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きゃしーさんの投稿された作品が635件見つかりました。

 
  • スカバンburn!! 52 〜お邪魔な奴〜

    慶「翼くん」光「…はあ…また」翼「お前ら何しとんねん!慶太!みっきーをどこに連れてくつもりや!!ずるいで!」慶「いや、タケの見舞いに…」翼「タケん家!なら俺も見舞い行く!」光「来なくてええよ。迷惑や」光希は不機嫌そうに言い放った。翼「なんで!?俺もタケと波音は心配やし、何よりも慶太!お前らを二人にするわけにはいかへん!!」光「…なんでやねん」慶「…」翼「とにかくはよいこー!」こうして3人は歩きだ
    きゃしー さん作 [327]
  • スカバンburn!! 51 〜欠席〜

    ―拓朗が戻って一週間後の光希クラス光「最近…猛こーへんなあ」隣の空いた席を見つめたその言葉に雑誌を読んでいた慶太郎も顔をあげた光「波音も来てへんみたいやし、どうしたんやろなあ…自分、猛の親友なんやろ?なんか聞いてへんの?」慶「うん」光「…はあ…もうちょっと心配したりとかせえへんの」慶「…んーまあ…心配かな」光希はため息をついたその様子を見て慶太郎は少し考える慶「…今日放課後暇?」光「え?」慶「な
    きゃしー さん作 [312]
  • たとえばこれが

    たとえばねこれが本当に誰もがかわいそうだって同情してしまうようなそんな不幸な出来事なら私はただただ自分のこと気にせずかわいそうにって哀れんでやるのに今の私は悲劇のヒロインだとかそんなのでもない生きていくのが困難だとかそんな心配もないただ普通で幸せなのにこんな辛さ、本当に小さなことなのにそんなことで泣いてる自分は本当に情けないたいした苦労もしてないのに泣いてる自分が本当に悔しい
    きゃしー さん作 [338]
  • スカバンburn!! 50 〜遅刻〜

    波音と猛が倒れたパイプ椅子にも気をとめず駆け寄り飛び付こうとした波猛「たくー!!!」翼「おいっ!!!!」翼の怒鳴り声が工場内に響き渡った波音と猛は立ち止まった美「…」翼は立ち上がるとずかずかと拓朗に近づいた拓朗は何も言わず近づく翼を見つめていた聖「おい、翼!!」秋「ちょっと…!」やがて翼は波音と猛の横を通り過ぎ拓朗の目の前で立ち止まった拓「…あの…あのさあ…」翼「何やってんねん!もうミーティング
    きゃしー さん作 [314]
  • スカバンburn!! 49 〜まとまらん〜

    ――いつもの場所波「せーちゃん、たくろーはー?!!」波音は壊れかけた机にあごをつけ不機嫌そうに聞いた聖「知ぃーらぁーん」聖二は譜面に目をとおしながら同じく不機嫌そうに答えた波「なんでこーへんのっ??!」猛「たくに会いたいー」聖「もうっ!!お前らうっさいなあ!」美「ほんとに今のままでいいんー?」美弥はちらっと嫌味っぽく翼に視線を送った。翼「…知らんっ!!!」秋「はあ…話し合い、進まんなあ…」慶「…
    きゃしー さん作 [320]
  • スカバンburn!! 48 〜くよくよすんな〜

    拓「俺はやめる…でも、やめたいのに……嫌いになりたいのに…音がずっと頭に響いて消えへん…俺は…」光「…はあ…やっぱり音楽好きなんやんか意地はってんと戻ってきいや」その言葉に拓朗が突然起き上がる拓「無理やっ!お前にはわからんやろうけど…」光「わからんわっ!ただ意地はってるだけやん!男のプライドやらアホなこと言いやがって!!そのプライドと音楽、どっちが大事やねん!!」拓「…俺はおまえらみたいに楽器は
    きゃしー さん作 [323]
  • この空が絶望に染まる、その前に 12 〜小さな生存者〜

    「…みんな…死んじゃった…」レンは悲しげな様子でもなくただ遠くを見つめぽつりと呟いた。彼女のまわりではすでに政府によって遺体が片付けられ残ったのは崩れた家々だった。「…」その隣でルカは何も言うことができないまま空を見上げた。二人の間を冷たい風が吹き抜けた。「おい!生存者だ!まだ生きてる者がいたぞ!」遠くで叫ぶ声がし二人は振り返った。二人は顔を見合わせ走り出した。――「…怪我はないようだな…」スキ
    きゃしー さん作 [292]
  • この空が絶望に染まる、その前に 11 〜カルフ〜

    「隊長、サニー村が破壊されました。」ルークは苦しげな表情で報告した。「そうですか…ルカ達は?」ルシオは机に肘をつき顔の前で手を組んだ。「怪我を負ったようですがたいしたことはありません。それと…村人の中に生存者が1名…」「レンですか?」ルシオは顔をあげた。「はい。偶然にも村が攻撃を受けている間森にいたそうで…」「そうですか…他にも生存者がいないか…一応確認して下さい…村の“処理”は政府に任せます。
    きゃしー さん作 [274]
  • この空が絶望に染まる、その前に 10 〜アバドン〜

    「あら、まあ。強いのですね。」アニラは特に驚いた様子もなくまた怪しげな笑みを浮かべた「…ですが私には適わないでしょう」途端にアニラの顔つきが恐ろしい形相となり呪文を唱えた。「…うっ…!」吹き起こる風とともにルシーは後方へ吹き飛ばされた。「ルシー!!?」「ルシーさん!」ロランが慌てて駆け寄る。「お前ー!!!」ルカは先ほどの呪文を唱え炎を放ったが再び風が吹き簡単に消された。「弱いですねー。」アニラは
    きゃしー さん作 [297]
  • この空が絶望に染まる、その前に 〜アバドン〜

    ルシーが構え、ルカも慌てて構えた。ロランは恐怖で震えていた。「…あなたは?」ルシーはひるむことなく尋ねた「私の名はアニラ。アバドン軍の者です。」男は怪しげな笑みを浮かべた。「アバドン…?…」「私達は世界をもう一度素敵なものに変えようとしているのです。この世界の“再生”を…」「アバドンだがなんだか知らないけど村をこんな無惨なものにしやがって…許さねえ!」「許さないのは勝手ですが生存者を残すわけには
    きゃしー さん作 [310]
 
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