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毒苺 さんの投稿された作品が45件見つかりました。

 
  • 喪失の痣

    誰よりも強くなろうしてたあの頃 何が強さかも知らないで いつかは強くなれると信じていた 希望なんてなかったけど 爪を噛むことがいつの間に癖になり いつもどこか遠くから見ていた 自分だけ… つまらないidentity 繰り返して もうダメなんです。そう言えたなら きっと今にも楽になれそうで だけど現実はそんなに優しくないから 今日もまた空の下 憂鬱な顔をして 桃色の君の肌が麗しく 僕に「さよ
    毒苺 さん作 [209]
  • 失恋横町

    遠ざかる影 また私は置いてけぼりで 一人寂しく 詩を口ずさむ すれ違い躊躇い でも動かない両の足 「行かないで」 声も出せずに 薬指のリング ずしりと重たく冷たい まるであなたと 一緒だな…と笑ってしまいました あなたの為に伸ばした黒髪も 少し大人びたワンピースも 今は意味も持たず 私にはちょっと似合わないなんて 思いました もう一度会えたら また笑えたなら 私の思い出 少しは色づくのかな?
    毒苺 さん作 [199]
  • 装飾―さくら―

    ありふれた言葉の綴り それさえもなんとなくね ギコチナクて 「おはよう」〜「おやすみ」 義務的な台詞だけ 君が此処で生きていくため 心を着飾るその意味が 僕にはまだ解らなくて とめどなく溢れる不満と矛盾が二人の距離を遠く離させる 君のこと全て知る由もないの… 分かっているはずなのに何故か悔しくて 涙が零れた 桃色の頬が 靡く髪が 歪む笑窪が 無口な心が… とても愛しくて とても苦しくて
    毒苺 さん作 [211]
  • A malicious egg

    気付けば脳内は悪意でいっぱいで作られた退治が嗤う暴走 構想された闇が嘆き廻り眼の前を横切るチェンソーの銀色誰も彼もが素敵な悲鳴、奏でて私は蕾を抑えて一人快楽に悶えていました貴方色に染めてください 汚れた異物と汚れた世界を貴方色に染め上げたなら 再構築 「私を殺してください」全てに愛を 全てに死を ・・・液化した毒を降らせて貴方色に染めてください 汚れた記憶と汚れた心を貴方色に染め上げたなら 再構
    毒苺 さん作 [223]
  • 未練喫茶

    何年経っても ずっと変わらないと貴方は言っていたけど...今年で私も大人になりました。社会もある程度は知りました今日も店には夢に敗れた人が溢れます貴方が此処に来ないことだけ願って私はそこでまるで蝶のように美しく蜜を吸うのです闇を舞う黒蝶 偽物の愛に群がる虫たち一人きりでは生きていけない者たちの集落欲を貪り 満足気に家路へ向かう後ろ姿貴方とは似ても似つかないけど時折 愛らしくもあるあの頃とは違う私
    毒苺 さん作 [319]
  • またお前は俺を苛むのか?呼吸が苦しい夜 誰を呼んでほしいんだ造り笑いは飽きたかい?でも笑わなきゃ生きていけないだろ周りの視線が痛くて 今日もただ当たり前に廻る 日常常に監視され続けた皮膚は「血が見たい」と叫ぶいつか僕が死んだ時に笑っていられるように繰り返す自傷行為 報われる日など来るのかな?目を閉じて一人 闇に溺れても助けなどない。 そろそろ気付くべきさなぁ もう時間を動かそう失ったものは帰りは
    毒苺 さん作 [316]
  • たった一人の僕の理解者

    せめて繋いでいたいんだ 君を実らない恋だと知っているから……いつもの交差点 赤に変わる信号 見計らい不純を纏い 君に声をかける疑わしさを気にする 君に安心を与えて出口のない迷路へ誘い込むほら..目を開けた君が最初に見る景色が僕であってほしいから冷たい手錠と カプセルと 目隠しの世界へ誘うせめて繋いでいたいんだ 君を実らない恋だと知っているから僕の弱さも醜い部分だって君なら きっと受け入れてくれる
    毒苺 さん作 [347]
  • 暗鬼

    消える 消える 小さな燭果てる 果てる この想いどうか どうか 幸ある日々を最後 最後 君に遺るように…溺れた魚みたいに水槽をプカプカ浮かぶ僕は何を思って 何処に居たいのだろう軋むベットを揺らし 愛は確かめたけど何故か 胸の奥がジリジリ妬けていく砕けた約束のカケラが僕に刺さる君がいつの間にか重荷に変わっていた確かめたい事があるんだ君の真実の気持ち、怖いくらい繰り返す自問自答抱きしめた数だけ君を知
    毒苺 さん作 [261]
  • 揺り篭

    優しいその手で愛してるってあたしのことを撫でていつでも必要としてるってあたしの為に囁いてあぁ―― なんて居心地がいい失いたくない貴方はあたしの揺り篭誰にも渡さない嬉しかった日 貴方を思い出さない日はない悲しかった日 貴方に聞いてほしいよ傷つけても また二人でいたいから「さようなら」はもう少し保留にして優しいその手で愛してるってあたしのことを撫でていつでも必要としてるってあたしの為に囁いて揺り篭、
    毒苺 さん作 [247]
  • 問いかけも聞こえず、眼差しも届かず、骸は歌う“亡者の調べ”夢は消えかけて明日は無くて涙して笑う 孤独の住家どうして こんなになった?僕は君を愛していたのに…届かない 届かない この声どんなに君に叫んでも赦さない 許せない この痛み君を記憶に刻み付ける誰もいない僕の部屋、兒玉する悲痛、僕は歌う“生者の調べ”どうして こんなになった?僕は君を愛していたのに…天が二人を引き裂いた憎むべき あの雨の日相
    毒苺 さん作 [303]
 
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