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真希 さんの投稿された作品が44件見つかりました。

 
  • 実話―徐霊をして―?

    これは、実際に私が体験した話です。少し前の話ですが、私はソープで働いていました。客の一人の男が私に言いました。―俺、霊感があるんだけど、凄く強い霊が君の肩に付いてるから、徐霊してあげるよ―\rと、言われました。私自身も霊感があり、よく連れてきてしまう手前、その話を信じ徐霊してもらいました。私の彼は、会社の社長をしています。今度、海外にも会社を持つと、仕事は順調ですが、お客さんに言わせると私の運が
    真希 さん作 [518]
  • クリスマスの怪ー?

    今まで、彼とクリスマスを祝わない日は、なかった。今年のクリスマスは、初めて1人ですごす…。たった一度の過ち。それだけ私は不器用だ。街中は、クリスマス一色…。ネオンが光って、周りには幸せそうなカップルが沢山いる中、私は1人歩いている。マンションに帰って、テレビの恋愛ドラマなど見る勇気は、なかった…。ネオンの光りから少し外れた道に入ると、小さな店があった。こんな所に、店があるなんて…。中にはクリスマ
    真希 さん作 [486]
  • 殺人列車〜 ストレスの世界

    こんな世界に生まれた事を呪うしかない…。今、世の中は戦争が終わり経済をやり直そうと必死になっている。俺たちも、みんな経済発展の為に働いている…。そりゃぁ、仕事は嫌だよ。だからって、アレはないだろう…!!みんな死んだ魚の様な目で、生活しているんだ。これも、仕事のせいではない!戦争中に、幾人もの人達が死んでいった。それを見て、みんな楽しんでいたんだ…。毎日、仕事だらけでストレスが溜まる。スリルを感じ
    真希 さん作 [605]
  • 過ぎゆく時の中で〜vor.14

    その毎週水曜日の昼下がりに俺の携帯電話は鳴った。「プルルル〜プルルル〜…ピッ」「おはよう…2時にいつものフロントに迎えにきて」深雪との待ち合わせは新宿にある謀有名ホテルだった。以前、深雪から送迎にと与えられていた‘真っ赤なVMWカブリオレ’に‘ジョルジオアルマーニ’のスーツ姿で入り口まで乗り着ける事が二人の決まりになっていた。勿論、それらは彼女の好みでチョイスされたスタイルだ。そこから青山から代
    真希 さん作 [485]
  • 過ぎゆく時の中で〜vor.13

    「あの…深雪がなぜ…?」何が現実で…何が幻想なのか自分自身分からなくなっていた。「ドアノブにロープをかけて自ら命を絶ったわ。」背中に悪寒が走り全身の震えが高まってきた。「聞かせてください。なぜ…」婦人は事の一部始終を語り始めた。深雪は決して、お金には何不自由しない家庭に育ったが、父親を亡くし母親は世間から身を隠す生活を強いられ、愛情には恵まれずにいた。限りなく与えられたお金を派手に使う事で寂しさ
    真希 さん作 [532]
  • 過ぎゆく時の中で〜vol.12

    婦人から受け取った写真を見て愕然とした。「み、みゆき!?なぜ?」そこに写っていたのは、ほんの数ヶ月前まで毎週決まって必ず水曜日にお店に同伴し、ラストまでいた線の太い客だった。「しかし…どうして?」頭が混乱していた。なぜ…ここで深雪(みゆき)の写真を見せられているのか訳がわからなかったからだ。「私の…娘よ…。」驚愕の事実だった…。ホストをリタイアし、店を後にしてから疎遠になってしまったが、深雪は毎
    真希 さん作 [405]
  • 過ぎゆく時の中で〜vol.11

    何もかも無くしてしまった…。そんな私にも時間は平等に配分される。限りなく持て余す、お金と時の中…足りない物は、生きる気力だけだった。そう…。夫の残した財産の贈与と、受理された保険金を合わせ、数十億もの遺産を手にしたが…決して心が満たされる事はなかった。大きな傷を心と体に刻み込んだまま、この暗い地下室で息をひとめ、来るべき日(死)を待ちわびてカレンダーを捲るという…。「どうにかならないのですか?大
    真希 さん作 [398]
  • ドアーズ・7

    「そうですか。わかりました。事件が解決するまで、こちらに戻らないようでしたら、その間の家賃は結構ですよ。」「すみません…ありがとうございます。」彼は、申し訳なさそうに頭を下げた。「ところで…誰かが、玄関を開けた…って言うのは、どういう…?」大家は不安とも不思議とも言える表情で、私を覗きこむ。私には何も言えなかった。あの出来事が現実だったのか?それとも私の…頭が作り出した幻なのか…。「いや、誰かが
    真希 さん作 [587]
  • ドアーズ・6

    7月24日―\r「やっぱり、このマンション早く出よう!何処でもいいから、早く出よう。」昨日の件があって、私を1人にするのは心配だと仕事を休んで彼は、一緒にいてくれた。「ん〜。でも俺は聞いてないからなぁ…。イタズラかもしれないし。」彼は、未だに信用していないような口調で話す。【ピンポ〜ン】玄関のチャイムが鳴る。チャイムにビクつく程、私の神経は過敏になっていた。彼がチェーンを外しドアを開ける。下の階
    真希 さん作 [560]
  • ドアーズ・5

    携帯は、バイブ音を鳴らしガタガタと揺れている。「早く出ろよ!」「だって、さっきまで繋がらなかったのに…」「はぁ?また気のせいだよ!!いいから、出ろよ!何かあったら、電話替わってやっから。」彼の剣幕に負け、携帯を開く。【非通知】夜中の2時過ぎに非通知…?通話ボタンを押し、携帯を耳に当てる。(コツコツコツ…)足音…?携帯を耳から離してみたが、聞こえない。このマンションじゃ、ない?(コツコツ…ガッチャ
    真希 さん作 [532]
 
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