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山門 さんの投稿された作品が8件見つかりました。
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あの日の記憶?
次の日、私は遅刻しなかった。先生の説教もあったし、遅刻なんてとても出来ない。(私もやれば出来るんだな・・・)いつも通り寝付けなかったせいで寝不足だった私は、席について朝のホームルームまで少し寝ることにした。(あー、時間に余裕があるって幸せだなぁ〜)「ぶっっ、今度はこの時間に寝ることにしたのかよ!」隣からあの憎たらしい声がいつも通り聞こえてきた。・・・・・・まるで、昨日のことはなかったかのように。
山門 さん作 [223] -
あの日の記憶?
呆然と座ってた私は、まだ身構えたままでいたことに気づき、恥ずかしくなった。(なんだよ・・・くそー私バカみたいじゃんか。皆の前では、言わなくていいことも言うくせに。・・・・そっか、皆がいないから、バカにしないんだ。バカにしたって誰も笑う人いないし・・・・・・ネタなんだ、私は。分かってた、ずっと・・・分かってたつもりだったのに・・・・・・懲りないね、ははは。)うつむいてたら何か泣きそうになった。カバ
山門 さん作 [226] -
あの日の記憶?
そいつは、一番後ろの窓側の席に座っていて外を眺めていた。(うー、なんでアイツいるのー。)またからかわれると思い急いで自分の席に着いた。(いやなことって重なる・・・絶対なんか言って来る・・・いっつも、しつこい。。)帰りの支度をしながら、私はいつからかわれてもいいように、反撃の準備をそれなりにしていた。ガタガタッ・・・・・・・・・・・・・・。。(何も言って来ない・・・)コツコツコツコツ・・・・・後ろ
山門 さん作 [328] -
あの日の記憶?
「ごめんね、一緒に残ってやりたいんだけど・・・最近テストが悪くってお母さんが早く帰って勉強しなさいってウルサイんだ。。」「いいよ、いいよ。気持ちだけもらっとく。彩のお母さん教育熱心だよね。」「はぁ・・・そうなんだよねーーもう。じゃあ、明日は一緒に帰れるように頑張るんだよ!」「うん、また明日ねっ」ぼんやり、友達の後姿を見送りながら、トボトボと職員室に向かった。「失礼します・・・」(先生はどこだろう
山門 さん作 [485] -
あの日の記憶?
帰りのホームルーム。キーンコーンカーンコーン・・・・長かった一日の終わりのチャイムが鳴る。爆睡してた私は、目が覚めて先生はどこに行ったんだろうとボンヤリ考えていた。すると「千沙、一緒帰ろっ」後ろから友達の声が聞こえ、「うん!」と振り向くと、先生がニンマリして立っていた。「お前は、遅刻はするわ居眠りはするわ・・・だな。放課後、職員室来なさい。」(ひぃぃ・・・最悪だぁぁぁ・・・ぁ)疲れた上に居残り・
山門 さん作 [433] -
あの日の記憶?
高3になって、はや1週間。さっきからんできたバカ男とも、2年間同じクラスになってしまった。2年の時からこんな感じで、こいつと同じクラスになってからは、なかなか寝付けなくなってしまった。今じゃ、立派な遅刻常習犯・・・。だから、やっと3年のクラス替えで解放されると思ってたのに。。(相変わらず嫌な奴・・・)そう思いながら隣に座ってる男を睨むと、またいつものように絡んできて・・・そんで、またいつものよう
山門 さん作 [256] -
あの日の記憶
バンッッッ!!!「はぁはぁ・・・・間に合った。」教室に勢いよく入り、クラスメイトの視線を浴びながら時計と教壇のカラを確認する。「まーた、お前遅刻かー?」教室の後ろのほうで男子の声がした。(んもう、しつこい。毎朝毎朝・・・)「うっさい、ほっとけ!!ハァハァ・・・」私もホントほっとけばいいのに、つい言い返してしまう。「毎朝、すげぇ顔だなー(笑)」教室中で笑いが起こる・・・「・・・・っ!!」自分で顔が
山門 さん作 [516] -
大昔の村の話
「大丈夫だって」「……でも」「お前なんか豊神様が選ぶわけないだろ、顔立ちがいい人を選ぶんだ。あ〜俺やばいかもなぁ」「……。」心配そうに俺の顔をじっと見る目の前の女の人は、俺が思いを寄せてる人だ。ときは、縄文か弥生か…まぁモノには全て神が宿ると考えられてた時代。全ては、神様が決めること…。俺の住んでる小さな村は、特に「豊神様」という神を信仰していた。今から行われる儀式は、村の豊作のため、一人のイケ
山門 さん作 [358]
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