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沙莉 さんの投稿された作品が17件見つかりました。

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  • 母と娘の長い休日1

    −うつは人生の夏休み−私は高橋真澄。16歳。とある田舎で生まれ育った高校生。私達家族はごく一般の家族だ……そう思っていた。父は頑固親父の亭主関白。怒るともう誰も止めようがない。私はひどく恐れていたけど、嫌ってはいなかった。母はどんな時でも子供の味方についてくれたから、妹も大好きだった。何にでも全力を尽くす人。私は兄と妹を持つ三兄弟の長女。喧嘩をよくする比較的ひねくれた性格の兄弟たちだ。私の母、高
    沙莉 さん作 [374]
  • season OF fall

    紅葉したもみじの葉を手紙に入れてみましょう。ついでに落ちたてのどんぐりも入れてみましょう。もみじの葉の裏に文字を馴染ませると相手は気付いてくれると思いますか?あなたがその言葉に気付いた時にはもう枯れてしまっているんですか?私はあなたのことを覚えています。あなたは覚えてくれてるよね?たとえその考えが間違っていたとしてもあなたの分身はいつもやってくる。そう思うことをどうか認めてください。必要としてく
    沙莉 さん作 [316]
  • season OF summer

    浜に打ち寄せるさざ波に思いをのせてあなたに届けましょう。どこまでも続くこの世界を信じてみましょう。瓶のふたを閉じて流すとどこかに打ち上げられると思いますか?あなたはこの解き放した思いを受け止めてくれますか?海はどこで冷たくなるんでしょう。どこで暖かくなるんでしょう。でもここから見える海がそれぞれの普段の海。どこかが違ってたっていいじゃない。冷たくなった海は太陽が優しく暖めてくれる。暖かい海は夏を
    沙莉 さん作 [301]
  • season OF spring

    花の匂いと共にあなたに届けましょう。新しくなった私からとびっきりの思いをあなたに届けましょう。心地よい風に身を預けて流されてみましょう。ひらひら舞い上がるピンク色の花びらを同時に2枚取れますか?どっちも同じじゃないでしょ?色も形も違うでしょ?もしかしたら匂いも違うのかもしれないね。でもいつか誰が見ても同じ花びらが見つかるといいね。世界でいちばんきれいなきれいな花びらを見つけられると幸せだな…季節
    沙莉 さん作 [300]
  • ALWAYS LOVE

    校庭のすみに刻んだ二人の文字ほんの少しの望みを持って一人で出かけた掻き消されたような土の上に立ちすくみもう一度自分の名前を刻む…体を押し倒すほどの風に舞う土天まで届けと願い目を閉じる零れる涙をおさえきれず模様をつくるしゃがみ込んだ私を雨が濡らすあなたが大きすぎて忘れられない私を風が包みこんでくれたそっと………
    沙莉 さん作 [349]
  • エルフ〜追悼〜

    私たちは今、だいっていう名前のチワワを飼っています。その犬ももう7歳になりました。なのに、私にはなんでかいまだに懐いてくれません。妹が大好きみたいで…よく怪我をしてくる妹の足を毎日舐めてるんです。私は、私立中学に通うようになって、兄と2人で親元を離れています。そのせいもあるんでしょう。妹と一緒にいる時間が一番長いんです。エルフも、私といる時間が一番長かった。その分、悲しみも人一倍大きかった。だけ
    沙莉 さん作 [313]
  • 2人の糸?

    『…竜??』『…沙莉??』再び出会った私とあなた。ほんの少しの期待を持って帰って来たこの地に竜は いたよね。決して偶然とは呼ばせない「出会い」だった。竜と沙莉の間には太い、どんなに離れてても切れない糸が、いつからか出来てたのかもしれないね。竜と初めて会ったのは、保育園。竜は同い年だけど、一年早く入園していた。その頃の竜はぽっちゃりした体型で、体も大きめだったよね。私はそんな昔のこと、どんなこと
    沙莉 さん作 [303]
  • エルフ〜空〜

    TO エルフ元気ですか?君は急に我が家に来てすぐ仲良くなってくれたよね。私ね、エルフがいなくなって、何回も思い返して涙を流した。何回もごめんなさいってあやまった。ある日、空を見上げた。色んな形の雲がたくさん浮かんでた。そこにエルフがいたように思ったんだ。走ってるエルフが…偶然そんな形になってただけかもしれないけど、私はエルフって思うことにしたの。うれしくってうれしくって… それ以来私は空が好きに
    沙莉 さん作 [371]
  • エルフ?

    母はシーツで包んだエルフを抱いて、3人でタクシーを待った。やがてタクシーが来て、家まで送ってもらった。その間、ずっと無言だった。家に着き、母が『お墓つくっちゃらないかんね。』と言った。家の裏にまわり、少しひらけた場所にお墓をつくることにした。雑草をひき、エルフが入るくらいの穴を掘った。そこへ、大切に大切にエルフを寝かせた。エルフの散歩に使っていた蛍光色のリードも隣に置いた。『これが最後のお別れや
    沙莉 さん作 [306]
  • エルフ?

    私と妹は何も考えず、3人が向かった方に行ってみた。そこには、真っ白な体を真っ赤な血で染めた、エルフがいた。『エルフ!!エルフ!!』兄と母は何度も呼び掛ける。でも、エルフにはすでに自分で動ける程の力は残っていなかった。『エルフ!!エルフ〜!!』私は何をしたらいいのか分からず、泣きじゃくりながら名前を呼び続けた。兄は呼吸をさせるために、舌を引っ張っていた。エルフはやっと呼吸ができるぐらいで、ヒューヒ
    沙莉 さん作 [328]
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