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meeco さんの投稿された作品が129件見つかりました。

 
  • desteny??

    タクシーの車中から、流れる景色を見ながら、色々な事が頭の中を廻った。淳と歩いた、大通り―\r淳と入った、洋服店―\rそれら全てが目に入る度に現実から逃げたい気持ちになった。私がこの何年かを、過ごして来られたのは、淳が居たからだった。中川と逢う毎に、荒み、傷付いた身体と心を癒してくれたのは、淳だった―\rつい、一ヶ月前に、やっと初めて、私が汚れた事を淳に打ち明ける事が出来たのに―\r何故、どうして
    meeco さん作 [239]
  • desteny??

    私は、麗華と電話を切った後で、すっかり食欲を無くし、近くのカフェに入って、コーヒーだけを頼み、時間を潰した。そして、淳か、彼女の七星から携帯に電話が有るかも知れないと、ずっと、鳴らない携帯電話をテーブルに置いて、見詰めていた―\r休憩が、あと五分程で終わろうとし、席を立とうとした瞬間、携帯電話が鳴った。着信は、淳では無く、フリップに出ていた番号は、さっき電話が掛って来た、七星の番号だった。胸
    meeco さん作 [252]
  • desteny??

    花火大会・当日、午前九時―\r淳は、新橋の某広告会社のロビーに居た。受付の女性二人は、一階のカウンターの椅子に座って、何か談笑していた。「あの・・・。」淳が、カウンターに近付くと、受付の女性二人は、話を中断し、足元から、舐める様に見た。「総務課の、中川さんにお逢いしたいんですが・・・。」淳の身なりを見て、受付の女性は、首を傾げて、不思議そうに見つめながら、こう言った。「中川でございますね・・・
    meeco さん作 [231]
  • desteny??

    「う、うん・・・。あっちゃんからは、何も聞いてない。」麗華にも、何も思い当たる節が無いふりをした。むしろ、麗華には、そうしなければいけなかった。「そう・・・。変だね、気になるけど・・・。仕方無いか。私も、仕事だし、いつまでも、淳の事待ってられないのよね・・・。また、淳から何か言って来るだろうし。」「うん・・・。」淳や、茉莉子から、麗華と中川が婚約した事を聞いているのに、一言も触れないで、電話を切
    meeco さん作 [245]
  • desteny??

    「淳さん、今まで連絡無く、店に来なかった事、一度も無いし、携帯も繋がらないし・・・。もしかして、事故に巻き込まれてたりしたら・・・、私・・・、どうしよう?」「まさか、事故なんて・・・、そんな・・・。」彼女の言葉を聞いて、何か嫌な予感が私の胸を貫いた。否定する事で、自分に違うと言い聞かせていた。「こんな事、初めてだし。」「考え過ぎだと思う・・・。そのうちに、あっちゃんから、連絡が店に入るよ、きっと
    meeco さん作 [327]
  • desteny??

    私が働く店は、この日、午前中は来店客も少なく、閑散としていた。九時に出勤し、午前十一時半になり、従業員は、店が暇な間に、順番に昼休憩に出る事になった―\r早くから出勤していた私は、午前十一時半の一番に、昼休憩に出る事になった。「休憩、お先です・・・。」そう、他の従業員に告げると、鞄を手に、店の外に出た。私は、鞄の中から、時刻を見ようと携帯電話を取り出し、フリップを開けた。まず、知らない電話番号
    meeco さん作 [249]
  • desteny??

    その日から二週間―\r淳の家から仕事に通った。少しでも、淳と過ごしたいと言う気持ちからだった。仕事が終われば、淳の家に帰宅し、夕飯を作って淳の帰りを待った―\r花火大会の前夜―\r午後八時半、私は、淳より先に夕飯の買い物を済ませて、帰宅し、夕飯を作り掛けた。その時、淳から、携帯電話に着信が有った。「はい・・・。あっちゃん?」「うん、今から帰るわ。」「そう、今、ご飯作っててね・・・。私も、さっき帰
    meeco さん作 [256]
  • desteny??

    「まぁ・・・、兎に角よ、お前は、心配すんな。麗華にも、話す時が来たら、俺が話す。香里は、何も気にしなくて良いからな。もし、中川から連絡が来ても、電話も取るな。何か有ったら、俺に言え、絶対だからな・・・。香里からは、麗華には、何も言わないでくれ、な?」「うん・・・。解った。」淳に、中川の事を聞いてからは、色々な事が、頭を駆け巡って居た。もし、麗華がこの事を知ったら―\r中川が、また私の所へ来たりし
    meeco さん作 [289]
  • desteny??

    私は、仕事を休み、その日一日を淳の家で過ごした。淳は、殆んど寝ずに、昼頃、自分の店へ出掛けた。その間、私は、淳のベットで、死んだ様に眠ってしまっていた。数時間後、夕方になって、店を従業員に任せて、淳は、帰宅した。淳が、玄関の扉の鍵を開ける音で、私は、目が覚めた。「香里、まだ寝てたのかよ?よく眠れた?」「あっちゃん、今、何時?」「もう、六時・・・。」「えっ?もうそんな時間?」「外、暗くなって来て
    meeco さん作 [285]
  • desteny?

    どれ位、抱き合っていただろうか―\r解らない位の時間、私は、淳とベットの前で、抱き合っていた。突然、淳は、私をベットに押し倒した―\r「あっちゃん・・・?ねぇ、あっちゃん!!」淳は、強引に、私の胸元に巻かれたままのバスタオルを、剥ぎ取ろうとした。「良いよ。」制止を振り切り、淳は、私にキスをした。「止めて、ここでするのは嫌だよ!!こんな風にあっちゃんとするのは、嫌・・・。」淳は、我に返り、私
    meeco さん作 [292]
 
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