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真希 さんの投稿された作品が44件見つかりました。
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本当の実話【4】
ヒヤリとしたのは…水が流れていたのだ。流れていたと言うのは適切ではないかもしれない。風呂場の足ふきマットを踏んだのだ。私は風呂場など今日使っていない。何か怖い気がして、今日は使わなかった。彼も一緒だ。2人で銭湯に行って帰った時は何もなかった。足ふきマットは、水を含んでズッシリと重くなっていた…。彼を起こして話をしたが、怖がりすぎだとバカにされてしまった。それから、約4日後だろうか。高校時代、仲の
真希 さん作 [863] -
過ぎゆく時の中で〜vol,7
落ち着いた声量で、ゆっくりと言葉を噛み締める様に続けた。「運命の導きは…神のみぞ知る。お金の力では変えられないもの」婦人の夫は、地域も名誉も全てを手に入れ、まさに順風満帆と言える人生だった。アグレッシブな事業展開で成功を納め、いつしか年商30億を下らないだろうと言われる資産家へと登りつめていた。信じていた…金という鎧を武装する事により、みなぎる力を注がれる愛情を。しかし、そんな持論も定説も蝕む病
真希 さん作 [476] -
本当の実話【2】
最初の怪奇現象。それは、彼と台所の換気扇の前でタバコを吸っていた時だった。【ザーー】と水の流れる音がしてきた。どこからだろう?と二人で話をしていた。その音は、何分たっても止まらない。しかも、よく考えると音が近い…恐る恐る、よく耳を澄ませると風呂場から聞こえる。まだ、今日2人ともお風呂に入っていない。なのに…風呂場に行くとシャワーが勢いよく流れていたのだ。でも最初は、怖くなかった。何かの故障かと
真希 さん作 [899] -
本当の実話【1】
私は、今彼と暮らしている。つい2年前の実話だ。真夏が始まる前の梅雨の時期。台風の最中、彼が熱を出した。「アイスが食べたい」もう、夜中だ。でも、仕方なしにコンビニに傘をさし大雨の中コンビニまでの道のりを歩いた。約コンビニまで、8分くらいだろう。傘をさし歩いていると、道幅の狭い道に傘もささずに女の子が下を向いて泣いているようだった。台風なので、雨は尋常じゃない。それなのに、17、8歳くらいの女の子が
真希 さん作 [1,023] -
ジュン〜ピッコロとの思い出【番外編】
ジュン(ピッコロ)が、私に言った。「お前って、なんで足ばっかり太いんだよ」と…。皆さん分かるだろうか?小学3年生でも、乙女だ。そんな乙女に、冬休み雪の上を歩く長靴を履いた私の足を、太いと言ったのだ。それから、私のあだ名は【酢豚】になった…何故かは、今だに分からないが。そんなあだ名がついてから、数日後ジュンが私に言った。「なぁ、お前の足って太いけど足の裏は臭いの?」と、乙女に聞いてきたのだ。私は、
真希 さん作 [323] -
ジュン〜ピッコロの思い出3
夏休み、みんなが待っていた。近くのデパートとの屋上に、みんなのヒーロー。テレビでやっている怪獣と戦う何とかレンジャー(名前は、忘れた)がやって来るのだ。ピッコロ(ジュン)は、大喜びだ!私は、セーラー〇〇の方がよかったが…。そして、ついにやって来た。 何とかレンジャー!ピッコロは、私の手を引いて走った。屋上に着き席に座ると、私たちと同じ年くらいの子たちが騒いでいる。お姉さんの掛け声で何とかレンジ
真希 さん作 [309] -
ジュン〜ピッコロの思い出2
ピッコロとのケンカは、続いたが子供のケンカなどすぐ終わる。知らないうちに仲直りしていた、そんな夏休み。学校でプールがあった。女子はタオルを巻いて、タオルの中で一生懸命に着替える。胸の上にゴムがついている、皆よく知っているタオルだ。そんな中で、男子は海水パンツを下着の上から履き、履いてから下着だけを脱いで着替えるという、難しい着替えが流行っていた。その着替えを、10秒間で終わらせると1日その男子は
真希 さん作 [305] -
ジュン〜ピッコロの思い出
ここでは、私の小学生の時の話をしていきたいと思う。小学3年の夏休み前、ジュンって男の子が越してきた。教室で、自己紹介をした…その時、クラスみんたで大笑い。なんたって、あの超有名アニメのピッコロにソックリだったのだ。それからアダ名は、ピッコロになったのは言うまでもないだろう。そのジュンと私は仲良しになり、夏休みにアサガオの観察日記があった。ジュンと私は一緒に、公園の隅にアサガオを置き、観察を続けた
真希 さん作 [328] -
ダンディになって
みなさん、一緒に考えてみよう。男たる者、ダンディになりたいと一男なら誰でも思うことではないだろうか。そこで、ダンディについて考えてみよう。ダンディたる者、今流行りの禁煙。体によくないからと言ってタバコを止めたり、地球に優しいからと携帯灰皿を持ち歩くのは、どうだろう?よく、考えてほしい。ルパンにでてくる次元なんて、禁煙をしたら次元じゃなくなりダンディじゃなくなってしまう。ダンディに必要な物、タバコ
真希 さん作 [303] -
過ぎゆく時の中で〜vol.6
緊迫した空気が漂う中でゆっくりと婦人は立ち上がり、目の前に来た。俺を見下ろしながらストールを取ると、背中に手を回してドレスのチャックを下げた。静寂が広がる部屋の中でその音だけが響いている。線の細い腰をくねらせて黒いドレスから徐々に肌が露出されてゆく…。薄暗い部屋を僅かに照らす間接照明から、婦人の裸体が現わになっていった。(そ、それは…)思わず声に出してしまった。女性を象徴する婦人の胸部から、腹部
真希 さん作 [517]