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真さんの投稿された作品が68件見つかりました。
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続 届かない手紙5
病室で慶治と真理真理 「あ〜違う…文字!…文字!、……もう一回押す!そこで押す!」慶治 「はっ、とっ、ひぃ〜」真理 「だめだこりゃ」それから三か月後... 慶治の容態が急変したと母から連絡が入る。真理 「ガンってなによ!」カッ!カッ!カッ!病院に響く真理の靴音《おじいちゃん...うそでしょ〜!.....》カッ!カッ!カッ!.... つづく
たかし さん作 [591] -
続 届かない手紙3
病室に慶治と孫の真理が話している。 「真沙恵には内緒じゃぞ〜」「わかってるって!任せなさいっ!」「ほんじゃ、おじいちゃんまたくるね!」「タマぁ!帰るよ〜!」「にゃわん!」〈真理は、タマを「信州みかん」の段ボールに入れた〉慶治 「あぁ、タマぁ、またなぁ〜...」《どうして今更携帯なんだろう?…………メールは、まず無理ね....》 明くる日 携帯会社名が書かれた紙袋を持って、病室に向う真理。「コ
たかし さん作 [630] -
続 届かない手紙2
仙南総合病院 病室に、慶治と孫の真理。慶治 「お願いがあるんじゃがのぉ」真理 「なあに?」「携帯電話が欲しいじゃが...死ぬ前にいっぺんでええから、使ってみたいじゃ〜.....[幸子 「慶治さん...携帯電話では、メールと言うものがあって、文章も送れるそうです.....」〕真理 「携帯?」《携帯って?....それに、「死ぬ前」って...風邪こじらしただけでしょ〜?》「駄目じゃろか
たかし さん作 [955] -
続 届かない手紙
仙南総合病院 慶治の孫で、大学2年の真理が病棟の受付で、看護婦と何やら話している「三階の〜..はいっ...右に曲がって..あっ左にぃ...の奥....分かりましたぁ〜!」「ありがとうございました〜!」真理は深々と頭を下げた。 真理は「信州みかん」と印刷されている段ボールを抱えている。《しっかし重いな....もう少しだからね!》 真理は段ボール箱をみつめてつぶやいた。〈202号室〉武山 慶治
たかし さん作 [668] -
届かない手紙2
孫の一人がその箱を開ける..中には、何通もの手紙孫の一人 「読んじゃお か?」別の孫 「だめ〜!」 「だめな気がする」慶治の娘 「お帰りなさい!」「お父さんに手紙きてますよ」慶治「!!」それは紛れも無い、50年もの長い間続けた、幸子からの手紙であった。「幸子です。この手紙が届くころは丁度、慶治さんの誕生日ですね。改めましてお誕生日おめでとうございます..私はいま携帯電話を勉強中です
たかし さん作 [714] -
届かない手紙
ある晴れた日の朝手入れが行き届いている庭先に、喪服姿の老人。「あぁ〜、今日は日本晴れじゃのう」「にゃ〜!」「ほう?、タマも日向ぼっこか…そうかそうか、…」「おじいちゃ〜ん! そろそろいくわよ〜」「あっ! そうじゃったそうじゃった」《そうか、さっちゃんが……逝ってしまったか…。》〈昭和の初め…若い男と女〉幸子 「わたし……わたし……慶治さんのこと、絶対に忘れないから!」慶治 「………」《政略結
たかし さん作 [867] -
いい加減にしてくれ!4
杜の都 仙台昼下がりのカフェテラスブランチをしているの男と女ここの町並みにはミスキャストな二人。男と女は共に、黒のレザースーツ。女のタイトスカートから時折覗く、スラリと伸びた、白い脚がなまめかしい。 長身の男は、目深に被った黒のニットキャップと縁がシルバーのサングラスが、センスの良さを窺えさせる。女 「シッ! みつかったかな?」男「ん?……たぶん」「いや間違ない」「さっきからこっちを
たかし さん作 [794] -
オモチャ箱の大宇宙
環境破壊原因の一つに「酸性雨」があるが…最近…現在の科学では解明できない不可思議な自然現象が発生した……………!?ママ 「パパあ!またまやがオモチャだしっぱなしなの、あなたからもキチッといってください!」パパ 「ハイハイ」まや 「バパ―!キャンデ―におさけが入ってるんだってぇ―」バパ ? 《ウイスキ ―ボンボンか?》 なんだテレビかぁ「番組の途中ですが臨時ニュースをおおくりします。
たかし さん作 [900]