トップページ >> たぁ さんの一覧
たぁ さんの投稿された作品が14件見つかりました。
- 1
- 2
-
無気力少年A?
「我が名はヘパイストス」全身を覆う大きなマント目の部分しか空いていない仮面180cmくらいの長身「あっ」「汝名は?」空気が恐ろしい「名は?」「…永(えい)。加山永だ」それ以上におもしろい「では契約しよう。我の主よ」ヘパイストスの手が永の頬にのる…冷たい…冷た過ぎて火傷しそうだ「ちょっと待てよ」「何だ?」「これから契約するのに顔も見せないのか?」ヘパイストスの手を振り払い立ち上がるニヤニヤしてるの
たぁ さん作 [153] -
無気力少年A?
趣味『パソコン・寝る事』友達『パソコン』活動時間『主に夜、たまに昼間に起きてしまうが即二度寝』=引きこもり真っ黒な部屋にパソコンの明かりだけが光る必要最低限のものしか置かないいつから俺は引きこもりになんてなったのだろう?考え始めたらきっかけなんていくらでもありそうだから止めるめんどいしパソコンの画面とニラめっこしながらマウスを動かすカチカチ…ウィーンウィーン…ゥ゙ゥ゙ッ「あれ?」マウスが動かなく
たぁ さん作 [180] -
隠し事
兄さんごめんなさい兄が持っていたカップを床に叩きつけるごめんなさい呆れた顔をするごめんなさいでもね割れた破片を拾い集めるもうどうしようもないの嘘をつきたくないの拾った破片をゴミ箱に捨てる私は私はこれ以上言うなという顔で私を睨みつける私は私は私は兄さんの彼女を好きになりました。
たぁ さん作 [425] -
狂喜?
「起立。礼。さようなら」終礼が終わる。私は鞄に教科書と体育着を詰め込んだ。「伊寄!!」「何?」「部活の事なんだけどさぁ…」「それ。明日でもいい?」「えっうん…」早く帰らなきゃ。「じゃあね!!」「ねぇ!!」「何ッッ!!」「何で最近そんなに急いでるの?」「……クス」「綺麗なものがあるからよ」沙希の返事も聞かずに私は階段をかけ降りた。一分でも一秒でも早く帰りたい。私だけのモンスターのところへ。「ただい
なかね さん作 [154] -
狂喜?
いつもの帰り道。所属していた部活が排部になったから、ちょっと遅かったんだ。だから、だからね。公園の前を突っ切ろうとしたんだ。………気のせいか?……ん?公園を渦巻く異様な感覚。肌にまとわりつくむせかえるような血の臭い。入ってはいけない。なのに、私の足は公園の中へと進んでいく。その感覚と臭いの中心。無数の死体の側に佇んでいる。『紅い眼のモンスター』あぁ、逃げよう。走ろう。助けを呼ぼう。絶対的な死を予
なかね さん作 [140] -
無音の愛
テープレコーダーが回る。「私は今回このインタビューを担当します藤井匠です。よろしく」「椰子さあなです」私は聞き取れるかどうかくらいの、小さな声で囁いた。匠さんはニッコリ笑って、質問を始めた。症状はいつからか、今の気分、どんな感じなのか、一言で例えると……17歳の学校に行った事のない私に分かる様に、丁寧に話してくれた。でもほとんど覚えていない。このインタビューがあった次の日、私はあまりにも長い時間
林檎 さん作 [297] -
無音の愛
私は小さい頃から耳が良かった。どんな些細な音でもこの耳は拾ってくる。人が話す声、車のエンジン音、冷蔵庫を開け閉めする音、テレビ……それらがいっぺんに耳を通して頭に流れ込んでくる。それは私に休みを与えない。唯一無音がくるのは眠りだけだった。もう、この病院の白い天井を見ながら起きるのは12年目になるだろうか。広くも狭くもない、清潔感の漂う個室。医師と看護婦以外の訪問者などいない。親でさえ愛想をつかし
林檎 さん作 [281] -
生徒会の時間?
「これから生徒集会を行います。体育館に各学年ごとに並び待機してください」小さな体育館に集められた生徒はザワザワと騒ぎ出す。先生達が声を張り上げているが無駄のようだ。「一姫」「ん?」「そろそろ行かないと先生達が可哀想だよ」「わぁったわぁった」でも一姫が会長になった理由も分かる。頭だけじゃない。こいつにはカリスマ性があるのだ。人を引き付ける力を持っている。私はそんなこいつと同じ位置に立っているのが誇
御諒 さん作 [193] -
生徒会の時間
ここ、大西高校の生徒会は有名である。1つは学校を生徒会が動かすスタイル。もう1つはその年の学年首席が生徒会長となり、その他の役員が会長の独断と偏見で決められると言うこと。つまり、この学校で生徒会長とは絶対的な存在である。その中で私、相川律は副会長となった。この女のせいで……現会長、朔一姫のせいである。元々幼馴染みだったが、まさか生徒会に入るとは思ってもみなかった。「リッチャン。何か今年うちが清掃
御諒 さん作 [207] -
君とワルツを?
あのねぇ沙世すっごい反省しててぇあの子と仲良くなろぉと思ったんだけど今更って感じじゃないたからねぇミチが仲良くなって沙世に紹介してくれればいいんじゃないかなぁって思ったのねぇミチやってくれるよね?この質問に選択肢何てないくせに―-…きっと私を使って学校に連れてきてまた『向こう側』においやる気だろう別にこれで私に火花が来ないなら今更思う私の考えは甘いあの子の家の前に立つもう10分はたっただろうかチ
ろーこ さん作 [139]
- 1
- 2