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バンブートレイン さんの投稿された作品が18件見つかりました。
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すいもあまいも恋だから
小劇団の演目は想像以上に面白くて ラストは涙がにじんだ。?私のイラストは 劇中中盤でギャグシーンに使われていた。役者の演技力でドカーンと笑いはとれたけど 劇場の広さに対して 絵が細かすぎた点が気になった。などと反省しつつも 充実感のある一日となった。ストーリーは感じ入るものがあったし演技力がずば抜けた役者さんもいた。これだけ才能に溢れていても食べていける人はひと握りで。役者の世界もイラストの世界
バンブートレイン さん作 [219] -
すいもあまいも恋だから
ここは東京池袋駅。田舎者の私には未知の都会。ここに来たのは、私が描いたイラスト6枚をお披露目確認するため。つまり隣部屋のかおりねぇさんが所属している小劇団の講演日なのだ。(第1話の続きより)地図をたどって歩くけど。。ビルがひしめき合う混雑した場所。劇場なんてどこなの?このあたりなんだけど、劇場なんて。。ビルとビルの狭い隙間に人が入ってく。あそこ何かあるのかしら?試しに人に続いて、歩いてみた。『こ
バンブートレイン さん作 [206] -
すいもあまいも恋だから 第6話
帰宅電車に乗った リカちゃんと芳恵(よしえ)こと私は 突然の『こんにちは?』に 驚きと共に振り向いた。クラス変えで B組からC組へ移動することになった新メンバーの男性だった。高卒の雰囲気漂う専門学校の中で どう見ても25歳は越えてそう。異質な感じがして 思わず見入ってしまった男性だった。『こ。こんにちは?』まさか声をかけられるなんて!『同じクラスの人ですよね。俺、阿川高広(あがわたかひろ)ってい
バンブートレイン。 さん作 [220] -
すいもあまいも恋だから 第5話
二人で帰りの電車を待っていた。クラスでは席が遠いけど、帰宅電車は方向が同じでいつもリカちゃんと一緒。小柄な19歳。『芳恵(よしえ)ちゃんはいいね。いつも、皆と同じ席で。私は一人男子に囲まれて静かに絵を描いてるだけ』リカちゃんは三日に一度はこの愚痴を言う。帰宅時間だけが唯一おしゃべりタイム。鬱憤が溜まっているのだ。『Bクラス入ってきたね。』『私なんか馴染めそうにない。きつそうだもん。』とリカちゃん
バンブートレイン さん作 [211] -
すいもあまいも恋だから 第4話
クラス再編成は 突然行われた。著しくBクラスの生徒が減った為に AとCクラスへ約10人ずつ振り分けられることになった。競争激しいこの業界。得にBはライバル意識が高く、仲間意識は無い。退学者が続出したようで。わきあいあいと仲いいCクラスには、なんとも緊張感のある出来事となった。まずは一人ずつ順番に前へ出て自己紹介。好きな本や映画等をアピールした。流石Bクラスは 個性的だった。不良っぽい人。モデルみ
バンブートレイン さん作 [201] -
すいもあまいも恋だから 第3話
『おはよう?』『おっはー?』明るい声が飛び交う教室。明るい仲間達。私ときたら徹夜明けに 早朝バイト。(あー死ぬ程眠い?)『おはよう。ヨッシ−。』『はよ』後ろの席の 山ちゃんこと寺山さん。私の一つ年上。22歳。『背景課題は出来ましたか?』と山ちゃん。今回イラスト課題は森林と岩。自分のイラストタッチやモチーフに合わせて 各々軽くデフォルメして描く。『後少し。先生来る前になんとか仕上げないと』『がんば
バンブートレイン さん作 [202] -
すいもあまいも恋だから 第2話
『かんぱーい!』香ねぇは レモンチューハイ。私は徹夜でイラスト課題を仕上げたいので ウーロン茶で。『はぁ!?』『香ねぇさん、今日早いね。いつも11時まわるのに。』『まーね。たまには。あっお兄さん、おつまみ追加いい?』香ねぇさんは 声優科に所属していながら バイトを三つ掛け持ちしている。飲食店のフロアー係とコールセンター。あとたまに日雇いの仕事も入れたり。もともと社員として働いていた職場だそうで、
バンブートレイン さん作 [227] -
すいもあまいも恋だから
トントン。夜の9時をまわったところ。こんな夜に突然の訪問者。『はい』『ネェ。これから食べにいかない?おごるから。』香(かおり)ねぇさんからのお誘い。アパートが隣同士もさることながら 同じ専門学校の生徒なのだ。『今、宿題の展示会用イラスト、仕上げてるし。。』私こと 芳恵(よしえ)はイラスト科『いい店。発見したのになぁ?ぜったいヨッシーと行こう!って決めてたのになぁ。ねっぜったい美味しいって!』いつ
バンブートレイン さん作 [287]
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