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すてねこ さんの投稿された作品が5件見つかりました。
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きみに捧げる恋のうた
春のそよ風おだやかに 夏の青空さわやかな 秋の日差しのあたたかく 冬の粉雪きらめいて 心ときめくこんな日は 言いたくなるの「大好き」と いつも隣にいてくれる きみに捧げるぼくのうた
すてねこ さん作 [373] -
あたしの欲しいもの
あたしの欲しいもの。薄手のカーディガン。かっこよくてカワイイ帽子。秋冬に履きたいブーツ。シルバーのリング。新しいメガネ。みんな全部買えるお金。そして、カレシ。カレシ。彼氏。彼氏!
すてねこ さん作 [407] -
河童に会った話3
河童はじっと座っているだけだった。何をしているのだろうと思って様子を見ていると、若干前かがみになっているように見えた。あれはもしかしたら甲羅干しをしているのかもしれない。亀のそれとよく似ている。河童は数分間もそうしていたかと思うと突然立ち上がり、おもむろに川の中に手を突っ込んだ。河童が川から手を出すと、そこには胡瓜の載ったザルが掴まれていた。川で胡瓜を冷やしていたらしい。 河童は取り出した胡
すてねこ さん作 [531] -
河童に会った話2
「爺さん早く戻ってこないかなぁ」などと考えながら釣り糸を垂らして早や数十分、老人はなかなか戻ってこない。もしかしたら昼飯でも食べているのかもしれない。 いい加減、イライラし始めたその時である。ピクッと竿に反応があった。ついにアタリがきたのか、と僕は竿を握りなおした。 信じられないくらいの大物がかかったのだろうか、竿が大きくしなっている。水面を見ると、何か大きな影が動いているのが見えた。ここで逃
すてねこ さん作 [484] -
河童に会った話1
近所に二ヶ領用水というものが流れている。にかりょうようすいと読むのだが、どういったものかを説明するのは面倒なので、知りたければぜひ自分で調べてほしい。川崎市の小学校に通っていた者ならば確実に知っていることだろう。まぁ簡単に言ってしまえば整備された川のことだ。天気の好い日には散歩に訪れる人も多い。 ある日、僕がそのすぐそばを歩いていると川のほうから呼び止められた。 「オニイチャン、オニイチャン
すてねこ さん作 [559]
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