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meeco さんの投稿された作品が129件見つかりました。

 
  • desteny??

    「幾ら、無敵だからって、お父さんが、代議士だからって、私が貴方に好きにされる覚えは無い!!私には・・・、好きな人が居るの。」中川は、私を嘲笑った。「好きな人って、淳って奴だろ?麗華から聞いてるよ。だから、何なの?セックスしてねぇんだろ?淳って男にも、粘着ストーカー女が着いてるらしいじゃん。香里が入れる隙なんて、無いんじゃ無いの?」「身体の関係が無かったからって・・・。淳と私は・・・。」麗華が、何
    meeco さん作 [387]
  • desteny??

    「それ、どう言う意味?」本当に、この時の私には、中川の言葉の意味が理解出来なかった。「説明が必要?別に良いけど・・・。」中川は、灰皿に有った吸い掛けの煙草を右手で押し潰し、私から、視線を外さずに続けた。私は、動揺していた。どうしたら、中川から逃れれるのか―\rそればかりを頭の中で、模索していた。「香里は、ほんとに子供なんだね・・・。どうして、俺がこんなに強気なのか、気になってんだろ?」「・・・。
    meeco さん作 [309]
  • desteny??

    「もしかして、自分で見て、興奮しちゃった?」中川は、煙草に火を着けながら、冗談を言う様に、そう言った。「そんな訳、無いじゃない・・・。どうしたいの?こんな事して。」必死に言葉を返した。中川が、私をどうしたいのか―\r本当の目的は、何なのか―\r私は、知りたかった―\r「どうしたい・・・。この間も話したろ?香里の身体が、欲しいって。今まで、手に入らなかった物は無かったんだよね・・・。地位も、金も何
    meeco さん作 [334]
  • desteny??

    中川は、フロントでカードキーを受け取り、部屋までの案内を断り、エレベーターの方へ向かって歩き出した。「1502だって。十五階だな。」独り言を言う様に、ボソっと呟き、チラっと後ろを振り返り、私が居る事を確認すると、エレベーターのボタンを押した。直ぐに、エレベーターの扉が開いた。私は、脚がすくみ、身体も小刻みに震えていた。「香里、どうした?」中川は、私の左肩を抱いた。「慣れ慣れしく、触ら
    meeco さん作 [310]
  • desteny??

    「さっ、降りよっか?」中川は、車の鍵を回し、エンジンを切ると、右側の助手席に座る私に、そう言った。「でも・・・。」ホテルへ入る事には、かなり抵抗が有った。中川が言う様に、周りの目は、気になった。でも、何か有った時に、誰かに助けを求めれる様に、私は、人目の付く場所が良いと思ったのだ。中川に対する、不信感は、尋常で無い程、沸き上がっていた。「まさか、駐車場の車の中で話するなんて、冗談でしょ?この車
    meeco さん作 [310]
  • desteny??

    一週間後―\r午後九時、銀座―\r雨が、しとしと降る夜だった。中川は、私に、ある店の前に立って居る様にと言った。私は、言われた時間通りに、その店の前に立って居た。五分としない間に、目の前の道路に、あの日見た、白いベンツSLKが停車した。「こんばんは。」言葉を返す訳でも無く、私は、只、これから何が起こるのかと不安で、その場に立ち尽して居た。「乗りなよ、取り合えず、雨凄いし。」そう言うと、中川は、
    meeco さん作 [297]
  • desteny??

    「どうして・・・、そんな事するのか?って事、気になってんだ。教えてあげるよ。もう、香里は、俺から逃げられ無いさ。写真を撮られちゃったんだからね。卑猥な写真も、ばら撒く事だって簡単に出来るよ、今は、インターネットだって有るんだし。あっちゃんが見たら、どう思うかな?」中川は、鼻で笑って言った。「一体、何が目的なの・・・?それって・・・、脅し?」「脅し?聞こえが悪い言葉だね。写真が、ばら撒かれた時の事
    meeco さん作 [320]
  • desteny??

    「それは・・・?何だよ?俺の事、未だ好きだって言ってくれたよな?俺が、アイツに逢いに行って、お前との約束に行かなかった腹いせなの?」一番、哀しい勘違いだった。「そんな言い方って・・・。酷いよ。」「違うなら、違う!って言うもんな。否定しないって事は、やっぱり、男の所に行ってたんだ・・・。解ったよ。」「あっちゃん・・・。違うの、違う・・・。」淳は、私が違うと言い終える前に、一方的に電話を切った。また
    meeco さん作 [374]
  • desteny??

    淳からの着信で、携帯電話がベットの上で光り、震えていた。暫く、ボッと見て居たが、鳴り止みそうになかった。数十回、震えた後、私は、ベットの上の携帯電話を持ち上げ、通話ボタンを押した―\r「もしもし・・・。」「香里か?良かった・・・。出てくんないかと思ったよ。具合、良く無いのか?」「・・・、えっ?」淳が、私の具合が良く無いと解ったのは、どうしてか―\r「麗華が、メールよこしてさ。俺が、待ち合
    meeco さん作 [466]
  • desteny??

    それから、三日間―\r食べ物も、殆んど喉を通らず、お茶やコーヒー、母が運んで来てくれた、食事に少し、手を付けるだけで過ごした。部屋からは、トイレに行く以外は、出る事も無く、自分の部屋に、引き篭って居た。大学にも、出なかった。友人からのメールも、返す気力が無く、電話にも、一切出る事はしなかった。これから、どうやって生活して行けば良いのか―\r考える事すら、余裕は無かった。あの日、麗華から届いたメー
    meeco さん作 [302]
 
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