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佑久 さんの投稿された作品が152件見つかりました。
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[挑戦]
[挑戦]包まれてゆく日常『ここ』には『それ』が奏でる音があるばかり自分だけの空間静かに過ぐ時間『それ』が気休めにあるばかり不思議な程透明な『ここ』で『それ』を隠して新しい『何か』をさがす挑戦から始まる自分。
佑久 さん作 [504] -
わからないままで[10]
「あっ、秋里さんでしたか。失礼しました」 そう言って笑う途(←もう呼び捨て)に、何だか黒いものを感じてしまうのは、必要以上に疑い深くなっているからだろうか。「えと……何で途……さんがここに?」「そりゃ君、あれだよ、あれ。ほらぁ、転入生って奴ー」 はあ? 何で転入生がここに?「新しいクラスに馴染めないって奴だよー。最初は頑張ってたけど、もう無理だってさ」 今は五月の初め。一ヶ月も持たなかった
佑久 さん作 [592] -
わからないままで[9]
私は足音を立てないように気をつけて、放送室に隣接している《準備室》へ移動した。「稲垣です。遅くなってすいません」 ガチャン、と扉を開けて室内に入って来る音。私は準備室から顔だけ覗かせて、稲垣という人を観察した。 そこでは、薄茶色の長い髪が見え、ランドセルを背負ったままの女の子が、小谷に挨拶をしていた。「あー。稲垣ね。ちなみに下の名前は?」「あ、途です。稲垣途」「そっかぁ」 自分か聞いた
佑久 さん作 [585] -
[微笑み]
[微笑み]遠くから奏でる歌。この片隅で全てが始まり終っていく最後には(最後には?)暖かな微笑みがそっと見送って行く先を照らしてくれるだろう涼やかな季節はもうすぐ終る 時期だ。
佑久 さん作 [503] -
[果て]
[果て]遠くから聴こえる音。ここは何処全ての果ての先失われたもの達が静かに輝いて透き通った中には感情が『嬉しく』て『悲しく』て『怖く』て創られた美しい果てが並び立ち私達を歓迎している終りと始まりはしばし一緒なのだ。
佑久 さん作 [504] -
〆日記○
ども。また会いましたね。腹痛い……。何故かって?シチューを食べ過ぎたのさ!と、今日もバカバカしさ全開の佑久ですっ。本気で食べ過ぎたわ。これはちょっとヤバイよWW。腹八分目っていうのに、見境なく食べたからなぁ……。これからはよく考えよう。よく学校ではシチュー派とカレー派に分かれます。何様戦隊オレサマンは無論カレー派。カレー美味し過ぎる。辛口が好き。自分のことを『辛党』と自慢してましたが、この間、『
佑久 さん作 [561] -
わからないままで[8]
姉を信用出来ない妹なんて、最悪だ。 私が自嘲気味に微笑んでみせると、小谷にじぃっと見られた。「何、一人でにやにやしてんの? 気持ち悪いっ」 はい、空気読めませんねー、そこの君。 私は深々と溜息をつく。 そんな私を、小谷がにこにこ笑ってみているのは、気のせいだろうか。 コンコン。 その時、急に扉がノックされた。私は身を硬くする。扉というと、どうしても恐怖の対象になってしまうのだ。「はいー? どち
佑久 さん作 [547] -
〆日記○
〆日記○今日は早めに……佑久です。ついに家も、ストーブ出しましたよ! ストーブストーブ! 何様戦隊オレサマン(←一人弥)は冬はストーブがなきゃ瀕死状態です。壊れてなくて良かった♪ ありがとうストーブ☆夏はクーラーに張り付いてますけどねWW現代っ子らしく、暑さや寒さには弱いんです。ストーブも話すかなー(『妄想日記』参照)……とじぃっと見ていますが、逆に睨まれ返されて泣きそうです。お父さん、そんな子
佑久 さん作 [385] -
わからないままで[7]
私はちらりと小谷の方を見る。 私が放送室に来るようになってから、もう一ヶ月が過ぎようとしているのに、よく口出ししないよなあ。 まあ、そこがいいんだけどっ。 そういえば、小谷は姉は仲が良かったな。 私はまた考え事を始めた。 姉は秋里美奈といって、小谷のお気に入りだ。お気に入りって普通は年上が年下を気に入る気がしなくもないが、小谷にそれは通用しない。 そんな姉の性格は、よく言えばマイペース。悪く言
佑久 さん作 [445] -
わからないままで[6]
勝手に一人で納得した小谷は、またごろんと横になって(床に直接)何やら校則違反のゲームを弄り始めたので、私は床の隅に座り込んだ。 あんなことを言っているけど、小谷は決して本心からそう思っている訳じゃない。小谷なりの気遣いなのだろう。 暫く前から、私、秋里楽は教室に入れなくなった。何かを恐れているということはわかる。何で恐れているのだろう。それもはっきり形ではないものを。 まあ結局、わからないのだ
佑久 さん作 [405]