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ごはんライスさんの投稿された作品が52件見つかりました。
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月に30万
月に30万とは言わない。25万。いや、20万。いやいやいや、15万。15万ほしい。11万ではどうにもならない。今は親が現在ゆえに、どうにかなってる。しかし、親も高齢だ。いつ他界するかわからない。そうなれば、今の所得だと地獄を見る。一日も早く小説を所得にせねばならぬ。緊急課題である。新人賞に当選しなければならぬ。ではどうすれば当選するのか。とにかく書いて書いて書きまくり、読んで読んで読みまくるしかな
ごはんライスさん作 [543] -
高校数学ブルース2014
高校数学、意外にというか予想通りというか、むちゃくちゃ難しい。 まぁ面白いちゃあ面白いが、わからんとマジ地獄。 生徒もよくやっとるわ。生徒の気持ちがよくわかる……。 なぜ引き受けてしまったのだろう。オレのバカバカバカ! まあ、生徒がいいやつだからね。つい引き受けてしまったが、大変過ぎる。 まだ序盤だぞ。すでにひいひい言ってる。先行き不安。 とはいえ、すでに船は港を出てしまっている。逃げようがない
ごはんライスさん作 [598] -
どこへ向かう。
アルバイトは低賃金。がんばってもがんばっても貧困に苦しむ。じゃあ、がんばらない方がいいのか。そういうわけにはいかない。がんばらなかったら、お客様が困る。何かミスをやらかす。一体どうすればいいのか。がんばらないのもダメ。賃上げなし、社会保障なし。低賃金なら仕事を楽にさせてほしいし、仕事しんどいなら賃上げしてほしい。困った……。とはいえ、オレには小説がある。小説は少しの資本で、莫大な感動を得ることがで
ごはんライスさん作 [492] -
屋根なんかない
空を飛ぶ。どこまでも飛ぶ。オレはヘリコプターを運転している。 といってもまだローンを支払えていない。オレはアルバイトである。アルバイトは低賃金なのである。早くプロ作家になりたいなあと思う。 家の屋上にヘリコプターをとめた。 書斎に入り、小説を書き始める。 梨花ちゃんから電話がある。「先生。因数分解がわかんないよ〜」 オレは丁寧に説明する。正直、家でまでアルバイトの続きをしたくないが、生徒かわいさ
ごはんライスさん作 [514] -
切ない日々
「梨花ちゃん……」「なあに先生」「い、いや。何でもない」 五万円あげるから援助交際しないかと言おうとしたが、やめる。オレはアルバイトとはいえ、講師である。そんなバカなことを言ってちゃ情けない。 とはいえ、アルバイトはホントに低賃金である。貧困にまみれ、つい反社会的なことを考えてしまう。 犯罪に走らないのは、プロ作家になるという夢があるからだ。 てか、よく考えたら、アルバイトが五万も支払ったら餓死す
ごはんライスさん作 [571] -
順列
四月から高校生を担当することになり四苦八苦。恐るべし高校数学。今、順列と組合せをしとるが難しい難しい。まあ面白いちゃあ面白いですけど、難しいです。とはいえ、嘆いていても始まらない。できることからコツコツと。歩けないのに走る練習しても意味がない。まずは歩く練習を。これは小説にも言えると思う。すげえ小説を書くには、書く基本を押さえねばならぬ。基本的なとこがなってないのに、すげえ小説書こうとしたって書け
ごはんライスさん作 [488] -
援助交際禁止
オレは塾の仕事を13年以上してるが、未だにアルバイトである。給料が安すぎてたまに援助交際でもしてやるかなーと悪いことを考える。全く不況は人の心を蝕む。 しかし!援助交際は絶対に絶対に禁止! 犯罪者になれば逮捕されプロ作家になれないではないか。刑務所でも別に書けないことはないが、刑務所の生活はつらいと噂で聞くぞ。 というより、アルバイトが援助交際なんて無理だろーよ。話に聞くと、援助交際はすげえカネ
ごはんライスさん作 [525] -
児童書だぜい。自動車税。
梨花ちゃんは塾の先生に恋していた。だけど、告白とかする勇気がない。どうしても告白できない。禁断の恋だからさ。「先生あのね……」「なんだい梨花ちゃん。真剣な顔しちゃって」「な、何でもないわ」「変なの。顔が真っ赤だよ」 梨花ちゃんはなんであたし女子中学生なのかなあと悔しく思う。もしあたしが大人の女なら簡単に告白できるのに、と。 梨花ちゃんは竹刀で素振りをする。邪念をふり払わないと勉強とか部活ができな
ごはんライスさん作 [475] -
イライラ
イライラして通り魔でもしたくなる。アルバイトはあまりに重労働だし、あまりに低賃金。小説も上手くいってない。包丁を握りしめ街を歩く。危ないオーラを出してるので、みんなよけていく。てか、よけないと刺される。誰かが腕を引っ張る。オレにビンタをくらわして、オレから包丁を奪った。「梨花ちゃん……」勤務先の塾の生徒だ。「先生のバカ!プロ作家になるんでしょ?こんなことしてていいの」オレはわんわん泣いた。「先生。
ごはんライスさん作 [479] -
踏切
踏切の前に立っている。アルバイトはろくなことない。低所得だし、仕事しんどいし、うつ病になりそう。もうウンザリ。生きてるのがいやになっちまった。電車が来たら、飛び込む予定だ。オレは本気だ。 すると。 神様の声が聞こえる。「お前はプロ作家になるんじゃないのかい。死んだらおしまいだよ。死んだらプロ作家になれぬよ」「もういいんです。疲れました。もう死にます。もうあの世へ行きます」「早まるな。考え直せ」
ごはんライスさん作 [459]