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沙莉 さんの投稿された作品が17件見つかりました。
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エルフ?
エルフがやってきて、もう1年が経ち、私は小学2年生になっていた。この頃は、朝の散歩に行くのが面倒で親や兄にまかせることが多くなっていた。私の誕生日は、じめじめした梅雨の真っ最中の6月。ある日、またいつものように朝、親に起こされる。そして私と妹はやっぱり二度寝。私と妹の間で寝ていた兄は、その日、機嫌が良かったのか早起きだった。『ん"ー』私はそろそろ起きないと怒られると思い、嫌々起き上がり妹を起こし
沙莉 さん作 [305] -
エルフ?
季節は冬。12月。エルフがうまれた月だ。私と妹はもちろんプレゼントを用意する。2人で少ないこづかいを集めて高級なものを買おうと思っていた。まずはペットショップに入ってみる。するとそこには5匹ほど子犬がいた。チワワもいたけどやっぱりエルフの方がずっと可愛い。犬用の洋服がたくさん売っているコーナーがあったから妹と行ってみた。『あ、これよくない??』『………』値段を見てみるととても小学生と保育園児が買
沙莉 さん作 [278] -
エルフ?
夏休み真っ最中。私は友達と遊ぶ約束をしていた。友達がエルフも連れて来てほしいと言うから、自転車のかごに乗せていざ出発。エルフはかごのすき間から足が出るらしく恐がっていた。熱い太陽の光が照り付ける中、凸凹の道を走る。『ちゃんときれいにしてよねぇー。』独り言を呟きながら坂道を上っていく。『ふぅ〜あっつい!!』坂道を上りきってフラフラしていた。道はやっぱり凸凹。『あっ!!!!』急ブレーキをかける。『エ
沙莉 さん作 [277] -
エルフ?
『さよーならー』小学1年生の始め頃の授業は、とても楽しかった。でも、家に帰るといつも一人。私の両親は近くのビニールハウスで働いている。そのため、朝7時30分から昼までは家には帰って来ない。そして、お昼ご飯を食べて1時から4時30分頃までも働いている。私が幼い時から2人ともビニールハウスで仕事をしていて、1人で留守番をしていることが多かったのだ。いつも通り学校が終わって家に直行。鍵を開けて中に入る
沙莉 さん作 [300] -
エルフ?
『こらー!!早く起きない!!』もう、朝っぱらからうるさいなぁ。『こら!!あんたらがエルフの散歩行くがやろ!!』んー??エルフ??…あっ!!私は跳ね起きた。隣を見るとちょこんとベッドに座っているエルフ。昨夜、妹が一緒に寝たいと言って寝室に連れ込んだのだ。かっわいいなぁ〜『沙莉!!舞!!いい加減にしなさい!!』バンッ!!『早く散歩!!』母が呆れた表情で寝室のドアを勢いよく開けた。目覚まし時計を見ると
沙莉 さん作 [278] -
エルフ?
犬が我が家にやって来るとなって、私達はどんな犬なのか、散歩は誰が行くのかとか、会える日をいまかいまかと楽しみにしていた。そして、ついに会う約束をした日。私達家族全員で新車に乗って、お姉さんが待っているというホームセンターまで車を走らせた。私は赤信号で止まることにいらいらするほど、ワクワクしていた。ホームセンターの駐車場に入る道から、お姉さんがピクニック用の緑色のかごのようなものを持って立っている
沙莉 さん作 [295] -
エルフ?
《君と一緒にいたあの頃、いつもそばにいてくれてありがとう。もう泣いたりしないからね。》7年前…私たち家族は田舎に建てた新しい家に引っ越した。初めて家に入った時は、家具もなんにもなくて、床もピカピカだった。テーブルもなかったから、小さな段ボールの上にスーパーで買ったご飯を、5人が静かに食べたりした。当時私は小学1年生で、なにもかもが新しくてワクワクして、まだ軽いランドセルを背負った。学校に行くと知
沙莉 さん作 [312]
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