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じゅりあ さんの投稿された作品が208件見つかりました。

 
  • この愛の結末9

    朝が来た。昨日は誰かさんのお陰でイライラして眠れなかった…。眠たい目をこすり身支度を始める。〜♪メールの着信音だ。(三浦さんからじゃん!!)寝呆けていた頭が徐々にハッキリして来る。昨日、アドレス交換したんだった。『おはよう!昨日は楽しかったよ。ありがとう。ところで突然だけど松本さんの服のサイズを聞いてもいい?』すぐに返信ボタンを押す。『こちらこそ、ご馳走にまでなってしまいスミマセンでした。送って
    じゅりあ さん作 [266]
  • この愛の結末8

    携帯が着信を知らせる。サブ画面には《梓》の表示。文句の一つでも言ってやろうと通話ボタンを押した。『もしもし…?』別れて初めて聞く声。「もしもし?梓あんたねぇ…、どーゆうつもりよ!?」私は怒鳴り口調で口走った。『どうゆうって…奈緒こそ何で電話に出ないんだよ』「当ったり前でしょ!?別れた相手と連絡とってどーすんのよ。…ってか私が聞いてんの!どーゆうつもりでつけた訳??」『電話に出ないからだろ?そした
    じゅりあ さん作 [254]
  • この愛の結末7

    十メートルほど離れた電信柱…その近くに梓の姿を見た。(何やってんのよ〜!)私はそう思いつつも三浦さんの腕に掴まり早足になった。「松…本さん?」三浦さんは少しビックリしたような顔で私を覗き込む。頑なに後ろを振り向かない私を見て気になったのだろう、何度か背後を確認している様子だった。家に付いて周りを見渡す。(もー、何なのよアイツ…)「はぁ…」「松本さん?さっきの…もしかして」私は頷く。三浦さんは一瞬
    じゅりあ さん作 [217]
  • この愛の結末4

    何で男って浮気すんの?『私じゃ満足出来ないから?』梓に聞いた事があった。『違う…』それ以上何も答えてくれなくて、疑問だけが残った。「松本さん!」「へ…!?」不意を突かれて振り返ると三浦さんが書類を手にして立っていた。「どうしたの?ボーッとして」「あ、や…ちょっと寝不足かな〜…なんてっ」気付いたらコピー機の前でつっ立ってたらしい。「三浦さんも、コピーですか?」「うん。それ、貸して?」そう言うと私の
    じゅりあ さん作 [223]
  • この愛の結末3

    サラサラの髪に、眼鏡をかけて、スーツ姿が“出来る男”って感じ。特別、男前って訳じゃないけど、何より笑顔が彼の優しい人柄を証明してる。「いいなぁ…」机に頬杖ついてると…「何が?」「ひっ!!?」振り返るとそこには課長の顔。「驚かさないで下さい〜」(わぁ、心臓バクバク)「そんな事より、これコピー」課長から手渡された書類の数々。「枚数は、書いてあるから指定どおりに。それと…あんまりサボってるとコレね」“
    じゅりあ さん作 [209]
  • この愛の結末2

    「きゃあ♪ありがとうございますぅ」彼からそれを頂く。“あたみ”ってプリントされたクッキーだ。「おみやげですか!?」「うん、お盆休みの間に行って来たんだ」(もしや彼女と!?)気になってる事は聞けず、代わりにどうでもいい事口走ってしまう。「私、熱海って行った事ないんですよね〜。どうでした?」(あぁ、バカ…)「良い所だったよ」「いーなぁ」「良かったら、今度一緒する?」「え!?」(な、何この展開?超良く
    じゅりあ さん作 [290]
  • この愛の結末1

    松本 奈緒 22歳。普通のOLやってます。つい最近、四年間付き合った同い年の彼氏と別れました。理由は彼氏の浮気。一回だけじゃない。三回も!三度目の正直ってよく言うよね。って事は、ヤツの浮気癖は治らないんだと。四年付き合ってそれまで我慢してたのにもったいないとか言う友達もいるけど、ハッキリ言って我慢出来なくなったから別れたんだ。何も人生無駄にする事ない。私は、私だけを想ってくれる人と一緒になるんだ
    じゅりあ さん作 [408]
  • 君だけを(あとがき)

    毎度の事ながらですが、お読みいただきました皆様、票を入れて下さった方々(励まされます)ありがとうございました♪そして管理人様様です☆またもややっちまいました!9話と10話がたぶってる!!新しい方が正しいです…。どうもすみません(>_<)いい加減気を付けろって話ですね(T_T)「君だけを」…ピンと来た方も中にはいらっしゃるかも知れませんが、このタイトルは私がファンであるスピッツの曲名から頂いてます
    じゅりあ さん作 [273]
  • 君だけを(12)

    「下手くそだね…言葉が」けどねアンタ、絵は上手いからわかるんだよ。痛いほどに伝わってくるんだよ。手が震える。「井上…」苦しかったんでしょ?なのに私の事、描いてくれたんだ。ちゃんと見ててくれたんだ…。井上が私に残してくれた絵。私はそれらを抱き締めながら…その場で泣き崩れた。―八年後―\r私は今、お墓の前で手を合わせている。「今年から私、美術教師になったよ。さすがに画家は無理だったけど(笑)」夢がな
    じゅりあ さん作 [265]
  • 君だけを(11)

    井上は、合併症で癌も患っていたらしい。それも悪性の…。(何で、なにも言ってくれなかったんだよ…)私は今、井上の葬儀に出ている。周りは皆、涙していたけど。まだ、実感がない。井上が居なくなった事の―。葬儀の後、井上のお母さんに呼び止められた。井上がお母さん似だったんだと言う事を、本人がいなくなってから初めて知った。「これ、あなたに貰って欲しいの」そう言って差し出された、見慣れたスケッチブック。「え…
    じゅりあ さん作 [271]
 

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