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京香 さんの投稿された作品が5件見つかりました。
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夢の果て?
愛美は男女の関係性がわからなくなっていた。れんあいしようとすればするほどわけのわからない方向にむかい、いつしか男にくわれるぐらいなら食ってやる!といった気持ちをいだくようになっていた。相手が体目当てとわかっていても、こちらもそのつもりと思えばつらくなかった。気が付けば何人と寝られるかというのがゲーム感覚になっていた。そしてただでゲームをするのがつまらなくなり、駆け引きや女を売りにできる飲み屋でバ
京香 さん作 [138] -
夢の果て?
河野と一夜をともにして二日がたっていた。電話番号を交換していたが河野からの連絡はない。愛美は待ちきれず受話器をとった。人肌の温もりが恋しかった河野に会いたかった。電話ごしの河野はなんとなくそっけなかったが、明日デートをすることを約束してくれた。恋愛経験も少なくセックスも初体験の愛美は浅はかで、一度体を合わせれば付き合えるものだと思っていた。翌日、昼過ぎに待ち合わせ、ドライブをして夕食をとりホテル
京香 さん作 [196] -
夢の果て?
気が付けば河野の部屋にいた。おひさまは高く、時計の針は昼の11時をさそうとしていた。酔ってはいたが河野に抱かれたことは覚えている。初めてだったが怖さはなく、出血もしてないようだ。こんなもんかというのが率直な感想だった。河野もってきてくれたコーヒーを飲み、電話番号を手渡された。車で送ってもらい、うちに着いてシャワーを浴び、その日はまた眠ってしまった。愛美は今までキスしかしたことがなかった。高校の時
京香 さん作 [213] -
夢の果て?
短大の友達に誘われて初めての合コン。何を着ていこうか?お化粧はどうしよう?どんな人たちがくるんだろう?愛美は期待と好奇心でいっぱいで午後の講義など耳に入っていなかった。夕方女の子五人で集合し、指定されたコンビニの前で迎えの車を待っていた。どうやら今日の相手は医大生らしい。到着した二台の車にのりこみ、居酒屋へと到着。医大生が四人。一人遅れてくるようだ。まずはビールで乾杯!みな互いをさぐっている。愛
京香 さん作 [170] -
夢の果て?
「こんなはずじゃなかった」このところいつも頭に浮かぶ言葉だ。愛美は30歳になっていた。一年前に結婚して、今は旦那と生まれて間もない息子と三人暮し。裕福とはいえないが、端からみれば幸せな家族に見えるのだろうか?子育てをしながら昔を振り返る日々が続いていた。もうか12年も前のことだ。南の島の小さな町から首都圏にある短大へ進学した。高校までは真面目でも不真面目でもなくごく普通に学生生活を過ごした。まわ
京香 さん作 [209]
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