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純 さんの投稿された作品が40件見つかりました。
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嘘吐きanswer
もう無理だと何万回呟いてみたら何だか解放される気がしたんだ限界なんてたぶんまだ先なのにもう苦しいと言い聞かせる事で僕は誰より頑張っているんだときっと一番辛いんだと想うことができた誰にも言わない事で辛い事を平気で抱えているそんな風に勝手に自分を創ったんだただの独り遊びに強くなったつもりの僕は泣いていたなかに秘めていた僕の顔はずっと僕をあざ笑っていたのに
純 さん作 [316] -
うやむや
忘れてくのが嫌なんじゃないんだ忘れられないのが痛いんだ今の今までずっと欲しかったものは何だったんだろうあの君の体温雨に濡れた冷たい僕の体温段々強まってく温度段々なくなってく温度触れたいものが見あたらなくてなのに何かに触れていないと消えそうになるまだ此処にいたいって思ってるハズなのに自分からそれを手放してたのはどうしてなのかさえもう分からない君がいなくなってしまったその理由さえただ悲しくて苦しくて
純 さん作 [311] -
lion
だから行かないでってまともに言えたなら今も。まだここにいてほしいって素直に言えたなら今までだって。失ってから気付く大切さなんてそんなの全然恐くない。大切なものを見つけてしまった時の方が俺には幾分恐いんだ。大切なものは大切だと意識してしまった途端ガラス細工と化す。ほら、もう何もできない触れる事も、壊す事さえだけどいてほしいってそんなの誰が言えたんだろう。誰より愛してるとそれを誰が信じたんだろう。
純 さん作 [333] -
本能
人間てめんどくさいって全部形のせいにしてたちょっとした事で落ち込むし悲しみを知って辛くなるし傷付いたって傷付けられたってすぐには終われない弱い自分で悔しくなるしそんな事でいちいち揺さぶられる感情がもうめんどくさくて苦しくてそれが全部自分なんだってほんとはとっくに分かってる弱くったって苦しくてもがいてたって悲しみで溺れてしまいそうでも体の方がまだ強いから精神に何かがぶつかる度言うんだまだいけるまだ
純 さん作 [310] -
消えない嘘
君が隣で呼吸をしていてそんな静かな音が僕の右耳に聞こえてきて無意識に君の少し長い前髪に指を落として君がその瞬間にそっと瞳を開けて僕の視線に気付いたら小さく笑ってくれたらもうそれだけでいいんだ他に何を望む事なんてないんだそれだけでいいそれだけでいいんだなのにそんなの嘘ばっかり僕はいつも嘘ばかり欲張りで弱虫で君が僕を好きでいてくれる永遠の保証がない限り在りもしない約束を何とか繋ぎとめようとしている
純 さん作 [335] -
無いモノねだり
愚かでどうしようもない僕は欲しいものが見つからないと寂しくなって見つけても手に入れる事ができなければ腹立たしくなってだけどそれが自分のものになると悲しくなるいつまでも心は虚しいままでなのにどうしてまだこんなにも繰り返し探す事を止められないんだろうその時は綺麗なものなのに僕が触れると価値がなくなるようで僕が触れちゃいけないようでだから君にだって触れない君を壊してしまいそうで僕も壊れてしまうだろうか
純 さん作 [318] -
言葉にできない
欲しい言葉が見つからないねどんな慰めを言ってもどんな励ましをしても君が望むような言葉は他人には望んでないこれじゃあいつまでも悲しいよね苦しいんだ誰かに言って欲しい言葉なのに誰にも望んでないまた迷って心押し殺した誰かを心から信じる事ができないだけど臆病者だと笑われるのが死ぬ程嫌いな君君に伝えたい言葉があるよ人は誰もが臆病な心を持ってる君の気持ちを知りながら知らないフリをしている僕君に信じてもらえな
純 さん作 [380] -
闇
どこまで堕とせば気が済むのか結構堕ちた筈なのに何だかまだ浮いているみたいで底無しの暗闇がヒュッと鳴いては僕らを支えてはくれないこうして堕ちてく事をどこかで笑って見てる奴がいるんだって思ったら不思議と怖くは無くなるんだいっそ何処まで堕ちてくのかこっちが笑ってしまう程誰も気付いていない暗闇に独り沈んでく方がよっぽど怖くてだから誰もが誰かを道連れにしたがる明日堕ちてく君のように
純 さん作 [312] -
置き去り
街灯のあるこの場所を選んでしまったのを後悔した夜だけでいい僅かな光なんていらない星さえ今は輝かないで君の為に君はほんとどうしようもない程弱虫でなのにどうしようもないくらいに強がりな事僕は知ってただから君の方を向けなかったんだ隠そうとする震える声にさよならを告げて先に歩いたのは僕の方強がりな君を守る為になのにどうして忘れてしまってたんだろう君が誰より寂しがり屋だって事僕はちゃんと知ってたのにずっと
純 さん作 [325] -
渇いた声
僕の言葉此処にいて欲しいってことどうしてあの時言えなくなっちゃったんだろうただ形にされた言葉でしか君を繋ぎとめる事はできない分かってたのにちっぽけな僕はただ高いだけのそれっぽっちのプライドに邪魔れたんだ行きたいなら行けばいい終わりにしたいなら終わらせればいい言えたのはそれだけで此処にいろって言った時にはもうただの独り言になってた君が必要だって君じゃなきゃ駄目なんだってどんなに想ったって真実でも偽
純 さん作 [325]