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きゃしーさんの投稿された作品が635件見つかりました。

 
  • スカバンburn!! 23 〜後ろの席〜

    「…」「…」二人は慶太郎の自転車をとりに自転車置き場へ向かっていた「…あのさ」「…なに?」「今日助けてくれたんやんな?足踏まれてたの」「足?…ああ、遊んでるんやったら仲間に入ろうと思っただけ」「嘘やろでも…ありがとう」「別に何もしてへんよ」自転車置き場に着き慶太郎は鍵をはずす「…俺の自転車、後ろ乗りにくいけど」そう言いながら後ろの席のほこりを手ではらう光希は乗ろうとしたがある声に邪魔された「けい
    きゃしー さん作 [316]
  • スカバンburn!! 22 〜予感〜

    その日の授業も終わり生徒達は教室を出ていく「みっきー今日さ、昨日の反省会やっていつもの場所で」「いつもの場所?」「あ、知らんよな秘密基地みたいなとこがあんの連れてくよあ、波音のとこ寄っていい?」「…うんあ、でも…あいつ…は…?」光希はちらっと空席になっている慶太郎の席を見た「あいつ?ああ、慶太ねもしかしてもう行ったんかなあ」「忘れて帰ったんかも…」「ああ、絶対そうやっ!…ったく」「…うち先行って
    きゃしー さん作 [311]
  • スカバンburn!! 21 〜慶太郎「ガキ」〜

    「…ぃった!」また足を踏まれたらしかった美咲は相変わらず無視だ「みっきーどうかした?」 顔を歪めた光希に猛が気付き声をかけた「…なんでもない(むかつく)」その時だった光希の目の前にいた美咲の顔が歪んだ「いっった!」「!?…どうしたん?」美咲の足の上には大きな男の足が乗ってる「…ちょっとけぇちゃん!もう足!足踏まんといてやあ」慶太郎の表情は相変わらず眠そうだみんなの視線が慶太郎に向けられる「…あぁ
    きゃしー さん作 [313]
  • スカバンburn!! 20 〜嫌な奴〜

    「あ!みっきーやあ!昨日はお疲れー」「あはは…ありがとう…」この学校に来てから同じクラスの猛以外に話すことはなかった光希に昨日のライブが終わった途端知り合いが増えた「…(もう、誰やねん)」「みっきー友達増えたみたいやなよかったね」「…うん、まあ次って移動やんな」「うん、一階や慶太、行くで起きてーや」「…ん」「猛、面倒見いいなあ置いてけばいいのに」「わ、波音か」廊下から波音が顔を出した慶太郎はまだ
    きゃしー さん作 [298]
  • スカバンburn!! 19 〜光希の初Live〜

    「…(うわっどうしよー)」自分に向けられるたくさんの視線「みっきーをみんなよろしくー!!」翼が叫ぶとまた騒がしくなったきゃーやらみっきー!と叫ぶ声も恥ずかしくなり光希は勢いよくお辞儀をして急いでキーボードに向かう心臓が鳴る手が震える顔をあげると翼が振り返ってこちらを見ていた『だいじょうぶ』翼は声を出さずそう言って拳をあげるその言葉に励まされ大きく息を吸うキーボードのソロが始まり周りは静かになった
    きゃしー さん作 [326]
  • スカバンburn!! 18 〜ステージへ〜

    ―「……わあ…すごいなあ」「みっきーライブ初めて?」「お兄ちゃんのバンドのを一回見たけど…それっきりだし…」「本番はもっとすごいでうちらの出番ももうちょいやから行こう」ステージ上では高校生バンドが演奏し盛り上がっている小さなライブハウスはまあまあ客が入っているが顔を知っている人が多い同じ学校の人間らしい「よっしゃー!次は俺らやでー!!」9人は手を重ねる「気合いいれていくでせーのっ」「「ごー!!!
    きゃしー さん作 [316]
  • スカバンburn!!17 〜美咲と彩夏〜

    「じゃあ明日の本番頑張ろうな!!」皆スタジオでそれぞれ別れた光希と猛と秋奈、慶太郎の4人は同じ方向に向かって歩いていた「お腹すいたー」「あ、ガム持ってんで猛食べる?」「わーい(^O^)ありがと、秋奈」「みっきーもあげる」秋奈が笑顔でガムを手渡す「ありがとう(ほんまかわいらしいなうちこんなかわいくできひんわ)」「あれ、あの人ら見たことある…」光希の視線の先には2人の女子高生がいた「うちの高校の制服
    きゃしー さん作 [317]
  • スカバンburn!! 16 〜聖二の苦痛〜

    閑静な住宅街いつものように聖二は一人自転車をこぐ―結局また翼らのせいでしょうもないバスケの試合になってしまったわ光希に悪かったなまあなんだかんだで一緒にやっとったしいっか―\r家に着き自転車を停め静かにドアを開ける音をたてずに慎重にドアを閉めまっすぐ自分の部屋へとやはり静かに階段を上った「…聖二?聖二帰ったの?」階段の途中で母の声が追いかけてきた聖二はため息をつく母の足音が近づくやっぱりばれたか
    きゃしー さん作 [325]
  • 間違いletter 52

    ――「大丈夫?」ゆかは俺が持ってきたギターをいじりながら顔をあげいつものように笑ったポロンと適当に奏で嬉しそうに顔をあげた俺はその様子をただ眺める「…おもしろい?」彼女はまるで幼い子どものように笑って頷いた「ここと…ここ、…そう、そう押さえて弾いてごらん」彼女の細い指が丁寧にコードを押さえ病室内に音が響くその瞬間、彼女の顔がぱっと明るくなった嬉しそうにはしゃぐ彼女は一層幼く見えたやがてギターにも
    きゃしー さん作 [367]
  • 間違いletter 51

    ゆかの手術の日は近づく俺の気持ちに反して仕事はますます忙しくなった病院を訪れるたび日に日に体力を失っていくゆかを見て毎回胸が痛んだそれでも彼女は精一杯笑う――「…あれ…隆、この日の仕事は?」毎日ずっしり詰まったスケジュールに1日だけ空っぽの日があったゆかの手術の日だ「…ゆかちゃんって子の手術なんだろ?」隆は面倒くさそうに答えた「…ありがとう」「…はいはい仕事頑張って」「みんな応援してるってゆかち
    きゃしー さん作 [333]
 
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