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林芳さんの投稿された作品が18件見つかりました。

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  • 聖域

    知人に、明るくえっちな話で笑わしてくれる小柄なおじさんがいる。あたしが落ち込んでいたり疲れた顔をしている時、さりげなく暖かな気遣いをしてくれる、父親みたいな雰囲気の人。「君さ、激しく似てるって話だよ」珍しく空いていた店内で、ここのマスターが変な事をいい始めた。「え、マスター、誰に?」「ケンゾーさんの亡くなった奥さんにね、うり二つなんだってさ」「え‥‥‥」ケンゾーさんって、このお店でよく一緒にな
    林芳さん作 [585]
  • ふわふわ

    なんっちゅ〜〜寒さだ!!こんな日は可愛いおねえちゃんとコタツでまったりするに限る!!・・・ま、とりあえず相手は猫ちゃんなんだけど。あたしは女の子好き。お肌すべすべだし髪はいい匂いがするし、何より可愛い子を眺めてると嫌されるわぁ〜、ほんまに。別にグラビア見て鼻息が荒くなるって訳じゃなくて、お洒落で綺麗な女子が身近にいると気分あがる。わかるでしょ(笑)それで今日もふわふわぁな彼女のお家でまったり。至
    林芳 さん作 [549]
  • まっきな・ろっさ

    maccina rossa   =真っ赤な車ミニが好き。あたしって、なぜか愛車はMiniに限定される。体はミニマムだけど何てのか元気一杯で、そう、躍動感に満ちてるのが気持ちいいんだよね。真紅のカラーリングと言えばイタリア車がイメージだけど、あたしは敢えてごくフツーのミニを選ぶの。ミニとミニ・クーパーは違うって知ってる人少ないけれど、あたしはのどかなハートの方が好き♪あのちょっぴり枯れた雰囲
    林芳 さん作 [675]
  • いらっしゃい♪

    も〜〜ヤダ、あぢ〜…。と言ってる間にお盆の時期が来てた(笑)今年も恒例のお墓参りに行って、とっても大切だったあのコにご挨拶してきた。生前の彼女は物静かで優しくて、それは綺麗で……いつも柔らかな物腰で、多くの人に慕われていた。まるでみんなの母親みたいな存在だったかな?家に遊びに行くと決まって『あ、おかえりー』と笑顔で迎えてくれたなぁ、どんなに辛い時でもさ。そう言えば、あのコとっても律儀なんだよね〜
    林芳 さん作 [728]
  • 激しいのはお好き?

     強いおねえさんは  好きですか?久々に電車に乗ったら下半身にモゾモゾと違和感……世間でいうチカンってやつに間違いないねこれ。上を見上げてみると、慌てて視線を外すさえないオジサン。ふ〜ん。堅物そうな見かけの割になかなかやるな……でもあたしは泣き寝入りするには獰猛過ぎ(笑)おしりから前に移ろうとしていたオジサンの人指し指をきゅっと握った後、思いっ切りゴギッとひねる。これ『指捕り』という武道の技なの
    林芳 さん作 [4,099]
  • 微熱ちゃん

    ダージリンティーが冷めたのにも気づかない程、あたしはぼーっとしている。まるっきり隙だらけ。やばい位に。朝からぼけていたせいか、今日は一日ノーブラ。思いっ切りタンクトップで街を歩いてたんだけど(笑)風邪で微熱の時って不思議なくらいナンパされる。でそのジンクスを試すべく、家を出てから帰宅するまでの間に何人が声かけてくるかカウント・・・よっしゃあッ!今日は二桁の大台のった!!ノルマ果たしたから薬飲んで
    林芳 さん作 [770]
  • とろけるtime

    僕は生まれたままの姿で、キュートなお嬢さんの視線にさらされていた。ああ…そんなに見つめられたら僕は……。にっこり微笑んだ君は、薄いピンクの小さな舌を尖らせて、ゆっくりと先端を舐め始めたではないか!後はもう、なすがまま、されるがままに……。ああ、ソフトクリームに生まれてよかった――――おしまい
    林芳 さん作 [1,142]
  • 嫌んなっちゃう

    あ〜〜暑いわ!!今日もまた、耐えがたい猛暑がやってきた。こんな時、ホント男子は良いよね〜。上半身裸で洗車してても、パンツ一丁でゴロゴロしてても、だーれも煩い事言わないんだもん…。よし、あたしだって!と思ううちに睡魔が忍び寄ってきたのね―――\r「ごめん下さ〜い。林芳さんにお届け…、いや……あの……」「あ、ろうも〜。ここにハンコ捺せばいいの?」「あ、…あのーっ」「何よぉ?」「いえ、大変結構なものを
    林芳 さん作 [784]
  • 困っちゃう

    「どう?」「・・・・・ダメ」「どうかな?」「イヤ!・・恥ずかしい」「これはどう?」「ダメ・・・ありえない」「しょーがねーな。他の店で探すかぁ」私の彼はファッションセンスが無い。
    林芳 さん作 [782]
  • 異界の住人 最終話

    「中原先生、どうなさったんですか?」「え? ああゴメンなさい。ちょっと思い出した事があって…」愛の様子をいぶかしげに眺めていた担当編集者は、気を取り直すと話の続きに入った。「先程申しました様に、私は本日を持ちまして先生の担当を降りる事になりまして、…今後はこの白岡が参りますので、どうか宜しくお願い致し… ほら、早く中原先生にご挨拶して!ニヤけてるんじゃないよ全く……」「よ!愛ちゃん。ご無沙汰だ
    朝倉令 さん作 [792]
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