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AIPER さんの投稿された作品が16件見つかりました。
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僕らがいる日常。 四話
秋分の日だ。約束の時間が近づいている。 「遅いですよ!」 「相変わらず崇は時間にルーズだな。(秋彦)」 「時間に間に合や良いんだよ。」 「行きましょうよ、俊介君!」 「そうですね(笑)」チケットを買って中に入る。想像以上に大きな水族館だ。 「あ!見てください。大きな魚ですね。(涼川)」 「ほんとですね〜(俊介)」 「「地味な魚だなー。」」 「お前らには、感動する事が出来ないのかよ…」 「こっち
AIPER さん作 [921] -
僕らがいる日常。 三話 その2
「それじゃ崇は来ないって事で、俺たちで行こう。」 「待てよ!行くよ!行きますよ!」 「全く、勉強しろだのやっぱり遊ぶだの、曖昧な奴だな、崇は。」 「ぐっ…いつか殴る。」 「それじゃあ、水族館行きませんか?(涼川)」 「「俺もそれで(いつもの)」」 「別に良いんじゃねぇの?(崇)」 「良いですね。僕も行きたかったんですよ。」 「本当ですか!?良かった。じゃあ、鳩川シーワールドに行きましょうよ。
AIPER さん作 [913] -
僕らがいる日常。 三話 その1
……いつもの風景、いつものスケジュール、そしていつもの友達。それは余りに普通で、余りに在り来たり。育ち盛りの僕等の心はそんな事を考えるより、鳴ったお腹を満たすのに夢中なんだ…… 「…なあ?誰だよ、屋上上がって飯食うの決めたの?」 「僕ですけど。」 「俊介!何故だ!屋上に来れば、舞い上がった砂が弁当の中に入って来る事位想像出来なかったのか!?」 「良いじゃ無いですか、それ位(笑)」 「笑うな!俺ら
AIPER さん作 [819] -
僕らがいる日常。 二話 その3
「いらないって言ってるでしょ!!」 「あ、えと、僕何かいけない事しましたか?」 「………」 「…でもやっぱり絆創膏つけましょう。嫌ならお願いしてでもつけてもらいますよ。」 「…!」 (何良い雰囲気作ってるんだ、俊介は(崇)) (俺らを差し置いて彼女作ろうと思った、俊介をそんな子に育てた覚えは無いぞ(秋彦)) (そりゃ育てて無いからな(崇)) (俊介は優しいからねー(啓太)) (詳しく見たい(秋
AIPER さん作 [892] -
負け犬コーポレーション 二話 その2
そして、五分後…。「小高くん。君、新垣友里好きでしょ。」「えっ…。ナンデソンナコト…。」「昨日、何時間YouTube見てたの?しかも、新垣友里の動画ばっかり…。」「なんなんですかあんた!昨日俺の部屋ずっと覗いてたんですか?」「僕は別に君には興味ないよ。これはハッキングってやつだ。」「ハッキング!?」「そう。君の名前さえあればポンポンとパソコンぐらいはのっとれる。」「いやいや…。そんな甘くないです
とあるムチャブリ先輩 さん作 [835] -
負け犬コーポレーション 二話 その1
一週間後…俺はとある町の少し古ぼけたビルの前で1人立っていた。「あの人、あんな偉そうに言ってた割には、そんなたいした会社じゃなさそうだな。」ビルの周りを歩いていると、貼り紙があった。[N2 面接 この ビル 八階 ]八階に上がり、面接会場と書かれているドアを開けると、少し太った中年男が座っていた。「ん?ああ、ようこそ。セカンドから話は聞いてるよ。」「はあ…。」俺は席についた。先に口を開いたのは俺
とあるムチャブリ先輩 さん作 [902] -
僕らがいる日常。 二話 その2
それから一週間があっという間に過ぎた。今日は文化祭1日目。 「崇君、崇君。見てください!ダ―ツですよ!あ、こっちにはゲームが有りますよ!」 「そんなに焦るなよ。」…そして文化祭は、終わりへと進む。 「楽しかったですねー(笑)」 「そうだね。特に崇がお化け屋敷で声あげた時は、涙が止まらなかったよ。」 「めっちゃ笑ってたじゃねーか!(怒)」 「……皆さんちょっと。」 「何だよ啓太?」 「今、泣きなが
AIPER さん作 [885] -
僕らがいる日常 その2
……新学期を迎え、宿題が終わってないだの、タイムマシンが欲しいだの、夏休みのを惜しむ話題で盛り上がる生徒で教室は、埋め尽くされる。そう。僕らは本当の日常に帰って来たんだ…… キンコンカンコ―ン… キンコンカンコ―ン… 「今日は始業式だけで助かりましたね(笑)」 「本当だよ。崇が宿題やらなかったから、俺らまで宿題出来なくて。」 「…おい?待てよ。お前らが挫折したせいだったろ?」 「そんなの
AIPER さん作 [718] -
負け犬コーポレーション 一話 その4
「試したってのか!」「小高さん。ライオンとハイエナ、どっちが強いと思いますか?」「そりゃあ、ライオン…」「でもね、多分十匹のハイエナにはライオンは勝てない。僕らがやろうとしていることも同じ。No.2を集めてNo.1を倒す。」「倒すってどういうことだ?」「倒すんじゃなくて、超えるだな。No.1にできないことをNo.2が協力してやり遂げる」俺は覆面男の胸ぐらを離した。「興味があれば、一週間後、そのチ
とあるムチャブリ先輩 さん作 [778] -
負け犬コーポレーション 一話 その3
「N2?会社の名前ですか?」「まあ、略称ですね。No.2を略してN2。…会社の説明の前にあなたの経歴を確認しますと…コンクールに応募した作品が最終選考まで残ったが、落選してフリーターとなる。」「(ここまでスラッと言われるとむかつくな)」「単刀直入に言います。」「…何すか?」「この、負け犬が。」俺は気づいたら覆面男の胸ぐらをつかんでいた。「このふざけた覆面野郎!俺がどんだけ苦労して書いたと思ってん
とあるムチャブリ先輩 さん作 [743]
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