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さんの投稿された作品が5件見つかりました。

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  • 海の見える車窓11

    「あの運転手の子、結構イケてたでしょ?嘉代ちゃん興味ない?」昨日、幸一とあんなことがあったせいで嘉代は敏感になっていた。「あ、ありませんよ!!」美早紀はきょとんとした目で部屋へと上がっていく嘉代を見つめていた。嘉代が階段を上がりきって、顔を上げると目の前に幸一が居た。「あ…!きのうは、ごめん」2人の声が同時に響いた。間をおいて2人は同時に笑った。「じゃあ、俺春休み中は親父の手伝い言いつけられてる
    さん作 [174]
  • 雑務部3

    凛は頬を赤らめて挨拶した。「お、お久しぶりです、山ノ井さん」ほのかは幸四郎と凛が両想いなのではと密かに感じていた。「柳副部長、お久しぶりで」つんけんした感じでほのかは挨拶した。自分が幸四郎の彼女だと勝手に思っているほのかは、凛を恋敵だと勝手に思っていた。「ほのかさん、お久しぶりです」「君たち二人は何やってんだ最近、学校中で壁やら床にへばりついている奇妙なカップルが目撃されて、来客の方々にもたまに
    さん作 [126]
  • 雑務部3

    「ちょ、ちょっと宮岸くん!そこはデリケートな部分だよ!」幸四郎が面白そうにほのかを制止した。「え?学長、どういうことですか?」「いや、まあ、あ!報酬だよ報酬、はい千円」幸四郎の手に乗せられたのは千円札だった。「四日間もかかったのにひとり五百円は安い気がするなぁ〜、どう思う?」学長室を出てほのかは報酬にクレームをつけた。そして先ほどうやむやにされたことについて幸四郎に問い詰めた。「というか、さっき
    さん作 [128]
  • 雑務部2

    「山ノ井くん、わたし先に食堂行っちゃうよ〜?」ほのかは、メジャーを手にして校内の各地にある壁のヒビを測り続ける幸四郎に声をかけた。「・・・・・・もう、ちょっと、1,2cmか・・・」「でも雑務部も成長したよね、こうやって学長の命令でいろいろ動けるようになったんだから」「宮岸くん、これで校内のヒビは全部?」「あ、ーーうん、終わった!」校内図を見ながらほのかは言った。「いつの間にか終わっちゃってたね」
    さん作 [126]
  • 雑務部1

    この大学を取り仕切る部としてマナー部があり、その部長として、私、岡野 正(オカノ タダシ)がいるわけだが、やはりここ最近の校内の雰囲気を乱しているのは、あの男・・・「部長、また愚痴日記ですか」潜め声でよく通る女声が正の日記執筆を止めた。「ひ、人の日記を盗み見るのはマナー部としてどうかと思うぞ」「すみません、ただ今は講義中なので日記を書くのはどうかと。マナー部部長として」正はこの女性が苦手だった。
    さん作 [130]
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