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meeco さんの投稿された作品が129件見つかりました。

 
  • desteny??

    淳の言葉に、心を揺さぶられたのにも関わらず、なかなか素直になれない自分に嫌気が差して居た―\r「ゴメン・・・。今日は帰って。」「香里?俺は、お前の事、何も解って無いかも知れない・・・。でもな・・・。」淳は、私の言葉を聞いて、諦め切れないと言う表情で、返した。「何も話さないで、帰って!なんて、酷いって事言ってるって分かってる・・・。でもね・・・、今は、ほんとに、誰とも話したく無いの・・・。ゴメ
    meeco さん作 [344]
  • desteny??

    「帰って・・・。」私の口から突いて出た言葉は、本心では無かった。淳は、私に昨日、起こった事も、五年前のあの日の事も、知らない―\r「えっ・・・?あのさ・・・、香里、俺・・・。」「良いから・・・。今は、誰とも、何も話したく無いの・・・。」「昨日は、悪かった。約束してたのに、待ち合わせ場所にも行かねぇで・・・。でも、俺さ・・・。」淳は、必死に取り繕って、私の気を引こうと、懸命に呼び掛けた。本当の事を
    meeco さん作 [376]
  • desteny??

    今、立って居るこの場所が何処なのか、解らないまま、暫くその場に立ち尽くし、ゆらゆらと漂って居た。家を出る時から履いていた高いヒールのサンダルと、此処に放置される前に着せられたであろう、見た事の無い、花柄のネグリジェとのアンバランスさも、気にならない程、頭は、真っ白な、ままだった。とにかく、家に帰りたい―必死に、直ぐ前の抜け道を凄い速度で走り抜ける車の中から、タクシーを探した。数十分位、経
    meeco さん作 [359]
  • desteny??

    眠りに落ちて、どれ位経ったのだろうか―\r私は、夢を見た―\r笑顔の淳が、遥か彼方向こうに、両手を伸ばして、立って居た。「香里、こっちへ来いよ!」淳は、大声で、こちらに向かって叫んでいた。私は、必死に両手を伸ばし、淳に掛け寄ろうとした。 脚は、鉛の様に重く、歩こうとしても、全く歩を進める事が出来なかった。水中でもがいて、溺れた時の様に、私は、その場から、動け無かった。その時、何処からとも無く、
    meeco さん作 [375]
  • desteny??

    「可愛いパンティだけど・・・。ロマネ飲むには、邪魔だな。」中川は、私のパンティを太股まで、強引に下ろした。「止めて、お願い・・・。」私は、人生で初めて、本気で懇願した。中川は、私の言葉を無視し、再び私の鎖骨に、赤いロマネコンティを注いだ。「止めて、止めてってば!」中川は、私の性器に頭を埋め、溜ったロマネコンティをじゅるじゅると吸い上げ、舌で愛撫した。「旨い、旨いよ・・・。香里。」「嫌っっっ!
    meeco さん作 [529]
  • desteny??

    「酷い・・・。麗華は、私の親友なのよ?そんな風に言わないで!麗華は、貴方の事、本当に好きなの・・・。」親友の麗華が、中川の事を心底、愛している事を知っている私は、違う意味でも、中川の事が許せなかった。「ふぅ〜ん・・・。麗華が俺の事、心底好きだって?じゃあ、俺が麗華の前で、演じてる良い男ってのも、巧い演技って事だ。」中川は、私の言葉を聞いて、鼻で笑い飛ばし、ボソっとそう言った。「許せない・・・。
    meeco さん作 [464]
  • desteny??

    あの日、あの時―\r私は、必死に抵抗した。無駄だとは解って居ても、貞操は、守りたかった。淳に、貰って欲しかった。結局、私の身体は、今、目の前に居る、中川に汚されてしまった・・・。もう、二度と同じ事を繰り返したくは無かった。私は、淳が好き―\r淳も、私が好き―\r見知らぬ男性の、性の欲望の喰い物になるなるのだけは、もう御免だった。逃げ出したい、今、直ぐに、淳に抱き締めて欲しい―\r初めて、自分に心
    meeco さん作 [493]
  • desteny??

    中川の声が、私の頭の中で、あの日をリンクさせた―\r「止めてっ!!降ろして!!」「しだばたすんじゃねぇよ!!周りを見てみな?この辺りには、うちの別荘以外、建て物も無いし、誰一人、人も歩いて無いから。諦めな・・・。ちなみに、携帯だって圏外だから。あっちゃんも、助けには来てくれないよ?残念だけどね。」涙だけが、留めどなく流れた。身体は、震え、寒くも無いのに、鳥肌が立っていた。どうして、こうなってしま
    meeco さん作 [416]
  • desteny??

    気を失っていた―\rどれ位の時間が経って居たのかは分からなかった。気が付いて、恐る恐る、目を開けると、目の前は暗闇だった。暑くて、ゴーっと言うエンジン音の様な音が聞こえた。身体は、くの字に折り畳まれた状態だった。手と脚と口は、何かで、拘束されていた。此処は、車のトランク―\r直ぐに、理解出来た。中川にスタンガンで気絶されられ、私は、此処に押し込まれたと言う事を―\r「うぅっ・・・、うぐぅ・
    meeco さん作 [471]
  • desteny?

    最寄り駅から、歩いて自宅まで帰るのは、殆んど、高校生の時以来だった。大学に入学してからは、自分で、車を運転して出掛けるか、バスか、タクシーに乗っていた。同じ風景でも、違って見えた。自宅までは、街灯も少なく、暗い。終電間際で、人通りも少なかった。あの日、ワンボックスカーが停まっていた、昼間でも薄暗い神社は、あの日と何も変わらず、そこに建っていた。淳との思い出に浸り、歩いていたが、神社が目に入っ
    meeco さん作 [304]
 
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