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tomioちゃん さんの投稿された作品が57件見つかりました。
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毛布もいらん
あなたがそんなにふるえているなら温かいミルクとパンをあげる。あなたの涙がやむのならあたし毛布もいらないからね。
tomio さん作 [350] -
小さき片思ひ。
この階段を3歩でいくぞ!上ったさきに君を見据える。目をつぶって曲がり角までいくぞ!曲がったらきっと君が待ってる。いつもどっかで願(がん)かけてんのよ。少しずつでも君を近づけたくて。枕の下に名前をおいていざ君の夢をみるぞ。
tomio さん作 [330] -
云わないけれど。
私が涙をみせるたびあなたはひとつ遠くなるあなたが笑ってくれるから私はひとつ生き返る。近づいては遠ざかり抱き合ってはほどけてしまう。それでもあなたが好きなのでその結び目にキスをするのです。
tomio さん作 [343] -
おもひで時計
さっきまたさびついたはずの秒針がこぼれるみたいに音たてたので少しのあいだ抜け出して涙こらえているのです。
tomio さん作 [318] -
冬の景色
外はしろく猫はまるく僕は君とコーヒーを飲んでいる湯気はしろく君はわらう今日も君とコーヒーを飲んでいる
tomio さん作 [328] -
望郷
その時に限って田舎はダメな匂いがしているもんだ。理由もなく。でっち上げた夢は良くも悪くも不透明で、曖昧な若者にはやっぱり映るものも灰色で煙草と酒とエゴと午前5時の歓楽街の臭いが耐えられない。チャンスボールはいつの間にか見逃して気づいたら三回振ってゲームオーヴァ。電気屋のTV画面で五木ひろしが歌っていた。“誰にでも故郷がある。故郷がある。”故郷は、あの母ちゃんだった。私はじんわり泣いて仕舞いそうに
tomio さん作 [323] -
温℃
貴方の冷たい手触れる私の左手。私の冷たい足触れる貴方の右足。誰もしらないふたりの温度。
tomio さん作 [324] -
昼休みの青(ブルー)。
水のないプールはさびしそうに空っぽのクチをおおきくあけて空が泣くのをまっている水のないプールはかなしそうだから空っカゼがおちばといっしょにほんのすこしだけアタマをなぜてあげるだから私はこつんとイシコロをけるだけ私はひとつ溜め息をつくだけ。閉じたままの昼休み。空の青に泣きそうだ。
tomio さん作 [411] -
この窓から君へ。
お別れのとき、困らせてごめん。無理も言ったねそれも、ごめん。君に沢山もらったね。ありがとう。何かあげられたかな?だといいな。今ならね、ふたりの思い出を抱きしめられるよ。時々ね、君の笑顔を想います。全力で生きてる君を想います。そして相変わらず君が好きです。それはきっと未練じゃないよ。もっと強い別の気持ち。今夜は寒いね。どうか、お体には気をつけて。
tomio さん作 [416] -
シリトリing
う?うん、ウマイ棒の「う」うみみずず?「ず」か「す」すななみみかづきキスキス?魚のああスキぇえ!?いや、しりとり。ああキ?うん、キじゃあキスは言ったでしょ魚じゃないほうのああじゃあスイススキだからあたしが言ったっつのなんて?スキってえ?ス キ!俺もスキです。ぇえ!?だからキスしていいですか!ぇぇえ?えっとゴメンン?ああんたの彼女来たよ。
tomio さん作 [340]