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nice time さんの投稿された作品が14件見つかりました。
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IN LOVED.(14)
「ほな連絡せな!」レイナの電話口の声は頭の隅まで響きそうなぐらいだ「わかってるんだけどできないんだってば…」あれから1週間、またアタシは仁に連絡できずにいた仁からもくることはない同じような記憶がよみがえる「ウジウジしとったって何も進まんのやで?ちょっと頑張ったらエエねん」「じゃあ連絡してみる」30分も過ぎたとこだろうか、やっと電話を切るとメール表示が目に入った"FROM:仁"アタシは目を疑った今
nice time さん作 [238] -
IN LOVED.(13)
「ありがとうございました」先に送ってもらったレイナもいなくなり、夢から覚めたアタシは0時をすぎてしまったシンデレラのような気分だった仁が助手席から降りて近づいてくる「じゃあめぐちゃん、またね連絡するから…あっ、携帯だして?」「あっ、はい」仁はそう言うと、何やらアタシの携帯をいじりながら何かをしだした「俺の携帯の連絡先教えてなかったもんね」返された携帯には新しいメモリ、"仁"と追加されていたアタシ
nice time さん作 [190] -
IN LOVED.(12)
時間が過ぎるのが早かった会話は思いの外弾んで4人は時が過ぎるのも忘れていた「お楽しみのとこ、ごめんね今日はそろそろ閉めるんだ」マスターの声がしたその声が、違う世界から現実の世界にアタシを連れ戻した今のアタシには酷だったもうサヨナラしなきゃいけないイヤだ。やっと会えたのに。もう気付いてた。アタシ仁に惹かれている。初めて会ったばかりなのにもうずっと前から近くにいた気がして仁の謎めいたとこにアタシは夢
nice time さん作 [132] -
IN LOVED.(11)
「めぐちゃんよく飲むね。お酒すきなの?」「どちらかといえばすきですよ。アタシ、強いって言われます」「おっ、じゃあ俺の飲んでみる?」仁はアタシに仁が飲んでいる茶色いアルコールを勧めてきた「これ、ラムってお酒でね、いつもロックで飲むよ。」ドキドキしておかしくなりそうだった仁が好きな仁のお酒目が眩む気がした「めぐみは強いからなぁ!仁さん酔わすの大変やで(笑)」「じゃあ飲むしかないじゃん!仁っ、一口あげ
nice time さん作 [139] -
IN LOVED.(10)
洋介は今どきっぽいきれいな顔立ちの人でいかにもモテそうな爽やかタイプの人だった仁はそれとは対象的で長髪を一つにゆっていてどこか人とはちがう大人な雰囲気の人だったなんとなくジョニーデップみたいだ、とレイナはこっそりささやいていた「なぁ、なんで仁さんサングラスかけとるん?素顔見せてや〜」 「こいつ、いかつく見えてサングラス取ったら優しい顔してんだぜ〜(笑)」「俺、それ気に入
nice time さん作 [196] -
IN LOVED.(9)
「こんばんは…はじめまして」声がふるえてたのいまでも覚えてる「緊張しなくていいよ!とりあえず席移動しよっか?」あぁアタシなんてバカなんだろカウンターに座ってちゃちゃんと話せないじゃない仁とアタシとレイナと仁の友達、4人で隅にある1つのテーブルに移動した「とりあえず自己紹介やなウチはレイナ。めぐの友達よろしくお願いします〜」「はじめまして。仁の友達の洋介です。よろしく」「仁です。以上(笑)」「えっ
nice time さん作 [159] -
IN LOVED.(8)
「遅いなぁ…連絡ないん?何しとんのやろか」もう2杯目だった何度かドアが開く度に仁かと思って振り返るけどネットでみた顔とはちがう知らない人にアタシはため息をもらした仁たちは現れる気配がない「ねえレイナ、アタシおかしくない?髪型とか大丈夫かな?」「ヘーキヘーキ!ウチが見立てたんやで?もっとしっかりしぃ!」だって、だって不安だったアタシ仁に会うんだよ?いまになってなんだか仁が架空の人物じゃないかとか、
nice time さん作 [184] -
IN LOVED.(7)
その日は夜になるまであっという間に時間がすぎたアタシはひとりで行く勇気もなくいちばん理解のあるレイナを誘うことにしたレイナは大阪から引っ越してきた純粋な関西っコで気は強いけど情に厚いコだったアタシもそんなレイナを信頼してて親友、って言ってもおかしくない存在だった「ついに誘われたんや!だけどウチがいていいん?」「レイナいなきゃ無理だよーお願いっ!」「もちろん、ええよ(^O^)ほな、オシャレしてかな
nice time さん作 [155] -
IN LOVED.(6)
不安だったたくさんの送信メッセージを見返したアタシ、何かした?なんで何もこないの?自分から何か起こすべきなんだろうけどそんな勇気でなくて寂しいような悲しいようなもどかしい気持ちの中時間ばかり過ぎたスターカフェに足を運んだりもしてみたもしかしたら会えるかもそんな風に思ったけど現実にそうなることはなかったもうあきらめてた頃、見覚えのある名前からメッセージが届いた「めぐちゃん。久しぶり〜」仁。仁からだ
nice time さん作 [142] -
IN LOVED.(5)
自分ではどうすることもできないまま時間は過ぎていってもどかしさすら覚えた会いたい言えないそんなときだった「バイトお疲れさま今、めぐちゃんのバイト先の近くにいるよスターカフェにいるんだけどこない?おいでよ」一瞬、目を疑ったスターカフェはバイト先から歩いても15分の距離で、まさか仁から誘われるなんて今すぐ行きたかっただけどその日はバイト後、予備校が入ってたなんてタイミングが悪いんだろう自分をうらんだ
nice time さん作 [153]
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