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ふっき さんの投稿された作品が26件見つかりました。

 
  • 悲しみの空?

    「…昔、父さんと母さんは仕事がなくてスラム街に住んでいたんだ。そして、お前が母さんのお腹の中にいるとわかった時、母さんはお前を育てる自信がなくて、悲しむことしか出来なかったんだ。」「それは、僕のせいなの?」「いや、そうじゃない。お腹の中に赤ちゃんがいる人はたまにそうなっちゃうんだ。でも母さんは脚が不自由だから、すごく…すごく落ち込んでしまったんだ。そう、自らの命を止めようとするくらいにね…」父さ
    桐生徳人 さん作 [505]
  • 悲しみの空?

    僕はすぐに家に帰り、布団に潜り込んだ…母さんの目を見るのが怖かったのだと思う。心配して母さんが何度か様子を見に来た。しかし僕は寝たフリをしてそれをやり過ごした。脚が不自由な母さんは何もできずに見守ることしか出来なかった。その姿はとても不憫なものだったろうがその時の僕は母さんが笑っているのではないかと怯えていた。その夜父さんが僕を起こした。「一体どうした?父さんに話してみなさい。」僕は父さんの目を
    桐生徳人 さん作 [410]
  • 悲しみの空?

    闇は僕におしえてくれた…コレは悲しいことだと…気が付くと僕は闇から戻っていた。女の子がダンボール箱を持って目の前に立っている。「だいじょうぶ?」さっきまで、あんなに泣いていた子が僕を心配そうに見つめてくる。「うん、平気…」今のこの子を見ていて、僕はとても怖いことを考えていた。いや、むしろソレは確信に近かった。幼いなりに、いや、幼いからこそとても怖いことをこの子に聞きたかった。「じゃあミーちゃん埋
    桐生徳人 さん作 [443]
  • 悲しみの空?

    [何か]は腕を伝って僕の頭の中に入ってきた。それと同時に頭に激痛が走り、僕の意識はどこかへ飛ばされてしまった…白い…何も無い…世界。頭の激痛は治まらない。「いた…いっ…痛いよ…母さん…」その時僕の目の前に[何か]が現れた。そこにはあの死んでいた猫がいた。僕は意思とは関係なく、その猫を抱いて撫でている。「コレは…何?」始めはわからなかった。でもしばらくして、僕は唐突に理解した。「…あの子とミーちゃ
    桐生徳人 さん作 [405]
  • 悲しみの空?

    王国暦683年戦争の翌年…僕は生まれた…決して裕福ではないけれど、優しい父さん、母さんに囲まれてとても幸せだった。母さんは戦争に巻き込まれて両脚が不自由だった。でも母さんはその事を全く悲しんではいなかった。父さんといつも笑顔で僕を温かく包んでくれた。ずっとこんな日が続くと信じて疑わなかった。そんなある日、僕は近所をずっと散歩していた。暇でしょうがなかったのだ。少し路地に入ったところに近所の女の子
    桐生徳人 さん作 [441]
  • 悲しみの空prologue

    これは異世界の悲しいお話…15年前、大きな戦争があった。強国:アニティスと東方連合軍との戦い…多勢に無勢。圧倒的な戦力差により、アニティスは自国の領土進行を許してしまった。この事態を重く見たアニティス政府は、研究中の科学兵器を自国前線で使用するという、自殺とも思える強攻策を実行した。結果として、両軍の前線部隊は壊滅。特にアニティス国では一般市民に多大な犠牲を出してしまった。しかしこの結果を見た連
    桐生徳人 さん作 [466]
 
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