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あい さんの投稿された作品が13件見つかりました。
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泣いて笑って!!!熱血幽霊少年たつや?
とうとう7月に入った。俺は、どうしても美月に'好き'と伝えて上りたかった。どうしても言えなかった、たった2文字の言葉を。俺は何回か、どうしても好きと言いたくて、「美月‥す‥すき‥すき焼き食おうぜ!」とか、「すき‥隙ありっ」とか、「美月!あの‥俺‥美月のことが‥す‥いやぁスキマスイッチ!あれ良いよなぁ!」とかで、散々失敗してきた。美月がその度に悲しそうに笑って、気付かないフリをしていたのを思うと胸
あい さん作 [276] -
泣いて笑って!!!熱血幽霊少年たつや?
タイムリミットが刻々と近づいてくる。7月7日まで、あと半月。俺は最後の思いを込めて、できるだけ美月に力を送った。俺は死んだから、見た目は5年前のままだが、美月とこうやって過ごすなかで大人になろうと頑張ってきた。美月が毎晩泣く度に、優しく、時にはきつく抱きしめた。美月を励ますつもりが、いつしか臆病な自分を励ましていることには気づきもせず‥。今日は珍しく、美月が友達らしき人と長電話をしている。疲れて
あい さん作 [275] -
泣いて笑って!!!熱血幽霊少年たつや?
次の日俺は決めた!意地悪はもう、終わりにする。せめて、あと一ヶ月だけ。そしたらもう、俺は行くべきところへ行く。そう決めた。高校受験のとき、美月は志望校に落ちた。合否の結果を知ったあと、美月は力なく『達也が死んじゃうからじゃん。』と呟いた。俺はこの時から、美月のために何か出来ることをしようと思った。でも幽霊の俺には、笑わせて元気づけようとも、こんな簡単なことすらできない。美月は行きたくもない高校に
あい さん作 [264] -
泣いて笑って!!!熱血幽霊少年たつや?
『達也‥。っ‥。』あぁ〜また始まったよ!なんて思いながら、嬉しいクセに困ったような笑顔であいつの涙を見るのが俺の日課だ。あいつってのは、一ノ瀬美月。俺の幼なじみであり、恥ずかしながら初恋の女でもある。残念なことに、美月の初恋の相手は俺じゃないらしい(って言っても初恋は保育園の先生なんて‥全く‥)が、結構前から美月が俺のことを好きなのは知ってる。でも、幼なじみやし今さら恋人になるとかも恥ずかしすぎ
あい さん作 [361] -
泣いて笑って!!!熱血幽霊少年たつや?
俺の名は星達也!ちょっと芸能人っぽい名前を我ながら気に入っている。俺はちょうど5年前の今日、6月7日に交通事故に遭い死んだ。だから、もし生きていたら今20歳になってるんだな。野郎たちと酒も飲めないまま逝っちまうなんて情けねぇ。‥おっと、こんなことでうじうじしてたら笑われちまうか、あいつに。俺が死んだとき、たくさんの人が泣いてくれて、たくさんの人が花やら手紙やらを持ってきてくれた。今でもたくさんの
あい さん作 [348] -
恋旅?〜初恋〜
「あら、えらく真剣ねぇ。良さそうだった?もう、そこにするの?」K大学の資料を眺める僕に、母さんがつきまとう。「あぁ。」と短く返事をし、僕は部屋へと向かう。あの日以来、僕は中毒のように咲の笑顔を思い出しては勉強に取り組んだ。成績はそこそこだったが、K大となると、担任も少し悩んでいた。だけど、僕の心はもう、咲へと走り出していたんだ。今までも、何度か彼女はできたが、興味本位やら、退屈やらで、こんな気持
あい さん作 [435] -
恋旅?〜桜の木〜
咲はおとなしい印象を持っていたが、親しみやすい笑顔で、優しい声をしている。他愛もない会話だったけど、気づけば僕の頬は緩んでいた。『私ね、この大学にどうしても入りたいんだ。』遠くを見つめて、どこか寂し気に咲は続ける。『私、小さい頃から写真が好きだったの。撮るのも、撮られるのも、誰かが撮ったのを見るのも。この大学って、季節を感じる木や花がたくさんあって、とくにあの桜の木に惹かれちゃって。』咲は校庭の
あい さん作 [392] -
恋旅 〜出会い〜
君の笑顔を知ってしまった僕は、もう後戻り出来ない。君の笑顔。君の涙。君の全てを..。ちょうど1年前の今日、五月、初夏のむし暑さに満員電車という最悪の組み合わせに、僕は一人いらだっていた。あの日のことは今でも恐いくらい鮮明に覚えている。受験生に成り立てのころ、母さんに無理強いされて仕方なく、大して行く気もない大学のオープンキャンパスへと重い足を運んだ。G.Wというのもあってか、吊革につかまることす
あい さん作 [387] -
for you..?
for you..あなたは今どうしてますか?あなたは昔どんな人でしたか?あなたはこれからどうなっていくの?あなたの全部を知りたい。でも、どんなに手を伸ばしてみても届くことのないあなた。あなたは私を愛しいと思ったことがありますか?たとえあなたがどうであろうと、私は誰にも負けないくらいの愛情を抱いてしまった。後悔とも達成とも言えない感覚。こんなに好きだからもっと、もっともっと好きって言えれば良かった
あい さん作 [376] -
for you..?
9月24日。流星の誕生日だ。那奈は迷い、携帯を開いたり閉じたりしているといつの間にか眠ってしまった。はっと気がつくと1:45am。メールの文章はすでに打っていた。あとは送信ボタンを押すだけだ。迷えば時間はどんどん過ぎていく。那奈はついに決めた。「17歳おめでとう!」緊張して、すごく待っていたように感じたが、ほんの10分くらいで返信がきた。『誰?』那奈は顔を真っ赤にした。流星はわかっているのにわざ
あい さん作 [330]
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