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ホッチ さんの投稿された作品が68件見つかりました。

 
  • 今時のアンパンマン、、

    、、、。お腹すいたな、、。「まじっ!?呼んだ?」誰ですか、、、?「いゃ、、僕アンパンマンだけど、、顔食べる?」いゃいゃ、、いりませんけど。彼の顔は確かにアンパン風で不気味な笑顔が印象的で、、何が嫌って、埃まみれだし。「遠慮しないでほらっ!!美味しいよ。」彼は自分の顔を千切り、半強制的に勧めてくる、、ちぎったあとからは溶けたコシアンが流れている、、。怖いんですけど、、。僕あんまりパン好きじゃないん
    ホッチ さん作 [1,415]
  • ウサキチ、、

    僕の家には兎がいます。僕が産まれた年に拾ってきたみたいです、、。そう、古時計的な、、。でも僕は奴が嫌いです!僕のお菓子をつまみ食いするし、僕の布団にまんまるい糞するし、体はいくら洗っても臭いし、、。でも、何か食べてるときの口の動きは好き。可愛いい。ママに怒られて、布団にくるまり寝ていると。さりげなく一緒に寝てくれる、、そこは好き。共にもう十年も生きている、、ずっと続くと。五歳の時、ママから『命を
    ホッチ さん作 [555]
  • 自殺自演、、〔十四曲〕

    ピンポーーン、、「開いてるよ、、。」日曜日、私はまた彼のアパート前にいる。中から聞こえた声の主も既に判っている、、ドアを開け中へ。彼が霧吹きで植物達に水を撒いている、、「いらっしゃい、、」相変わらずの空っぽの表情で私に笑みを向ける。どうしてあなたがココに、、彼は水を撒き続ける。「植物って綺麗だよね、、様々な表情をしてて。手をかければ掛けた分ちゃんと良い顔をしてくれる。羨ましいね、、エミさん、、。
    ホッチ さん作 [724]
  • 自殺自演、、〔十三曲〕

    私が休んでも構わず授業は進んでおり、予測で内容を把握するのに丸一日を要した、、。友に聞けば早いのに、、ちっぽけなプライドがそうさせてはくれなかった。私は自分が嫌いだ、、。放課後、、生徒達にもう帰れとお決まりのチャイムがなり私も教室をあとに。朝のあかるさはどこへやら、、空には雲が拡がりいまにも降り出しそうな天気だ、、。傘を持っていないので足早に家路へと、、。「、、、さーん、、」呼び止められ、振り向
    ホッチ さん作 [585]
  • 自殺自演、、〔十二曲〕

    「おはよう、、」いつもの朝、私はキッチンで目玉を焼き父に挨拶をする、、。まだ怒っているか不安はあったが、父はいつものように接してくれた。新聞を広げ、煙草に火をつけ、、。できた料理をはこび、私も席につく。 「あれっ、、?エミ、ブラック飲めたのか?」気分転換♪、、多くは語らず笑顔で珈琲をすする。やはり苦い、、。家を出、いつもの通学路。空は晴れていたが風は強く、髪をおさえながらの登校、、。イヤホンから
    ホッチ さん作 [717]
  • 自殺自演、、〔十一曲〕

    コンポの電源をいれあの買ってきた CDをながす、、えっと、たしかここに、、小物入れからアロマローソクを取りだしお洒落に焚いてみる。紙を読み返し、質問の答えを自分なりに考える。ローソクの火は微かな息にも反応し身体をクネらせる、、、 あのあと、、、「エッッッキシッ!!」鼻がムズかゆい、、!!ここは、、?辺りに太陽の姿はなく、綺麗な満月が上り街を照らし私はなぜか駅のベンチで寝ていた、、。放浪者か、、!
    ホッチ さん作 [609]
  • 自殺自演、、〔十曲〕

    冬を乗り越え芽が弱々しく、、外、現世を脅えながら。それでいて力強く上をみて育つ、、。彼女を見ていると自分勝手に生きてきた自分がとても恥ずかしく、、年上なのにまともに目を合わせられない。内面の劣等感、、。その人生だから、その体質だから、、?言い訳にしか聴こえない。この場から逃げ出したいのは僕の方だった、、。好きな人を殺して安心し、先へも進めず閉じこもる。そんなことを考えしな気が付けば下を向く自分が
    ホッチ さん作 [598]
  • 自殺自演、、〔九曲〕

    初めて逢ったのはもう誰も行かなくなった公園、覚えてる、、?そこに一本だけ申し訳なさそうに咲く桜の木、僕の好きな場所。その夜も木の下から桜を眺め隙間から覗く月を見ていた、、君は犬を連れて声を掛けてくれたね。黒く長い髪、元気に走りまわる犬をなだめる姿。笑顔が素敵だと、、緊張しながら返事をしていた自分を最近のことのように思い出す、、。何を話したか覚えてる?君に会いたいがために、毎日桜の場所にいたんだよ
    ホッチ さん作 [563]
  • 自殺自演、、〔八曲〕

    植物達に飲み込まれそうな空間、、場違いな机がひっそりと。「こんなこと書いてたんだ、、」!!、、彼に目線を移し、、「なぜ、それをわざわざCDに、、?」彼は静かに、、「僕は自殺しようと思ったんだよ、、これは遺書的なものでね。ただ面白半分で入れただけだよ。」、、本当にそれだけの理由なのか?やはり初対面の私などに真実を語ってくれるわけがないか、、。もう一口珈琲をすすり、それならばと、私の素性を聞いてもら
    ホッチ さん作 [467]
  • 自殺自演、、〔七曲〕

    奥から二十歳とも三十歳ともとれる低い声で返事がする、、。考えてみたら私は今凄いことをしている、、見ず知らずの男性の家に突然不可思議な話題を持ち込もうと。 さぞ迷惑を被るに違いない、しかし既に呼び鈴は鳴らしてしまったわけで、、。もう後戻りは出来ない。えっと、まずは自己紹介をしてその後、、突然ドアは開き、頭に衝撃!!、、開いたことに気付く間もなくシコタマ頭をぶつけたようだ。こんな状態でもやはり涙は出
    ホッチ さん作 [527]
 
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