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ピロリ さんの投稿された作品が5件見つかりました。

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  • 神童-2-

    「児玉君…ちょっと…」教室の戸が開き校長直々に児玉守を呼んだ。 「あ…はい…」ざわめく教室から守は戸惑いつつ出た。「児玉議…お祖父さんが亡くなったそうでお家から電話がかかってきました。すぐ迎えが来るそうなので帰る用意をしてください」校長の言葉に守は驚いた。 「そんな…お祖父様が…」守の体が震える。 その様子を窓際の河田ゆかりがじっと見ていた。「守君のおじいちゃん死んだんだって」ゆかりは鉄棒にぶら
    ピロリ さん作 [712]
  • 神童-1-

    「秘書の坂本さんが自殺されてどう思いますか!?」「裏帳簿があったのは本当ですか!?」 黒塗りの高級車に記者が群がった。 後部座席に大物議員の児玉がむすっとした顔をして座っている。 「おい、早く出せ!」児玉の右腕の飯野が運転手に促した。車は記者を押し退けるようにゆっくり動き出した。「まったく…なぜ私がこんな思いをしなくてはならん」児玉は顔をさらにしかめた。 「今は御辛抱下さい。坂本が死んだ今裏帳簿
    ピロリ さん作 [762]
  • ネット恋愛な女

    「私が幸せなら子供も幸せなんだもん。だからG太君と別れる気無いから。だいたいいっつもお説教臭くてお姉ちゃんの事、正直苦手…」I花は口を尖んがらせてみせた。「あんた本当にむかつくね。私は当たり前の事言ってるのよ!G太君に会うために私に子供預けたり夜中出歩いたりもっと母親として自覚を持ちなさいよ!」H実は机を叩いた。 「なっ…何よ〜」H実の激しい怒りにI花はたじろいだ。 「だいたいG太君は既婚者でし
    ピロリ さん作 [741]
  • 正義な女

    D香はため息をついた。E代はそんなD香を見て「どしたの?」と尋ねた。 「会っちゃったのよ…」机にふさぎ込みながらD香は力無く答えた。「ん?誰に?」 キョトンとしながらE代はさらに問い掛けた。 「正義の女…」D香がポソっと呟くとE代の顔が引き攣った。 「ま…まさか…冗談でしょ?」「冗談ならいいんだけどね〜!あの時のままの姿でまた正義感を振りかざしてたわよ。」二人は沈黙した。 正義の女、F菜。 彼女
    ピロリ さん作 [701]
  • 欲しがる女

    「私、今度結婚するの」A子がB美に嬉しそうに伝えた。「おめでとう!で、お相手は?」 B美は笑顔で問い掛けた。 「B美も知ってる人よ」A子は微笑んでいる。 「私の知ってる人?もう、焦らさずに教えなさい!」 B美が問い詰めるとA子は微笑んだまま答えた。「同じ会社のC田さんよ。」B美の顔が凍り付いた。A子とB美は幼なじみだ。幼稚園から就職先まで全て同じで周りからは『まるで姉妹のようね』と言われた。 A
    ピロリ さん作 [676]
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