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meeco さんの投稿された作品が129件見つかりました。

 
  • desteny??

    「時間は、遅くなっちゃったけどさ・・・。」「そうじゃ無い・・・。時間じゃ無くて・・・。」「今、どこなんだよ?迎えに行くからさ。」淳は、家に戻る時間が遅かった事を気にしていた。私は、そんな事、どうでも良かった―\r「ホテル・・・。」数秒、淳は言葉に困っていた。「は?どこの・・・?」「目黒のラブホテル。」「・・・、ラブホテル?そんな所に何で居んだよ?お前・・・、もしかして・・・、中川って奴と逢っ
    meeco さん作 [282]
  • desteny??

    その時、ベットに横たわる私の傍らに有った、鞄の中で、携帯電話が鳴っていた。「電話・・・。」淳からかも知れない―\rさっきの事を、淳の口から、聞きたかった。何故、お風呂に入っていたのか―\r私の勝手な妄想を吹き飛ばす様な答えが欲しかった―\r「淳じゃ無いの?出ても良いよ?でも・・・、俺と居る事がバレたら、THE ENDだけどね・・・。」「どう言う意味?」「一年間、こうして逢って来た事が無駄にな
    meeco さん作 [258]
  • desteny??

    インターネットカフェを出て、タクシーに乗り、約束のホテルに着いた。ラブホテル―\r目黒に有る、有名なSMホテルだった。最初に、中川に呼び出されて、逢った場所は、一流ホテル、マンダリンオリエンタルだった。それから、頻繁に逢う様になってからは、必ず此処で逢った。ここまで来たら、もう、何も恐い物は無いと思った。腕時計は、午前二時を指して居た。伏せ目がちに、ホテルの前で、佇んで居ると、向こうから、車
    meeco さん作 [268]
  • desteny??

    駅前には、数軒のインターネットカフェが有った。その中でも、小規模の、人が少なそうな店を選んで息を切らして入った。狭い個室に入った―\r椅子に座ると、直ぐにインターネットに接続した。 URLを入力し、サイトの入口に辿り着いた。そこには、十八禁・会員制と有り、パスワードを入力し、ログインする枠が有った。メールに有ったパスワード、900019を打ち込んだ。次の瞬間―\r目を覆いたくなる様な、
    meeco さん作 [266]
  • desteny??

    淳が、彼女とタクシーに乗り、私の前から立ち去った後、私は、足取り重く、淳から預かった鍵の束を握り締め、駅の方へ向かった。「行かないで!!私の傍に居てよ。別れた彼女なんて、構わないで、一緒に居て!!」そう言えたら良かった―\rどうして、止めなかったんだろう―\r淳は、家に帰って来るだろうか―\rその事が、頭を余切り、無意識に歩いて居た。彼女は、淳が、いつか自分の元に帰って来る。と言った。その自信は
    meeco さん作 [233]
  • desteny??

    「お店、今日は暇だったの・・・。だから、いつもより早く帰れてね。連絡してから、来ようと思ったんだけど。」「ビックリしたよ、急に。セール終わったばっかだし、さっきまで、雨だったから、ウチも、暇だったよ。あと、夜間金庫に入金したら、帰れるから、ちょっと待って・・・。」レジを閉めた淳は、他の従業員と共に、通用口の戸締まりをした。「飯、食いに行くか?」淳は、従業員達に、何か話をし、先に通りに出ていた
    meeco さん作 [241]
  • desteny??

    淳に全てを打ち明けた日から、二週間が経った―\rほぼ毎日、仕事が終わってから、淳と逢った。五年間と言う、空白の時間を取り戻すかの様に―\r夕飯を食べたり、お茶を飲みながら、何時間も話したり、ただ、朝まで抱き合って居たり―\r身体の関係は無くても、気持ちは、繋がっている気がした。八時に仕事が終わり、私は、淳に連絡を入れずに、突然、淳の店に行ってみる事にした。淳が今春、オープンさせた店は、青山の路
    meeco さん作 [250]
  • desteny??

    私は、かなり、深い眠りに誘われていた―\r明け方、夢を見た。逃げても、逃げても、中川が私を追って来る―\r逃げてる間に、中川との距離は、狭ばまり、行き止まりに追い詰められた―\r縄で、縛り上げれ、何度と無く、フラッシュが焚かれた。うなされて、私は、目が覚めた。夢なのか、現実なのか、一瞬、分からなかった。荒い息を整えた時、淳が目を覚ました。「香里・・・?どうした?」寝惚けて、目を擦りながら、淳は、
    meeco さん作 [283]
  • desteny??

    何度も、淳は、私に優しくキスをした―\rキスが、こんなに、幸せな気持ちになるものだなんて、遠い記憶の片隅に葬り去られて居た。でも、淳は、なかなか、先に進もうとしなかった。「あっちゃん・・・?」「ん・・・?」「やっぱり・・・、私の事、軽蔑してるの?腫れ物に触るみたいなの・・・、嫌・・・。」勇気を振り絞り、私は、淳の核心を探った。「そんなんじゃ無いよ。汚いとか、腫れ物に触るとか、そんな風に思って無い
    meeco さん作 [270]
  • desteny??

    「辛かったんだな・・・。」「うん・・・。」言葉にならなくなって居た。淳の肩に、頭を乗せた。涙が止まらなかった。「まだ・・・、有んだろ?」「うん・・・。あっちゃんと逢うって約束だった、あの日ね・・・。待ち伏せされてたって、さっき、言ったでしょ?」「うん・・・。」「それからね、気絶してる間に、トランクに押し込まれて、山の中の、別荘に連れて行かれて・・・。」「その先は、聞かない方が良いか?」「ううん・
    meeco さん作 [269]
 
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