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ホッチ さんの投稿された作品が68件見つかりました。

 
  • 自殺自演、、〔六曲〕

    4月6日 午後 3時 20分 僕の記念日、、初めて人を大好きな人を亡くした日、、。父は単身赴任でほとんど家に帰ってはこない、母は僕に寂しい思いはさせまいと常に側にいてくれた。大好きな母、、。当時はまだ認識してはいなかったが、後日友達からこんな話を聞いた、、「好きな人ほどいじめたがる、、。」確かに、僕もその類だと自負している。ただ、、愛情深きゆえ行為も大きくなるわけで。その日は今日みたく良い天気
    ホッチ さん作 [489]
  • 自殺自演、、〔五曲〕

    彼の家までは隣の県まで行かねばならず、電車にて移動する。通勤ラッシュの時間帯ではないが、座席は空いておらずドア近くで落ち着く、、。アナウンスが鳴り、お決まりの注意事項が続く。外へ目を向けると、手荷物を抱えた老女がこちらへ歩いてくる、、見た目七十歳近いであろう。容赦なくドアは閉まろうとしている、、。何か思ったわけではない。考えるよりも先にドアに手を当て、閉じるのを防いでいる自分がいた、、。彼女は私
    ホッチ さん作 [606]
  • 自殺自演、、〔四曲〕

    、、目覚まし用の曲がコンポから朝を告げる。机で寝ていたか、、。製造工場の場所を地図で調べていたところまでは憶えてる、、地図にはヨダレが付いていた。朝食の準備をしていると父も二階から降りてきた、、「おはよう。」笑顔をみせ玄関にある新聞を取りにいく、今私はどんな顔をしてあげれたのだろ、、。笑顔の作り方は難しいな、思いしなネギをきざむ。、、、父を見送り、まずは学校へ電話する。風邪と偽り、休みを勝ち取る
    ホッチ さん作 [560]
  • 自殺自演、、〔三曲〕

    私は来た道を戻る、、あっ!、、、買い出し。夕食の材料を買わねば、冷蔵庫がカラになっていた。その足でスーパーへ、、。丁度タイムサービスが始まっており、主婦達に揉まれながらも購入することができた。帰り道、遠くの方から単一的な雑音、、救急車か。音は近付き、私に雨水を飛ばし去っていった、、。驚いた拍子にトマトを一つ落としてしまった。雨にうたれ、潰れたトマト、、綺麗だと思ってしまう自分がいる現実。そのさま
    ホッチ さん作 [656]
  • 自殺自演、、〔二曲〕

    あっ、、、雨だ、、。降り始めたのか雨は道を点に濡らし、みるみるその範囲を広げている。傘をさし、店へ行く途中、、何かに傘を持っていかれる。 電柱か、、。おかげで少し濡れてしまった、、。髪から滴る雨が目に、、「いたっ!!」 目の表面を通り、涙のように頬をつたう。 少し感動し、しばらく涙ゴッコを堪能していると。不意に肩を叩かれる、、。「何してるの、、?」同じクラスの男、たまに話す程度で特に興味はないが
    ホッチ さん作 [660]
  • 自殺自演、、〔一曲〕

    小学校二年の時だったか、、母が他界した。事故だったらしい、、。納棺の席で父は一滴の涙をおとし、「二人で頑張ろう、、」声を漏らした。父が涙する姿はいたく滑稽で、涙する意味が掴めない自分がいた。滅多に会わぬ親族もハンカチを濡らしている、、。私には感情が欠落しているこを悟らされる日となった、、。泣けぬ自分を恥じらい、式が終わるまで頬をツネっていたことを覚えている、、。年も重ね、また桜咲く暖かな時期が来
    ホッチ さん作 [869]
  • 自殺自演、、

    自室で、、、明かりは机に揺れる儚きロウソク。せつないバラード、、意識して聞いたこともなき。今はなぜに涙する、、。学校近くで購入したありきたりな大学ノート、、、心沈む度書きなぐった、けして日記とは言えぬ叫び。最後になるやもしれん、今一度読み返し。涙と言われる塩水をノートへ染み込ませる。僕はここにいるよ、、。ここにいる現実、存在だけは名残惜しむかのよう刻むこととしよう、、。最後のページは白紙、、これ
    ホッチ さん作 [668]
  • 足 ?

    新しい環境に入り込んでも自分が変われるわけもなく、授業と暇潰しがお決まりの生活。恋の行方も変化なく自分で決めつけた道をただ走り、それでもしかないかと歩みを進める。今日一日も無難に終わり、日が落ちだらだら過ごし。見たいテレビも一通り足しなみ。くだらないアニメかテレビショッピングメインの時間帯、、、寝ることにした。『おいっ、、おいっ!!』ナッツが話し掛ける、寝かせてくれと愚痴る。『聞くか聞かないかは
    エミ さん作 [280]
  • じん面ケンりたぁーんず

    こんなはずではなかった、、私も一度でいぃから可愛がられたかっただけなのに、、親の暴力から死という形で逃れられ、兄弟仲良く犬にとり付きのほほんと生活するはずだったのに、、。顔だけ残ってしまい、また人間に避けられ、メスの同種に助けられ。また人間の裏切りで売り飛ばされ、、。でも私がくじけてはいけない、、弟を守るのは私しかいないのだから!!最後に弟の笑顔をみたのはいつだったか、、また取り戻してあげれるよ
    ホッチ さん作 [603]
  • 足 ?

    嫌がおうにも共に生活せざるを得ない足裏の奴、、名前をつけてやった。『ナッツ』足の豆、豆といったらピーナッツ。つまりナッツ♪♪せっかく可愛い名前をつけたのにはなす言葉はトケトゲしい。「こんな蒸れる靴下はいて、微妙に臭いで!これで水虫にでもなられたらかなわんわ!!」 腹の虫はとっくに限界を越えている、、さすがに奴は喋るので切り取るにはいささかためらいが生じる。口喧嘩しながらの登校、友達がくるまでこの
    エミ さん作 [352]
 
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