トップページ >> きゃしーさんの一覧
きゃしーさんの投稿された作品が635件見つかりました。
-
スカバンburn!!02 -18- 〜バンド名は〜
彼らの部屋は民宿の一番奥にあり1階が男子、すぐ横の階段を上った所が女子の部屋だった。風呂を出た男子5人はそれぞれスエットやTシャツ姿でくつろいでいた。猛「なんか疲れた〜」拓「俺ももう寝よっかなあ」翼「あっか〜ん!お前らやらなあかんことがあるやろ?」聖「何やねん」翼「それは〜…ぎゃあっ」秋波「菓子パ〜!!!」美「あはは」光「…」いきなり部屋の襖を開けて入ってきた女子4人に驚いて翼は倒れた。翼「ちゃ
きゃしー さん作 [340] -
スカバンburn!!02 -17- 〜これは恋?〜
女子風呂(1階)光「はあ…波音とお風呂、2人でよかった…」光希がほっとしたようにため息をもらした。波「なんで〜?秋と一緒は嫌やった?」その言葉に光希は驚いて波音を見た。波「秋、なんか怒ってたもんな。やきもちやな、あれは」光「…波音って意外とちゃんと見てるやんな」波「ふふ〜ん♪うちに嘘はつかれへんで★みっきーも慶太やろ〜?」光「!!?……わからへん」波「恋はそうゆうもんやって」光「…そうなんかなあ
きゃしー さん作 [401] -
スカバンburn!!02 -16- 〜嫉妬と金持ち〜
聖「どんな練習したらそんなどろんこになるんや?」民宿に戻りながら聖二が呆れたように言った。慶光「ごめんなさい」くすくす笑いながら2人は謝った。聖「翼と波音ならわかるけど、なんでお前らが…」秋「もうええやん。とにかく夕飯やからはよ戻んで!」不機嫌そうに言うと秋奈は皆をおいて早歩きで行ってしまった。波「わかりやすっ」猛「えっ?」聖「なんであいつ怒ってんの?」拓「はあ〜…」翼「もう慶太!最近お前ずるい
きゃしー さん作 [352] -
努力ってなんだ?
誰かが言う君は努力が足りないのだとあたしはそんなに頑張っていない?また誰かが言う君は本当に頑張ったのだとあたしはそんなに頑張ってこれた?大丈夫誰かが簡単にあたしにそう言うよくもそんなこと言えたなあ何にも知らないくせにもし大丈夫じゃなかったらあんたは責任取ってくれるの頑張れ誰かがまたあたしにそう言うまだ頑張らないといけない?そんなことは言わないけれどじゃあ頑張るってどうしたらいいの?何をしたら頑張
きゃしー さん作 [373] -
スカバンburn!!02 -15- 〜慶太郎の悪戯〜
慶太郎は草むらにしゃがみ込んだ。何をしてるのか光希からは見えない。光「どうしたんー?」慶「ちょっと来てみて」慶太郎はしゃがんだままちらっと振り返り光希を呼んだ。光希も置いてあったサンダルを履き湿った草むらに足を踏み入れた。昨日雨でも降ったのか地面はぬかるんでいて滑りそうだ。光希が近寄ると慶太郎はゆっくり立ち上がり振り返った。光「何ー?」光希が尋ねると慶太郎はにやっと笑って包んでいた両手の平をゆっ
きゃしー さん作 [360] -
この空が絶望に染まる、その前に 28 〜赤髪の男〜
「おい!あいつは誰だよ?」ルカは黒い奴らを次々に倒す男を見てレンに尋ねた。「後で話すわ。とにかく今は…」レンは反撃しながら答え、リキ達も戦闘に加わった。「あの男の顔…どこかで…?」リキは男を見て呟いた。そのとき黒い奴の一人がレオナルドに切りかかった。「レオナルド!!」彼は攻撃を避けたが帽子は攻撃を受け彼の頭を離れ宙に浮いた。「なっ…!!?…あれは…!?」リキ達は帽子が脱げ現れた彼の髪を見て驚いた
きゃしー さん作 [342] -
スカバンburn!!02 -14- 〜流れる時間〜
光希もキーボードに手を触れたがなんとなく気分が乗らず足をぶらつかせた。すると、カランというスティックが床に落ちる音とともに慶太郎が立ち上がり体育館の窓に向かって歩き出した。山と反対側の窓は草むらに直接出れるようになっている。慶太郎はそこに腰かけ道路を挟んだ向こう側に広がる田んぼを眺めた。光希は慶太郎のそんな様子を眺めていた。光「練習せえへんの?」慶「…なんかそんな気分じゃないなあって思って」遠く
きゃしー さん作 [393] -
スカバンburn!!02 -13- 〜きみがいて〜
楽器運搬終了聖「じゃあとりあえず、夕飯まで個人練!休憩は各自で勝手にしてくれ」聖二はそう言うとトロンボーンを持って外へ出て行った。猛「聖ちゃん元気やなあ…俺は休憩しよっかなあ。翼は?」翼「休憩しようと思ったけどせっかくやし外でギター弾いてくるわ。タケも行くか?」猛「じゃあ…行く!」2人もベースとギターを持って外へ出て行った。外ではすでにサックスやボーン、ペットの音が響いている。拓「なんだかんだで
きゃしー さん作 [370] -
スカバンburn!!02 -12- 〜美弥強し〜
美「男のくせに虫1匹殺せなくてどないすんねん!」美弥はガラガラっと窓を開けると外の草むらに虫を捨てた波「美弥姉さんかっこい〜!」秋光「おー!!」美「これぐらい楽勝やっ!あんたらほんま情けないなあ」翼拓猛「…すいませーん」聖「とっとりあえず掃除…やるか…?」7人は美弥に続いて体育館に足を踏み入れた。秋「なんか床汚い〜」猛「聖ちゃん電気〜!」聖「ええっと…ここか…」パチッ翼「ぎゃあ!!」秋「いやあー
きゃしー さん作 [381] -
スカバンburn!!02 -11- 〜戦闘開始〜
ガチャッ拓「…開けるで…?」拓朗は鍵を開けると皆に確かめた。全員がゆっくりうなずくと拓朗はつばを飲み込みドアを開けた。ギィーッという鈍い音とともに扉がゆっくり動いた。翼「おっ…お邪魔しまぁす…」波「…どうぞぉ…」翼拓秋猛「ぎゃあー!!!!」波「きゃはははは!!」聖「もう波音、皆を驚かすなっ!」光「…(呆れた)」拓「もうほんまに…とりあえず中に…うわあ!」秋「何なんー?…ぎゃあー!!!!」聖「次は
きゃしー さん作 [403]