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けん さんの投稿された作品が46件見つかりました。

 
  • 夢の想い(6)

    眩しさが収まり目を開けると前には草だらけの広場が広がっていた。「なんだったんだ…いったい…。」洋介は回りを見てみるがそこには先程まであった神社のカケラも見当たらなかった…。「洋兄は今の何だったかわかる?」その横で放心していた此葉は洋介を見ながら聞いてきた。どうやらさっきまでの涙は留まったようだ…。「俺もわかんねぇよ…」辺りはもうすぐ朱に染まろうかというくらいの時間だった…。夕食ゆ食べ終えて自室に
    けん さん作 [469]
  • 夢の想い(5)

    木漏れ日の零れる境内という閉ざされた空間で3人が対峙していた。「狐文ちゃん…話しが唐突すぎるんだけど…」此葉は話しがさっぱり飲み込めていない様子だ。(唐突なのは分かっておる。しかしこれは現実でありかの者は近く眠りから覚めるじゃろう…)「だからといって何故俺に頼む。妖怪だの戯れ事は否定しないがただの人間である俺に頼むこと自体がお門違いだ。」しかし狐文は凛とした表情で言った。(おぬしら2人ともがただ
    けん さん作 [432]
  • 夢の想い(4)

    (それじゃ話しの本題にはいろう。)いつの間にか現れた銀髪の女の子はそう言って大きな瞳を細めて笑顔を作った。「なに?なんか頭の中に声が聞こえたんだけど!?」(あ…すまんな。くすぐったいだろうけど我慢じゃ。そのうち馴れる)「とりあえず早く本題とやらに入ってくれ。俺の問いに答えた後にな…狐」洋介はあらためて女の子に向きなおる。此葉は恐る恐ると洋介の裾をにぎりしめて脇から覗きこむ。(そうじゃの。狐呼ばわ
    けん さん作 [426]
  • 夢の想い(3)

    「…思ったより綺麗な場所だな」境内に足を踏み入れた洋介は辺りを見回す。空からは木々の隙間から木漏れ日が降り注ぎ神社という神聖な場所をさらに神秘的に変えていた。木漏れ日の中より一層光が集まっている場所に白い稲荷像が奉られている。「稲荷神社ね…。」ふと目に止まったその稲荷像をよくみると像の目が開き見つめられているように感じる。「像にしてはすごくリアルに作ってあるな…」(像ではありませんよ…)「誰だ?
    けん さん作 [481]
  • 夢の想い(2)

    シャリン…シャリン……「あぁ〜っ…またあの夢かぁ…」「キコエタ?…キコエタ…?」「だから何も聞こえないっていつも言ってるのに…」「ミエタ?…ミエタ?」「何も見えないし何も来てませんって…」「ウウン…キタヨ」「はぁ?何も来てないって」「キタッキタッ!助カルカナ?」「キット大丈夫ダヨ…」「いつにもまして何の事だかさっぱりなんですけどー?」「頑張ッテネ、キット君達ナラ僕ラヲ救ッテクレル…」「ちょっとー
    けん さん作 [466]
  • 夢の想い(1)

    昔じいちゃんが言ってた…「夢は大きく持ちなさい。大きな夢はきっとおまえの力になってくれるから…」その時はその言葉を聞いてもたいして理解出来なかったけど、そのことを話す時のじいちゃんの優しい顔が好きだった。「大きな夢はきっとおまえの力になってくれるから…」………「はぁ…」一際大袈裟のような溜息をついて部屋を出る。今日はじいさんが亡くなってから三回忌の日になり田舎までやってきたところ…、たいして覚え
    ケン さん作 [521]
 
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