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かほ さんの投稿された作品が7件見つかりました。

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  • 背中(最終章)

    もうあいつの声しか聞こえなくて。「ずるいよ」もう一度あたしは言った。そしたら「ずるいな。ごめん。でも友達に番号きいてかけたはいいけどお前の声聞いたらテンパって間違えたふりして切って、」あいつは一気にそこまで言って。まだ続いた「けどやっぱ諦めつかなくてお前の部活の時間聞いて、わざわざ満員電車乗ったんだよ」顔あげて見るとあいつは赤面してたそれが嬉しくて、「ふっ」笑ってしまったそれから泣いた「好き。」
    かほ さん作 [204]
  • 背中(6)

    ある朝・・・あたしは普通に起きて。その日は部活が午前中で早めに電車に乗った。電車は満員。あたしは意気込んで中に入った。「はあ、、、」乗ってすぐケータイをサイレントマナーモードにした。ケータイを見たら思い出す。あの日の間違え電話。「違うっての、、、」あたしは気持ちを振り切った。その時だった。グイッーーーーあたしは腕を引っ張られて振り向いた。「いきなりごめん。ちょっと話せる?」そこにはあいつ。涙が出
    かほ さん作 [208]
  • 背中(5)

    ケータイが鳴った。画面を見ると知らない番号。「もしもし」電話にでる。「っ、すみません、間違えました」でると間違え電話。それなのにどこかせつない気がして、ずっと聞きたかった声なきがして。それが繋がったとき、、、「あいつ、、、?」でもあいつはあたしのケータイ番号知らないはずだからとその気持ちを振り切った。着信履歴見て、かけ直すことも出来たけどなんとなくダメな気がして、やめた。それから何日たってももう
    かほ さん作 [440]
  • 背中(4)

    それからあたしも帰った。「あたし、ふられたんだ」とか「もう大好きな背中見ることもないんだ」とか一人で考えながら。一人、思い出したら涙がでる「ああ、もう、大好きだったのになあ、、、」優しくて声にちょっとクセあって笑顔がキラキラしてて前髪さわるクセあってプライド高そうだけど好きでいつもきゅんてしてた広い背中で好きだったんだそれから春休みは遊びまくった。せつないけどあたしは引きずるキャラじゃないし、で
    かほ さん作 [236]
  • 背中(3)

    卒業式から三日合格発表。合格を確認してあたしは学校に報告に行った。それから少しして職員室を出た。ゆっくりと靴箱に向かう「うそ・・・」そこにはもう会えないと思っていたあいつがいたあいつも合格報告しにきたんだ、、、あいつは気付いてなくて帰ろうとしている「ねえ!!」呼びとめた勇気をふりしぼって。「合格!おめでとう」「お前もな」「うん。ねえ、聞いてもらいたいこと、、、ある」「ん?」「変なこと言っていい?
    かほ さん作 [227]
  • 背中(2)

    教室はいつもと違った。皆卒業式直前で緊張してたから。沈黙をやぶったのは先生だった「入場するぞ」あたしたちが体育館に入ると拍手と入場の曲がなった。涙涙でもう何がなんだかわからないうちにいつのまにか卒業式は終わった。あたしは最後の日直だった。皆が部活の後輩や先生にお別れして帰ってくのを2階から見ながら窓をしめる。あとは教室だけと思って入るとそこにはあいつがいた。「何、帰るん遅くない?」「忘れ物した。
    かほ さん作 [220]
  • 背中(1)

    2階の東から2番目の教室。中学最後の年のクラスだ。その教室の窓際の列の前から2番目の席にあいつがいる。ずっと好きな、あいつ。あたしはちょうど真反対の席。あいつに気付かれることなくあいつの背中を見られる絶好の場所。欲いえば隣になりたかったけど卒業間近のついこのあいだにあった、最後の席替えで「隣になる」って夢は呆気なく終わった。まあ毎日背中見られるからいいんだけど、、、あいつはいつも優しい。あたしに
    かほ さん作 [351]
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