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svn さんの投稿された作品が7件見つかりました。
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時‐7続
時‐7 優しさそして季節も夏から秋に変わる頃俺は、授業の前に希菜に呼ばれて最初に行った公園に来ていた。希菜が切り出す『やっぱ私あなたの事が好き…私と付き合ってほしい…』…“はい”と答えよう、迷うな希菜と付き合えばあの人の事も忘れられる。なのに俺の口からでたのは『ごめん…』『なんで…?』希菜に聞かれて言葉に詰まる…けど理由を話さなければ希菜は納得しないだろう。俺は希菜に全てを話した…少し黙っていた
svn さん作 [81] -
時‐6
第六章 光と影その子がくれた手紙は可愛い女の子らしい字で自分の想いと最後にアドレスが書いてあった。名前は希菜と言うらしい彼女の気持ちが素直に嬉しかった。大して格好言い訳でも、頭が言い訳でもない、俺をこんなに真剣に考えてくれたのは、希菜が初めてだったでも、俺はあの人の事が忘れられないでいる、そんな状態で上手く筈がない。そんな事は分かっていた…なのに気持ちとは裏腹にパソコンに向かいメールを打つ。メ
svn さん作 [71] -
時‐5
第五章 前触れ俺は今まで告白したこともなければされたこともない。そんな俺でも分かる。これは恋の前触れだと…名前も分からないその子が切り出す『私ね、○○君のテニスしてる姿を見て一目惚れしたの…』いきなり言われて俺は戸惑う…が『何で俺がテニスしてるのを?』と聞き返す。『私もねテニス部なんだよ』『そうなんだ…』成る程、俺は戸惑ったが悪い気はしないし、むしろ初めてテニスしてるとこを褒めてもらってかなり嬉
svn さん作 [93] -
時‐4
第四章 知らない子あの人に好きな人がいると聞いてから俺は、彼女に対して少しぎこちなくなってしまっていた。どうしたら…分からない…時が解決してくれるのをまつか?いや、そんな事出来ない…かと言って告白するような勇気も度胸もない…でも諦められる筈もない彼女は俺の事をどう思っているのだろう…?…俺は一人葛藤する。そして中2の夏、俺はコートに立つ。中体連、テニスは楽しい無心でボールを追いかける。って格好良
svn さん作 [82] -
時‐3
第三章 一言の後悔あの人とあって1週間。彼女は休み時間の度に俺のクラスに来る。でも目的は隣の子。まぁ言ってしまえば俺はオマケみたいなもんだ。でも最近は友達を介さないでも話すまでになった。だか俺はこの関係から進むのが怖くて境界線を自分で引いてしまう。進みたい…けどもし…まだ何も始まってもないのに…そんな俺の気持ちなど知るはずもなく彼女は俺の話を楽しそうに聞いてくれる。ただそれが嬉しくて俺はなにかに
svn さん作 [77] -
時‐2
第二章 初恋塾の授業は今日で3日目、授業は週2回。始めは嫌で嫌で仕方なかった。けど3回目ともなると友達もできまんざらでもない。そしてこの日あの人と出会う…俺の行く塾は、クラスが偏差値で段階分けしてある。俺の席は真ん中のクラスの真ん中より少し前つまり普通だ。まあそれ以外は普通の学校みたいなもんだ、授業の間には休み時間があるし、授業中に先生に当てられ笑いを取る奴もいる。そして休み時間になると仲いい友
svn さん作 [78] -
時
出来るなら戻りたい、過去に戻ってやり直したい、分かってる無理と言うことなんて…でも俺の中でそれは俺の時を止める。自分は動かないが彼女は段々遠ざかる…そして離れる…俺があの人と出会ったのは、中2から親に無理矢理行かされた塾でだった。俺はテニス部に入っていた。新人戦で団体戦のメンバーに選ばれて俺はコートに立っている。試合は激しいシーソーゲームだ。この試合で団体戦の勝敗がつく、打球がネットに当たる、球
svn さん作 [167]
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