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けん さんの投稿された作品が46件見つかりました。

 
  • 夢の想い(26)

    「なんだ?知ってんのか?」(狐風情と侮っておったわ。九尾とわかれば全力で相手せねばなるまい)「なんだ?今まで全力じゃなかったのか?」(ふん。儂の力をあなどるな!)そう叫ぶと2本の前足で地面を叩く。その途端地面からは夥しいほどのゾンビが現れた。「またかよ…。芸がないな。」(軽口を言ってられれのも最初だけよ。無限に現れるこやつらにいつまで体力が持つか…)そういいながら獏は暗闇に姿を消していく。そして
    けん さん作 [405]
  • 夢の想い(25)

    ピクリと僅かに此葉の体が反応する。(む…今少し反応したのじゃ)憑位していた狐弦糸を押さえ込み洋介が表に出てくる。顔付きも洋介のものに戻った。「おい!狐文!根底ってどういうこったよ?」(それはわからん。此葉が夢に捕われているのは獏の呪縛もあるが、本人自体が何かしら強い想いを抱いているからじゃと想うが…)「世話のやける…。ひっぱたいて起こしても駄目なのか!?」そういいながら洋介は具足を形成した足で倒
    けん さん作 [372]
  • 夢の想い(24)

    「遠野さん!?」薫は慌てて駆け寄ってみるが此葉は虚ろな瞳のまま身じろぎせずに座っている。「クッ…クソ!そんなことしても無駄だ!此葉は俺の女だ!」慌てて此葉の元へ長谷部は走り出す。(薫!しばし奴を足止めするのじゃ!その間に儂が何とか目覚めさせる!)「はい!」薫は慌てて長谷部に向かい走り出す。(とは言っても薫はまだ千里眼しか使えぬ…急がねば…)狐文は両手で此葉の頬を手で挟み意識を集中させていく…。…
    けん さん作 [415]
  • 夢の想い(23)

    狐弦糸は横薙ぎを軽い跳躍で避けると再び構えた。「さっさと終わらせへんとなぁ…」そういうと髪を刀から巨大な槌へと再変換させると槌を引きずりながらデュラハンとの間合いを調節する。「洋介のアドバイスにしたがってみようかねぇ」そう言って槌に両手を添えた瞬間デュラハンからの袈裟斬りが襲い掛かる。「よぉいしょぉお!」掛け声とともに槌を振り上げて袈裟斬りを剣を持った篭手ごと吹き飛ばす!そのまま後ろに数歩よろめ
    けん さん作 [464]
  • 夢の想い(22)

    「くっ…ゾンビは役にたたないな…なら次は…」長谷部は少しまを置いてから目をつぶり頭の中でイメージを浮かべていくと上空から金属の破片が落ちてくる。「ひゃ〜危ないな〜」狐弦糸は軽く後ろに飛びのくと狐弦糸がさっきまでいた辺りから黒い霧のようなものが溢れ始めそれらは落ちてきた金属にまとわりつく。「今度はなんや…?」次第に金属は違いを結び付け西洋の甲冑のような姿を作り出す。「はははは!さっきまでのゾンビと
    けん さん作 [383]
  • 夢の想い(21)

    「なっ…!?」その姿を見た長谷部は思わず驚愕の声をあげた。「さぁて…お仕置きの時間やで…」長髪に銀髪、赤い瞳に狐の尾と耳を携えた洋介は…もとい狐弦糸はにやりと笑みを浮かべた。「おまえにも取り憑いていたのか!?」思わず長谷部は後ずさる。「はぁ?あんたみたいな半端モンと一緒にすなや。後ろの豚まんとウチが同じに見えるんか?」(クックック…狐風情がよくしゃべる…)「おお…獏!」後ろでぼんやりとしていた獏
    けん さん作 [418]
  • 夢の想い(20)

    「はっ…はっ…はっ…」やっぱり走るのは楽しい。小さい頃は特に走るのが好きなわけじゃなかったけど洋兄に置いていかれないように一生懸命走ってた。頑張って走ってたら洋兄が「此葉は早いね凄いね」って褒めてくれた。褒めてくれたのが嬉しくて私はもっと頑張った。洋兄とは夏休みとか長い休みがないと会えなかったけど、会えない間も頑張っていたら友達がたくさん出来た。仲間も出来た。元々引っ込み思案で話し下手な私がいっ
    けん さん作 [512]
  • 夢の想い(19)

    「探すって言ってもどうやって探すんだよ?」洋介は男に向かって疑問を投げると同時に「部長がいました!…あそこは…旧体育倉庫ですね。案内します!」「あっ…おいっ!?」そういって男は走り出した。一見貧弱そうな見た目とは裏腹に早い動きで…「ちょっと待て!俺達も行くから!」慌てて洋介達も走り出して後を追いかける。「とりあえず見つけてくれるのには礼をいうけどあんた何者なんだ?」洋介は当然の疑問を投げかける。
    けん さん作 [402]
  • 夢の想い(18)

    とても女性のものとは思えない力で洋介の腕を締め付けてくる。「くっ…!」その時肩に乗っていた狐弦糸が文の頭を軽く尾の先で触れると文は声も上げぬまま膝から崩れ落ちた。「おっ?おい!?」「大丈夫。気を失っただけや。」「そうなのか?」洋介は端の塀にもたれるように文を座らせる。(操られているようじゃな。)「ちっ…、とりあえずさっき校内に入って行った奴を追うぞ」そういって洋介達は校門を駆けていった。…………
    けん さん作 [412]
  • 夢の想い(17)

    「あの男大丈夫なのか?」狐響牙に操られている?男についていく。「大丈夫やろ。見たとこ待ち合わせって訳でもないやろし…、時間貰うだけやから」「身体がだよ」「特になんもあらへんで。音やから水につくのが楽やからその人についてるだけや」「ふーん…。」よくわからなかったが相槌をうっておく。(洋介…こちらの方向はもしかして…)「学校だろうな」(ということはご学友に獏は取り憑いてるのか。)「ちっと気になる奴は
    けん さん作 [366]
 
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