もその不安に押し潰されそうになった僕はもう肉体の力ではなく彼女に逢いたいという想いの力だけで体を動かしている待っていればまた歌声は聞こえてくるさしかし次に僕に聞こえてきたのは歌声ではなかった「ねぇ、私のこと探してくれてるの…?」驚いて後
    洋平 さん作 [229]
  • 片翼の僕(第三話)

    あの歌声の娘に逢いたい…歌声が僕の心に触れる度にその想いは増していくしかしその天から降りそそぐように聞こえてくる歌声は果たしてどの方角からのものなのだろうとにかく何処でもいいから進むしかない僕は前方に向かって歩いた歌声が小さくなる後退するとまた歌声の音量は戻るそのまま後退した方向に歩を進める少し音量が大きくなったがすぐに聞こえなくなったどうやら娘が歌うのをやめたらしい足を進めるには彼女が歌いだす
    洋平 さん作 [238]
  • 片翼の僕(第二話)

    左の翼がない…翼がない…翼がない…翼がない…大切なものを失ったという現実を受け入れなければならない現実に憎しみすら感じる…よく見るとちぎれたりしているわけではなく根元から消え去っているまるで左側の背中には最初から何も存在していなかったような強烈な悲壮感にうずくまっていると何かが僕の鼓膜を振動させた何だろう…今のは…………また聞こえたさっきよりもハッキリと聞こえる音…というより歌声…?透き通るよう
    洋平 さん作 [247]
  • 片翼の僕(第一話)

    目が覚めた…頭が痛い…ぼんやりしている…異変に気付いた…今いる場所は意識を失う前までみてた景色とは似ても似つかない場所だ…薄暗く湿った空気が漂い、辺りは静まり返っている…自分の息遣いと鼓動だけが聞こえる…足元をみると泥が広がっている…沼…というやつか…とにかく状況がさっぱり理解出来ない…さっきから痛む頭を起こして僕は小さな水溜まりに僅かに映った自分をみる…漆黒の髪と眼に対称的な白い顔、黒の長袖に
    洋平 さん作 [283]
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