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葉っぱ さんの投稿された作品が18件見つかりました。

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  • 仮面学校

    俺と親父の言い合いを女生徒はクスクス笑いながら見ていた。癖なのだろうか?女生徒は笑う時かならず右手を口元に置く。その仕草がたまらずかわいかった。言い合いも疲れてきた所に女生徒が近づいてきた。「あのう、そろそろ学校案内したいんですけど……」どうやらこの娘は生徒会長らしく、転校生をクラスに案内してくれと先生に頼まれたらしい。しかし、この学校はホントに綺麗だ。遠目から見ればどこかの貴族のお城と勘違いす
    葉っぱ さん作 [487]
  • 仮面学校

    …誰かが、ずっと泣いている。なぜ、泣いてるのだろう。聞きたかったが聞くのは悪いと思うくらい泣いた……東京はうるさい……何車線もの道路。歌うように騒がしい横断歩道のメロディー。選挙の演説。今日から東京の学校に通うのだが最初からこんなんでさ先が思いやられる。「ゆうじ、あれが新しい学校だぞ。」車で移動すること数時間。窓の外の学校はここが日本ということを忘れるくらい華やかで豪華だった……正門の前に停まっ
    葉っぱ さん作 [576]
  • 仮面学校

    どうせ引き裂かれる運命なら……いっそ自分を引き裂かれたかった。信じてた。……いや信じてる。今だって信じてる。でも……薄々は気付いてる。信じてるのは認めたたくないからだ。そんな自分の言い訳が情けなくて涙顔の自分をさらにくしゃくしゃにした。自分しかいないのに…。それなのに……彼女のそれはまだ聞こえる。聞こえるはずはない。彼女はもう……いないのだから……泣いているのは俺だけだ。彼女は泣きもしなかった。
    葉っぱ さん作 [689]
  • 缶かん

    俺は完全に聞こえていた。聞き間違いなど完全にない自信がある。それでもつい聞いてしまった。自分が聞いた『それ』が聞き間違いだと信じて。「今……なんていった?」俺は願った。だが目前にいる美少女は俺の願いをまるで1+1=1のように当たり前に答えてきた。「だーかーらー。私があんたをモテるようになるまで付き合ってあげるってゆったの。」聞き間違いではないのは最初からわかってはいた。だがそれでもびっくりせざる
    葉っぱ さん作 [395]
  • 缶かん

    額からでた汗を拭う暇もなく、すぐさま空き缶の当たった女の子の元にいった。「すみません!大丈夫ですか?」「いたいわねーなにすんのよ」一瞬で顔が赤くなった。かわいい。まさに美少女。さらっさらな長い赤みのさした髪、すらっとした白い足、キリっとした大きい眼。とくに眼は見てるだけで吸い込まれそうだ……「こんな娘が彼女だったらな……」「はっ?アンタなにいってるの?……あれ?あんた……」いきなり美少女が俺の顔
    葉っぱ さん作 [628]
  • 缶かん

    もてたい!なんつーことは16歳くりにもなると必然的に思うことでこの時期の男女はそりゃあもうオシャレに気をつかう。いらっしゃいませー見渡す限り「おしゃれ」の一言につきる店に一人、あまりにも似合わなすぎる男が一人。「大丈夫だ、大丈夫なんだ、別に浮いてない、ただ俺は服を買いにきただけなんだ…」「いらっしゃいませー。なにかお探しですか?」「はい、あ、あの春の服を」「衣替えですねーどうゆう服とかを着てみた
    葉っぱ さん作 [590]
  • 仮面6

    親父が倒れた…自分の親が倒れるなんてアニメやドラマだけの話しかと思っていた。たしかにこの世界では日本だけでも、もう何人もこうゆう出来事があるかもしれない、だけどそれが自分の身に受けるとはまったく思わなかった……頭の中にはいろんな想像が駆け巡る。こんないろんな悪い想像をするのも、こうゆう場合アニメやドラマでは最悪なパターンが多いからだ。俺の学校からZ病院までは車でも30分かかる……だけどそれは渋滞
    葉っぱ さん作 [310]
  • 自由な恋

    両想い、片思い、遠距離恋愛、浮気、不倫、駆け落ち…数えたらキリのないくらい恋の形はいっぱいある。だがすべてに共通する点は、どれも当事者の自由ということ。そう…恋は“自由”。悪い話し浮気をしたいならすればいい、駆け落ちしたいのならそれこそもう本人達の自由だ。恋とは“自由”でなければならない。“自由”でないのなら、今あなたのしている恋は恋でわありません。さて…何故この俺、内藤 一志(ないとう かずし
    いっちー さん作 [444]
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