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黒井 さんの投稿された作品が15件見つかりました。
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パラレルファンタジア 第二章出会い(2/3)
ふと倒れた男を見ると、なんと男から流れている黒い血から黒い生き者が、具現されている最中だった。「お、おい! あの血から変な生物が出てきたぞ!」「私もあれは何なのかわからないわよ!」 黒い生き物の姿が出来上がってゆく。「は、早く逃げなさい」強い口調で彼女は言った。「さっきみたく闘えばいいじゃないか」「ダメよ。 あなたを操るのにはあなたの精神が必要なの。さっきの闘いであなたの精神は、ほとんど消費さ
黒井 さん作 [350] -
パラレルファンタジア 第二章出会い(1/3)
うつぶせに倒れた男の傷口からは、大量の血のような物が流れていた。それは、赤色の血ではなく黒色の暗い血の色だった。「あの〜あの人は、人間だよね?君は殺したのもしかして…しかも血が黒い?」「安心しなさい。あれは、人間ではないわ。それに、私が殺したのではなく、この場合あなたが殺したことになるわよ」「あ、そうかって…ええ〜」たまらず声を上げ、俺は彼女に今まで体を操られていたことを思い出す。「解呪」と彼
黒井-go- さん作 [373] -
パラレルファンタジア 第一章始まり(2/2)
それは鋼製の剣のようだった。男性からは十分な殺気が感じられた。「もう、時間がないわ。この指輪をあなたの利き手の小指にはめて!そうすればあなたを救うことができるわ」俺は、目の前で何が起こっているか整理がつかないまま、指輪をはめることにした。「しょうがない」俺は右手の小指に指輪をはめた。「ありがとう。ちょっとの間体借りるね」すると、俺の体が勝手に動き出した。「こ、これは?」「あなたの体に術指輪のパス
黒井-go- さん作 [404] -
パラレルファンタジア 第一章始まり(1/2)
高校最後の夏休みが終わりに近づく頃のある夕方、俺は自転車で学校に忘れ物を取りに行った。忘れ物というのは、夏休みの課題のことで、面倒だったので今まで放置していたものだ。夏休みの終わりが、近づいて来たのでそろそろまずいと思い焦りだすといういつものパターンだった。 それにしても、暑いな。近くの森林公園の自動販売機で飲み物でも買って、公園で一休みしてから帰ろうかな〜森林公園は、公園といっても遊具など
黒井-go- さん作 [396] -
パラレルファンタジア
プロローグ 僕の名前は、相坂 雄(あいさか ゆう)地元の史河市の高校に通う3年生。勉強中途半端の運動もそんなに出来る訳でもない普通の高校生だ。唯一得意なものと言ったら、小学生の頃から続けてきた野球ぐらいだ。 家族には父母の他、兄や姉がいるが、二人共僕と違って勉強から運動まで何でもできるので、二人と僕の優劣の差が家族内で気まずい雰囲気をもたらす。現在は二人共、某有名大学に通っていて今は一緒には住ん
黒井-go- さん作 [418]
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