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結奈 さんの投稿された作品が4件見つかりました。

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  • Bruis[傷]4

    翌日、私はいつもの様に登校時間ギリギリに教室に着いた。親友と呼べる程の友達は出来なかったがクラスメートと普通に話せる程度になっていた私は心なしか安心していたのだった…しかし、そんな気持ちを踏みにじる大衆の視線。みんなの様子がおかしい事に気づいた。奇妙な空気に包まれていた時わざとらしいはっきりとした声が静寂の中響き渡った…「知ってる?結奈って前の学校で…」「聞いた!悪かったんでしょ?」「それだけじ
    結奈 さん作 [108]
  • Bruis[傷]3

    最初は誰かと間違っているんじゃないかと思った。でも、彼の目は真剣考えた末、彼の事もよく知らなかったので「気持ちは嬉しいけどまだ転校してきたばかりで困惑してるから…ごめんなさい」私はありったけの気持ちを込めて断った。彼は残念そうにしていたけれど納得してくれたようで「じゃあ、友達としてじゃ駄目かな?」「うん…好きになってくれてありがとう」そう答えると去っていった。その時、ふと視線に気づき後ろを振り向
    結奈 さん作 [101]
  • Bruis[傷]2

    母方の家には[叔父、叔母、小4の子供、祖父、祖母]が広い土地に住んでいた。少し前まで地主だったらしいが祖父のギャンブル好きから借金を背負う事になっていた。今まで優しかったはずの親戚が金を無くした途端、手のひらを返すように冷たく接してきた。私は新しい中学に転校すると方言の違いをからかわれ日々衰弱していた…兄は高校を辞め、地元に1人逃げ、母は仕事に没頭し、現実から目を背けていた。ある日事件は起きた転
    結奈 さん作 [94]
  • Bruis[傷]

    深夜、いつも静寂した家に響く怒鳴り声…「あぁ…またか」と私は寝ぼけた頭で考える。中学に入る前、父は会社を立ち上げ裕福だった生活でも、物心ついた時には両親の間に愛は存在しなかった。3つ離れた兄は遊び歩く生活でほとんど会う事はなかった。「別れてしまえ」と密かに呟くそして、中2になる頃両親は離婚した。願っていた事なのに溢れ出る涙…私は勝手な人間だ。結局、兄弟揃って母の田舎に引っ越す事になった。田舎なの
    結奈 さん作 [112]
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